青森県のほぼ中央にある八甲田山周辺で、10月7日06時ごろから地震が急増しています。7日には110回を数えました。震源は、大岳(おおだけ)山頂の西約4km、深さ約1km付近:
- 火山名 八甲田山 火山の状況に関する解説情報 第1号 令和元年10月7日15時00分
- 火山名 八甲田山 火山の状況に関する解説情報 第2号 令和元年10月8日09時45分
- 八甲田山の火山活動解説資料 (令和元年10月7日15時00分) (PDF形式)
気象庁の資料には、「最近6000年間に北八甲田火山群で少なくとも8回の噴火活動があり、水蒸気噴火やブルカノ式噴火が発生した。8回の活動のうち、4回が大岳山頂部、1回がおそらく大岳からの噴火、最新の3回は大岳南西麓の地獄沼での噴火である」との記述があります。また、1997年と2010年には、炭酸ガスや硫化水素ガスによって複数の自衛隊員や女子中学生が死亡しています。
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