ただの雲ですが、「トンデモ地震予知」界隈では前兆とされることがあるようです:
▼ 5月24日 神奈川県鎌倉市
- 青空に幕を下ろす雲のカーテン (写真2葉あり)
▼ 5月22日 北海道札幌市、余市町
- 札幌上空に雲の境界線 青空と雲で二分 (写真2葉あり)
何年も前のことですが、地震予知関係の掲示板で見かけた人は、このような雲の縁が直線状の場合、それを延長した方向に将来の震源があると熱心に主張していました。角度でプラス・マイナス数度の精度で震源の方向を特定できるとして例にあげたのは北海道の上空に現れた雲。その直線状の縁の方向を地図上にマップし延長したところ、その後に南米エクアドルで発生した地震の震央とぴたりと一致したとのこと。でも、使われていた世界地図はメルカトル図法で描かれたものでした。この図法の地図上で北海道から南米まで直線を引いても、正しい方向とはならないことをご存じなかったようです。
関連記事