2022年5月30日月曜日

南紀熊野の地質にまつわる民話

 
紀伊民報』の記事です。橋杭岩地図)は弘法大師が立てたとする民話など:
 
橋杭岩は火山活動によって泥岩中に貫入した板状の流紋岩が、その後の浸食作用によって露出したものだそうです。流紋岩は、流動性の高い玄武岩質マグマから結晶分化作用によってさまざまな鉱物が脱落した後にできます。流紋岩質マグマは粘性が高く、爆発的噴火を起こしがちです。
 
流紋岩は粘性が高いにもかかわらず、流紋岩質の溶岩ドームが少ない理由は以下で: