2019年7月31日水曜日

小惑星 2019 OK が月と地球に接近 (続報)


7月25日付「小惑星 2019 OK が月と地球に接近」の続報です。

テレビ朝日系列のニュースで小惑星 2019 OK の接近が取り上げられました:

このブログの前回の記事では「この小惑星が最初に観測されたのは6月28日です」と書きましたが、この報道では「2019 OK の発見は接近(7月25日)の数日前」となっています。これは、発見されたことを契機に過去に遡って観測記録(写真)を精査した結果、6月28日のデータに 2019 OK が記録されていた、ということです(当時は見落としていた)。


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イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-59)


米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、7月30日07時21分(日本時間30日22時21分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年30回目の噴出です(昨年の噴出記録はこちらを参照してください):

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月4日 10
2 1月16日 12
3 1月25日 9
4 2月1日 7
5 2月8日 7
6 2月16日 8
7 2月25日 9
8 3月4日 7
9 3月11日 7
10 3月17日 6
11 3月25日 8
12 4月8日 14
13 4月25日 17
14 5月3日 8
15 5月8日 5
16 5月13日 5
17 5月20日 7
18 5月27日 7
19 6月1日 5
20 6月7日 6
21 6月12日 5
22 6月15日 3
23 6月19日 4
24 6月23日 4
25 6月28日 5
26 7月4日 6
27 7月10日 6
28 7月18日 8
29 7月24日 6
30 7月30日 6


以下は最寄りの地震計と熱水が流れ込む川の流量の記録です。今回の噴出は07時28分ごろに一度弱まり、同37分ごろから再開するという変則的なものでした。全体的に勢いは弱かったようです:

昨年(2018年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は32回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした。現在の噴出ペースが続けば、今年8月中にはこの記録を上まわることになりそうです:

スティームボート間欠泉の年間噴出回数
(過去50年間)


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2019年7月30日火曜日

断層魚


断層(?)によってすっぱりと切断された中生代ジュラ紀の魚:

 「断層」は魚の部分にしか見当たりません。包丁でぶつ切りにして捨てたかのようです。不思議です。

イルカが座礁 ― 北海道様似町


7月28日朝、北海道様似町平宇(地図)の砂浜にスジイルカが乗り上げているのが見つかりました。体長 2.29m。「沖へ逃がそうとしたが,何度も浜辺へ戻ってきてしまい,12時頃死亡した」:

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2019年7月29日月曜日

クマの出没多数 ― 秋田県


7月26日から27日にかけて、秋田県内の各地にクマが出没しました:

記事をまとめると以下のとおりです:
  • 26日 能代市二ツ井町小繋の国道7号でクマを目撃
  • 27日 大館市十二所のスイカ畑でクマによる食害
  • 27日 秋田市金足浦山の秋田自動車道でクマと自動車が衝突
  • 27日 秋田市新藤田の市道でクマを目撃
  • 27日 由利本荘市鳥海町小川の農道脇でクマを駆除

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燃え続ける北極圏と夕空の異常


シベリアの大規模森林火災が収まりません。すでに200万ヘクタールが灰燼に帰し、北極圏では1万年に1度の最悪の森林火災と言われています。火災から立ち昇るエアロゾルのためか、ヨーロッパやアメリカで夕空の色彩や高層の雲の異常が報告されています:

専門家は次のように語っています ―― (夕空の)燃えるような色や雲の形状は間違いなく成層圏に由来するようだ。しかし、森林火災で生じた煤煙がそのような大気の上層部にまで到達することを示すデータを私は承知していない。


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焼岳で空振をともなう低周波地震3回 (続報-2)


7月28日20時15分、焼岳(地図)で空振を伴う低周波地震が発生しました。「低周波地震および空振の振幅は、27日に観測した低周波地震より大きいものでした」:

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2019年7月28日日曜日

焼岳で空振をともなう低周波地震3回 (続報)


その後は、低周波地震や空振は観測されていないようです。「地震活動は低周波地震の発生前と同様、低調な状況で経過しています。(中略)従来から噴気のみられていた場所の噴気の高まりは認められません。地殻変動等、その他のデータに特段の変化は認められません」:

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焼岳で空振をともなう低周波地震3回


7月27日午後、観光客で賑わう上高地の上流にそびえる焼岳(地図)で、空振を伴う低周波地震が3回、火山性地震が7回観測されました。噴気等の状況は視界不良のため不明とのことです:

焼岳は岐阜と長野の県境にありますが、空振を伴う低周波地震は台風6号が岐阜県付近をゆっくりと通過中に発生しました。

下の関連記事にもありますが、焼岳では2017年8月10日にも空振を伴う低周波地震が発生しています。この時は、火口から噴気が立ち昇るのが観測されています。


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2019年7月25日木曜日

小惑星 2019 OK が月と地球に接近


さきほど、かなり大きい小惑星〝2019 OK〟が月と地球のそばを通過していきました。

この小惑星はアポロ群に分類され、直径は 57~130m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が最初に観測されたのは6月28日です。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2019 OK57~130  (月)7月25日 09:47
(地球)7月25日 10:22
0.88
0.19
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星の接近時の地球との相対速度は非常に速く、秒速24.5km(時速約8万8000km)と計算されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-58)


米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、7月24日01時57分(日本時間24日16時57分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年29回目の噴出です(昨年の噴出記録はこちらを参照してください):

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月4日 10
2 1月16日 12
3 1月25日 9
4 2月1日 7
5 2月8日 7
6 2月16日 8
7 2月25日 9
8 3月4日 7
9 3月11日 7
10 3月17日 6
11 3月25日 8
12 4月8日 14
13 4月25日 17
14 5月3日 8
15 5月8日 5
16 5月13日 5
17 5月20日 7
18 5月27日 7
19 6月1日 5
20 6月7日 6
21 6月12日 5
22 6月15日 3
23 6月19日 4
24 6月23日 4
25 6月28日 5
26 7月4日 6
27 7月10日 6
28 7月18日 8
29 7月24日 6


以下は最寄りの地震計と、噴出した熱水が流れ込む川の流量の記録です:

昨年(2018年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は32回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした。現在の噴出ペースが続けば、今年8月中にはこの記録を上まわることになりそうです:

スティームボート間欠泉の年間噴出回数
(過去50年間)


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2019年7月22日月曜日

小惑星 2019 OD が地球と月に接近へ


7月24日夜、小惑星〝2019 OD〟が地球と月に接近します。

この小惑星はアポロ群に分類され、直径はかなり大きく、52~120m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が最初に観測されたのは7月5日です。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2019 OD52~120 (地球)7月24日 22:31
 (月)7月24日 22:44
0.93
1.27
(1LD=地球から月までの平均距離) 

地球と月への接近時刻にはそれぞれ ±4分、±5分 の誤差が見込まれています。

この小惑星の接近時の地球との相対速度は秒速19.2km(時速約6万9000km)と予報されています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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2019年7月21日日曜日

サッカーで超常現象 !?


ブラジルで7月14日に行われたサッカーの試合で不可思議な現象が発生しました。空中にある見えない物体に衝突したかのように、ボールの軌道が突然変化しました:

日本のプロ野球でも類似の現象が発生したことがあります:

赤トンボの大群 ― 千葉県習志野市


千葉県習志野市秋津(地図)の公園で、季節外れのアキアカネ(赤トンボの一種)の大群が見つかりました。「この時期にこれほどの群れを見たのは初めて」(発見者)、「今年は平地でも涼しい日が続いているため、山へ行かずに残っているのでは」(多摩動物公園動物相談員):

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天宮2号が大気圏突入


7月19日22時06分(日本時間)、中国の宇宙ステーション(宇宙実験室)「天宮2号」が大気圏に突入し、残骸がニュージーランドとチリの間の南太平洋に落下しました。先行した「天宮1号」は昨年、制御不能の状態で落下しましたが、今回は7月18日に地上からの指令によって高度 380km の軌道を離脱し徐々に高度を下げて予定通りの海域に落下しました:

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2019年7月20日土曜日

ウェーゲナーの先行者たち


ウェーゲナーが大陸移動説を発表した1912年(大正元年)から遡ること少なくとも300年、地図制作者のアブラハム・オルテリウスは、大西洋の東西両岸の形状の類似から、大西洋は大陸が地震や洪水によって引き裂かれた結果できたと考えていました:

「地震島」浮上 ― パキスタン (続報)


2013年9月29日付<「地震島」浮上 ― パキスタン>の続報です。

2013年9月にパキスタン西部で発生した M7.7 の地震によってアラビア海に誕生した島が、海面下に没したことが衛星からの観測によって今年4月に確認されたとのことです:

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余震域が別の断層に接近 ― カリフォルニア州


現地時間7月4日に M6.4、同5日に M7.1 の大地震が起きた米国・カリフォルニア州では、現在も余震が続いています。余震域は徐々に広がり、北西方向では Owens Valley 断層、南東方向では Garlock 断層に近づいています。前者の断層は 1872年に M7.8 ないし M7.9 の地震を起こしたとされています。また、後者は M8 以上の地震を引き起こしうると考えられているため、さらなる大地震が起きるのでは、との懸念が広がっています:

日本海側各地でリュウグウノツカイやサケガシラ


これまでこのブログに記載しそびれていた事例をまとめて・・・

▼ 5月20日 長崎県北松小値賀町班島郷(地図)の班漁港内、全長約 2m

▼ 5月23日 長崎県西海市西彼町白崎郷(地図)の浅瀬にサケガシラ、全長 0.78m; 5月27日 長崎県平戸市生月町舘浦(地図)の定置網にリュウグウノツカイ、全長 2.04m

▼ 7月4日 島根県松江市島根町(地図)沖の定置網

▼ 7月5日 福井県おおい町大島(地図)沖合の定置網、全長 1.7m

▼ 7月15日 島根県浜田市松原町(地図)の松原湾、全長約3m

▼ 7月18日 富山県入善町(地図)沖の定置網にリュウグウノツカイ、全長 2.63m

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2019年7月19日金曜日

ヘビが原因の停電 ― 佐賀県佐賀市


7月17日午前、JR長崎線で停電が発生し、列車の運休や遅れがでました。佐賀市内の鍋島駅(地図)と久保田駅(地図)の間の架線に体長約 80cm のヘビの死骸が引っかかっているのが見つかっています。電柱をつたって登ったヘビが架線に接触してショートしたのが原因とみられています:

隣接する福岡県や熊本県では、ナメクジやヘビが原因の停電が発生しています。下の関連記事をご覧ください。


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イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-57)


米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、7月18日06時12分(日本時間18日21時12分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年28回目の噴出です(昨年の噴出記録はこちらを参照してください):

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月4日 10
2 1月16日 12
3 1月25日 9
4 2月1日 7
5 2月8日 7
6 2月16日 8
7 2月25日 9
8 3月4日 7
9 3月11日 7
10 3月17日 6
11 3月25日 8
12 4月8日 14
13 4月25日 17
14 5月3日 8
15 5月8日 5
16 5月13日 5
17 5月20日 7
18 5月27日 7
19 6月1日 5
20 6月7日 6
21 6月12日 5
22 6月15日 3
23 6月19日 4
24 6月23日 4
25 6月28日 5
26 7月4日 6
27 7月10日 6
28 7月18日 8


以下は最寄りの地震計の記録です。今回の噴出は、振幅を見る限りでは前回と同じくさほど激しいものではなかったものの、長く続いたようです:

昨年(2018年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は32回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした:

スティームボート間欠泉の年間噴出回数
(過去50年間)


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近畿圏中心領域大型地震 (続報-211)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 7月18日15:00付けで更新情報を出しています:
前回の更新情報では、早い場合は 7月21日±  に発震の可能性があるとしたが、前兆(CH21やCH07)が終息せずに継続。

CH20(八ヶ岳)は6月25日以降静穏基線を描いていたが、7月10日から17日にかけて顕著な特異が出現。特異の中心は7月14.0日。これを直前特異とみなし、極大を3月1.5日として経験則[極大~地震発生]:[直前特異~地震発生]= 6:1 を適用すると 8月9日± を得る。他の関係からは 8月7日± も計算される。

7月14.0日の直前特異を12月12日の極大に対応させると 8月26日±。その他、8月31日± 示す関係もある。

CH21(八ヶ岳)と CH07(八ヶ岳)の極大を見極めるのは困難だが、8月9日± に地震発生の場合は終息時期は7月下旬になると計算される。観測を続けて続報する。

推定時期最早 8月9日±2日
7月30日以降も前兆が継続する場合は再考・修正。
推定時刻 午前9時30分±1時間30分 または 午後4時±3時間
推定震央領域 続報 No.271」所載の地図参照
太線内は基本推定領域、点線内は最大誤差を含む大枠推定領域、斜線部分は火山近傍前兆が出現していることを考慮した推定領域。
推定規模 M7.8 ± 0.5
推定地震種 震源の浅い陸域地殻内地震(火山近傍の可能性が高い)


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2019年7月12日金曜日

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-56)


米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、7月10日19時09分(日本時間11日10時09分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年27回目の噴出です(昨年の噴出記録はこちらを参照してください):

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月4日 10
2 1月16日 12
3 1月25日 9
4 2月1日 7
5 2月8日 7
6 2月16日 8
7 2月25日 9
8 3月4日 7
9 3月11日 7
10 3月17日 6
11 3月25日 8
12 4月8日 14
13 4月25日 17
14 5月3日 8
15 5月8日 5
16 5月13日 5
17 5月20日 7
18 5月27日 7
19 6月1日 5
20 6月7日 6
21 6月12日 5
22 6月15日 3
23 6月19日 4
24 6月23日 4
25 6月28日 5
26 7月4日 6
27 7月10日 6


以下は最寄りの地震計の記録です。今回の噴出は、前回と同じくさほど激しいものではなかったものの、長く続いたようです:

昨年(2018年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は32回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした:

スティームボート間欠泉の年間噴出回数
(過去50年間)


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2019年7月10日水曜日

小惑星 2019 NN3 が月と地球に接近へ


小惑星〝2019 NN3〟が 7月10日から11日にかけて月と地球に接近します。

この小惑星はアモール群に分類され、直径は 34~76m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。この小惑星が最初に観測されたのは5月31日です。

小惑星 推定直径
(m)
接近日時
(日本時間)
接近距離
(LD)
2019 NN334~76  (月)7月10日 17:13
(地球)7月11日 01:29
0.86
0.83
(1LD=地球から月までの平均距離) 

この小惑星の接近時の地球との相対速度は秒速8.8km(時速約3万2000km)と予報されています。

 月への接近時刻には ±2分の誤差が見込まれています。

このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。


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宏観異常情報の収集開始 ― 高知県 (続報-36)


高知県庁のウェブサイトに掲載されている宏観異常現象の報告受付件数の表が、7月4日付で更新されています。3月14日に2月分を記載したのを最後に更新が途絶えていたのですが、今回の更新で3月~6月分がまとめて記入されています(3月分はPDFファイル)。

3月、5月、6月は全ての項目が0件でしたが、4月には「その他」の項目に2件の情報が寄せられています。例によって日時や場所は記載されていません:
これまで枯れることのなかった自宅の泉が枯れた。
家の南北に面した襖が2~5秒ガタガタ鳴った。

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イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-55)


米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)が、7月4日01時17分(日本時間4日16時17分)ごろから熱水や水蒸気を噴出し始めました。今年26回目の噴出です(昨年の噴出記録はこちらを参照してください):

日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月4日 10
2 1月16日 12
3 1月25日 9
4 2月1日 7
5 2月8日 7
6 2月16日 8
7 2月25日 9
8 3月4日 7
9 3月11日 7
10 3月17日 6
11 3月25日 8
12 4月8日 14
13 4月25日 17
14 5月3日 8
15 5月8日 5
16 5月13日 5
17 5月20日 7
18 5月27日 7
19 6月1日 5
20 6月7日 6
21 6月12日 5
22 6月15日 3
23 6月19日 4
24 6月23日 4
25 6月28日 5
26 7月4日 6


以下は最寄りの地震計の記録です。今回の噴出はさほど激しいものではなかったものの、勢いを保って長く続いたようです:

昨年(2018年)のスティームボート間欠泉の年間噴出回数は32回で、正確な記録が残っている範囲ではこれまでで最多でした:

スティームボート間欠泉の年間噴出回数
(過去50年間)


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