災害の前兆についての言い伝えを集めた『NEWSポストセブン』の記事です。地震については、「株虹は地震のしるし」、「雉、鶏が不時に鳴くと地震がある」、「井戸水が濁るときは地震あり」、「魚が水面に多く浮かび上がれば地震あり」が採り上げられています:
因みに、『天気予知ことわざ辞典』(大後美保著、東京堂出版、1986)には、地震から天気を予知する言い伝えが多数集められています。以下はその一部です:
- 8時、4時ころに地震があれば雨
- 晴天の地震は雨(奄美地方)
- 朝の地震は雨(長野県)
- 地震の後には風が吹き雨が降る(中村左右衛門太郎博士が東京で調べたところによると、地震後24-48時間に雨、風のみられることが常より多い傾向にあることを認めている。)
- 地震あれば天気はよいが山に霞がかかる(長野県大町市)
- 午前10時ごろに地震があれば晴(長野県飯山市、福島県福島市など)
- 地震があれば多くの場合風が吹く(長野県北佐久郡、上伊那郡など)