6月23日、八ヶ岳南麓天文台の串田氏が予測している M7.8 ± 0.5 の地震の推定震央域内(地図)で M3.6、深さ約10km、最大震度1(いずれも速報値)が発生しました:
震央付近には濃尾断層帯や関ヶ原断層帯があります。前者は1891年(明治24年)に濃尾地震(M8.0、推定最大震度7)を起こした断層帯の一つです。濃尾地震は日本の内陸部で起こった最大の地震で、有感の範囲は、北は仙台から南は鹿児島まで。死者7273人、負傷者17175人、家屋全壊142177棟、山崩れ10224ヶ所など、大きな被害が出ました。
本日6/23 12:59 福井県嶺北の地震(速報M3.6、福井市などで震度1)。南西→←北東圧縮の横ずれ断層。1891濃尾地震M8.0の余震かも知れませんね。防災科研最新7日間の震央(https://t.co/35htT5Co6l) pic.twitter.com/c0P1PEZjYa— 横浜地球物理学研究所 (@Yokohama_Geo) 2016年6月23日
上の地図では、若狭湾に深発地震のマーク(青い丸)が1つついていますが、その後、深発地震がさらに2つ発生しています。愛知と岐阜の県境付近には2つの深発地震のマークがついていますが、その後、さらに3つの深発地震が発生しています。
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