「異なる八つの地震予測方法で同時に異常を観測」、「カムチャツカ半島南部から千島列島にかけての地域が震源地」。日本にも津波などの影響があるかも知れません:
「八つの地震予測方法」については具体的な記述がありませんが、ロシアは以前から、地震の前兆として現れる電離層の異常を探知する装置を国際宇宙ステーションに取り付けて観測を継続しており、成果を上げていると伝えられています。
日本は、フランスから同国の保有するDEMETERという人工衛星を使った地震発生と電離層の変化の共同研究を打診されたことがありますが、断っています。地震予知予算の一部をその共同研究に回されることを恐れた学者が反対したとも伝えられています。DEMETER衛星については以下を参照してください:
- DEMETER (人工衛星)
- Detection of Electro-Magnetic Emissions Transmitted from Earthquake Regions: DEMETER (日本語)
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