2012年7月31日火曜日

水温上昇で3河川が釣り禁止に ― イエローストーン


米国北西部にあるイエローストーン国立公園(地図)で、公園内を流れる3つの川の水温が上昇しマスの棲息に適さなくなったため、8月1日から釣りが禁止されることになりました。釣りが禁止されるのは、ギボンズ滝より下流のギボンズ川、ケプラー滝より下流のファイアーホール川、とマディソン川です。気温の高い日が続いていること、間欠泉などからの熱水の流入、河川水量の減少などが複合的に影響して水温が上昇しているとみられています。公園当局は、今後も気温の高い状態が続くとの予報が出ているため、釣りが禁止される川が増える可能性があるとしています:

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2012年7月25日水曜日

頭上で核爆発


こんな実験をしていたとは。時は1957年7月19日、所は米国・ネバダ州の核実験場。5人の男性の頭上で空対空核ミサイルが炸裂します。以下の動画では、59秒目に核爆発の閃光、1分12秒目に爆風と轟音が5人を襲います:

核爆発の規模は2キロトン。爆発の高度は、上記YouTube動画の記述では1万フィート(3048m)となっていますが、他の資料によれば1万8500フィート(約5600m)です。上記動画では、閃光から爆音まで約13秒間です。途中の映像がカットされていないとすれば、音速を毎秒340mとして約4500mのところで爆発がおきたことになります。

5人の男性は自ら志願して爆心地(グラウンド・ゼロ)に立ったのだそうです。5人のうち、4人は佐官級(大佐・中佐・少佐)の将校です。5人の前には〝Ground Zero. Population 5〟(爆心地、人口5人)と手書きされた看板が立てられています。アメリカ人的なユーモアでしょう。

それにしても、中継しているアナウンサーの楽しげな調子は何なのでしょうか。私の聞き間違いでなければ、中継の最後は〝just beautiful!〟という言葉で締めくくられています(核爆発で生じた閃光や火の玉のことを言っていると思われます)。

以下の記事には、5人のその後を含むさらに詳しい情報が書かれています:

上記記事には、5人のその後を調査した結果が書かれています。偉い人ほど長生きしているようです:
  • Sidney C. Bruce 大佐 ― 2005年に86歳で死亡
  • Frank P. Ball 中佐 ―  2003年に83歳で死亡
  • John Hughes 少佐 ― 1990年に71歳で死亡(不確実)
  • Norman Bodinger 少佐 ― 不明
  • Don Lutrel 伍長 ― 1987年に63歳で死亡(不確実)

動画には映っていませんが、この5人の様子を撮影したのは、カメラマンの George Yoshitake 氏です。同氏は志願ではなく、上官の命令で撮影にあたったようです。同氏は、2010年に〝ニューヨーク・タイムズ〟紙のインタビューに答えて、核実験の撮影にあたった同僚カメラマンのかなりの数がガンで死亡した、核実験が彼らの死に関係していることは間違いない、と語っています。同氏は現在84歳になっているとのことです。

リュウゼツランの開花相次ぐ ― 岡山、愛知、青森、千葉


数十年に一度といわれるリュウゼツランの開花が各地で相次いでいます:

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2012年7月24日火曜日

聖地への巡礼で地震予知 (その2)


7月24日付「聖地への巡礼で地震予知 (その1)」からの続きです。

人間も、地震の前に影響を受けることがある。そのような事例は、1988年12月におきたアルメニアのスピタク地震[地図、USGSによるとM6.8、死者2万5千人]で初めて報告された。出産数と外来患者が急増したのである。1993年のインドのラトゥール地震[地図、USGSによるとM6.2、死者9748人]では、ラトゥール市民病院の医療記録が、地震前日の出産数と外来患者数が通常の6倍から7倍になったことを示している。ポートブレアとムザファラバードの病院のデータも同様の傾向を示している。 
上に述べたような事例は、聖地巡礼がおこなわれるアマルナート・ヤトラの期間に人間や動物の行動を用いて地震を予知するために活用できる。 
今年のアマルナート・ヤトラの巡礼や他の聖地巡りでは、敬虔な信者たちがグワーハーティー郊外のアンブバチ・メラに加えて、ギャンゴットリ、ジャムノットリ、ケダルナート、バドリナート、バイシュノ・デビの険しい山岳地帯を通り抜ける。それらすべての地域はゾーン〝IVに分類される地震多発地帯で、ほとんどがゾーン〝V〟に隣接しており、マグニチュード6かそれ以上の地震がおきる可能性がある。 
カングラ、アンダマン諸島、タイでの事例を勘案するならば、巡礼で使われるたくさんの馬を地震の前兆センサーとして使うのが得策だ。もし、すべての馬が巡礼を乗せるのをいやがったり、ふだんとは違うそぶりを見せたなら、それは地震の前兆であるかも知れない。 
同様に、何人かの巡礼者がとつぜん体調を崩し、胸の痛み、頭痛、吐き気を訴えたり、急に興奮したり怒り出したりしたならば、それは地震の前兆である。人間に見られる異常な前兆は、通常、地震発生の数時間前におおよそ4人に1人の割合で現れる。さらに、だれもが持つようになった携帯電話も、巡礼者たちが地震の前触れを察知するのに効果的である。地震の前には、携帯電話は通じにくくなり始めたり、まったく通じなくなったりする。この様な現象は、中規模地震や大規模地震の100分から150分前に発生する 
上に述べたことは、2001年のブージ地震[地図、USGSによるとM7.6、死者2万23人]、2004年のスマトラ沖地震[USGSによるとM9.1、死者22万7,898人]、2005年のカシミール地震[地図USGSによるとM7.6、死者8万6000人]の前に見られた。また、中国、日本、イラン、ニュージーランドでも報告がある。 
馬やその他の動物(は虫類、鳥類、ヤスデ、ムカデ)、そして巡礼者のかなりの割合に異常が現れ、時を同じくしてすべての携帯電話が通じにくくなり最終的にはまったく通じなくなったとしたら、短時間のうちに地震がおきる可能性がある。現場の責任者は、関連当局に連絡するのがよいだろう。 
この記事は、地震について注意を喚起するのが目的であり、巡礼者の心を不安にさせることを意図したものではありません。巡礼者の安全に資するため、中央政府や州政府ができる限りの予防措置を講じていることを巡礼者はご理解ください。

(完)


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聖地への巡礼で地震予知 (その1)


ヒマラヤ山中にヒンズー教の聖地・アマルナート洞窟(地図)があります。6月から8月にかけての「アマルナート・ヤトラ」の期間には、多数の信者が徒歩や馬で険しい山道や氷河を越えてこの聖地への巡礼をおこないます。巡礼者の数は、昨年は65万人を上まわったとのことです。

この洞窟がある地域は地震多発地帯であり、近々、大きな地震が発生すると専門家が予測しています。巡礼期間中に大きな地震が発生した場合、険しい山間の狭い通路に密集する巡礼者に大きな被害が出る懸念があります。

インド西岸のムンバイに近い都市プネ(地図)を拠点に活動する地震学者のArun Bapat氏が、この聖地への巡礼に現れる宏観異常を使って地震を予知しようという記事を書いています:

以下は、記事のテキトー訳です:
ジャンムー・カシミール州にある聖地・アマルナート洞窟を目指す巡礼者と彼らが乗る馬は、これから起こる地震のセンサーとして使えるかも知れない。 
地質学者たちは、近い将来にヒマラヤ地域で大地震が起きると予測しているが、それを予知できるだろうか。私たちが過去の事例に学び、動物と人間の異常な振るまいを非常に信頼できる前兆として用いるならば、たぶん答えは〝イエス〟である。 
今日までのところ、動物の異常な行動にもとづいて地震の予知に成功した事例は、中国で1975年2月におきた海城地震[地図、USGSによればM7.0、死者2000人]だけである。しかし、実際の予知には結びつかなかったものの、いくつもの前兆が観察されてきている。動物や人間の異常な行動は、地震の前兆としては研究者たちに未だに認められていない。 
2004年12月26日に発生したスマトラ島沖の大地震と大津波では、23カ国で25万人に迫る死者が出た。ゾウに乗ることはタイの観光客に最も人気のあるアトラクションであるが、地震発生の数時間前、ゾウがゾウ使いの指示に従わず、背中に乗せた観光客を振り落とすようになり、人々を困惑させた。その数時間後に地震が襲ってきた。アンダマン諸島では、地震の前にヘビ、ヒキガエル、カメ、カニなどが落ち着きをなくし、魚が海岸で飛び跳ねた。 
1905年4月4日に発生した有名なカングラ地震[地図、USGSによるとM7.5、死者1万9000人]では、前夜におおよそ200km離れたラホール動物園で動物が吠えるなど、異常な騒ぎ方をした。動物園の当時の最高責任者だったイギリス人は、すべての動物が水や食べ物を口にしなくなったと業務日誌に書き残している。その夜、彼は一睡もせずにその異常について考えを巡らしていたが、明け方の4時ごろに地震が襲ってきた。 
時間的に1世紀離れた1905年のカングラと2004年のタイの事例を考えると、破壊的な地震の前に見られる動物の異常な振るまいについてのこの様な情報や、いくつかの文書として残された報告を地震予知に活用すべきではないだろうか。

続く

2012年7月23日月曜日

火山活動が活発化 ― 立山・地獄谷(富山県)


富山県東部の立山・地獄谷(地図)の火山活動が活発化しています。「噴気口から出た泥が歩道にまで及んでいることや噴気口の位置が変わったこと、地獄谷の隣接地に自生するハイマツなどの植物がガスの影響で赤く変色したことなど、昨年にはなかった現象が報告された」とのことです:

地獄谷の東約20kmには糸魚川-静岡構造線フォッサマグナの西縁)が南北に走っています。

地獄谷の火山ガス濃度が上昇していることは、今年2月にも報道がありました:

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エイの大群が川を遡上 ― 千葉県いすみ市


アカエイとみられるエイの大群が千葉県いすみ市(地図)の夷隅川を遡上しています。最初に見つかったのは7月17日で、河口から約3km付近。

この現象については、「珍しい」とする見方と「珍しいことではない」とする見方があります。「エイが夷隅川を遡上する行動は、それほど珍しいことではないです」(いすみ市農林水産課)、「大量ということと、時期的に少し早いことがあって、珍しがられているのではないでしょうか」「例年であれば8月上旬あたりから見られる光景で、これまで、7月にはなかった」(夷隅川漁協)、「春から夏にかけてたまに河口に現れることはあるが、これだけ多くのエイが一斉に川をさかのぼる姿は珍しい。理由はわからない」(鴨川シーワールド)、「あれだけ多くのエイが川に現れることは珍しいといえます」(東海大学海洋生物学科):

エイが川をさかのぼる現象は過去にも報道されたことがあります:

今回のエイの大量遡上がおきた千葉県いすみ市では、6月に大量のイワシが打ち上げられる現象が起きています:

いすみ市を囲む地震のリング (クリックで拡大)
この震央分布図の作成には気象庁地震カタログと以下のツールを使用しました
TSEIS web version 0.1 DATABASE JMA


上の地図は、東北地方太平洋沖地震が起きた2011年3月11日から2012年7月21日までに、深さ30kmより浅いところで起きた地震の震央をプロットしたものです。いすみ市を中心にして震源がリング状(ドーナツ状)に分布し、その中心部では地震が起きていません(黒い矢印)。この「空白域」は将来の地震の予兆なのでしょうか。それとも、この地域で定期的に起きているスロースリップの結果、ストレスが溜まっていないだけなのでしょうか。このリングは、東北地方太平洋沖地震以前の地震も加えるとさらにはっきり浮かび上がります。

上の地図を見ると、同じような空白域が千葉県山武市(地図)付近を中心とした地域や、茨城県鹿嶋市(地図)付近を中心とした地域にも見られるように思います。


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2012年7月22日日曜日

小惑星が地球接近 (続報)


7月21日付「小惑星が地球接近」の続報です。

小惑星〝2002 AM31〟(153958)の地球接近が、下記のサイトで、カナリア諸島にある観測施設から実況中継されます。地球接近までのカウントダウンが画面右上に表示されています。明日の朝、「梅ちゃん先生」の放送が終わったらこのサイトにアクセスしてみましょう:

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2012年7月21日土曜日

小惑星が地球接近


日本時間7月23日午前8時39分、小惑星〝2002 AM31〟(153958)が地球に最接近します。この小惑星の直径は、7月12日におこなわれたレーダー観測では約340mですが、NASAの最新の推計ではこの2倍の792mとなっており、「シティ・ブロック・サイズ」(都市の街区の大きさ)と言われています。最接近時の地球からの距離は約526万kmで、地球から月までの距離の約14倍に相当します:

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2012年7月20日金曜日

ヘビが原因の停電 ― 群馬県前橋市


7月19日、群馬県前橋市後閑町(地図)の高圧線に、体長約1mのヘビが接触したために停電が発生しました。高圧線は10mを超える高さにあり、東京電力の担当者は「ヘビが自力で登ったとは考えにくく、カラスにくわえられて落ちたのではないか」と語っていますが、これまでにも同じような高さにヘビが登って停電になったケースがあります:

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