2016年12月23日金曜日
大丈夫なのか、岡山県
熊本県は企業誘致のために「熊本地域では過去120年間、M7以上の地震は発生していない」地震の安全地帯と宣伝していて、今年4月の熊本地震(M7.3、最大震度7)に遭いましたが、同じような宣伝をしている岡山県は大丈夫なのでしょうか。
「(岡山県は)1923~2015年に震度4以上地震を観測した回数が16回で、都道府県別で全国3番目に少ない(最少は佐賀県の8回。最多は東京都の555回)」、「震度1以上を観測した地震は、平成23~27年の過去5年間で93回程度です。震度3は6回、震度4は2回で、ほとんどが震度2以下となっております」:
岡山大学の隈元准教授は「県内には活断層が目立たないが、活断層がないところでも熊本地震(M7.3)程度の地震は起きるということが分かってきた」と語っています。
主題とは離れますが、上記記事には昭和南海地震について岡山測候所の報告が記載されています ―― 「地震のおこる前大体南東方向に大砲の音のごとき地鳴りを聞き間もなく割合に緩やかな南北の水平動がおこり次第にその強度を増し約5分間に亘り激動す。地鳴りは約1分間程度にて終わる。」