2026年5月2日土曜日

地震先行電離圏変動現象検知検証衛星 応答せず


4月25日付「地震先行電離圏変動現象検知検証衛星 打ち上げへ (続報)」の続報です。衛星(PRELUDE)の打ち上げは成功しましたが、地上との通信ができていないようです。
 
産経新聞』の記事です。「電離圏の変動現象については、フランスの電磁観測衛星『DEMETER(デメーター)』が多くの成果を残している」、「デメーターの成果をふまえると、電離圏の変動現象はマグニチュード(M)4・8 以上の地震が起きる前に観測される可能性が高い。変動現象が継続する時間は最大 4時間程度で、地震の震央から半径 500キロ程度の範囲内で観測できるという」:

三陸沖 M7.7 の地震は予報されていた


4月20日16時53分に三陸沖で発生した地震(M7.7、深さ 19km、最大震度5強)について、八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が予報していたことが、同氏が 5月1日に公開した「続報 No.447」で明らかにされています。以下にその部分を引用します ——

E-mail/FAX 配信の観測情報、4/10 14時配信の №3654 で 4/8 極大の地震前兆変動から 4/20±4、三陸沖で海深 1700m 付近では M7.4±0.5 地震発生を予報し、実際は 4/20 三陸沖で M7.7 地震発生。ほぼパーフェクトな予報成功となりました。



予報(4月10日) 実際
時期 4月20日 ±4日 4月20日16時53分
場所 三陸沖 三陸沖
規模 M7.4 ±0.5 M7.7 (気象庁暫定値)


近畿圏中心領域大型地震 (続報-378)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  5月1日14時00分付けで「続報 No.447」(PDF形式)を出しています ——
 
 A5 変動継続から 5/5±3 発生の可能性否定
Stage-34 の変動を再検討 → 5/25±3 発生の可能性が示唆される 
  
 
現況/考察
  • 5月1日現在、秋田観測点のA5の特異変動が継続 → 5月初旬発生の可能性は否定される。

  • ステージ 34 の変動の変化を再検討:

    • 初現 3月18.5日、極大 4月10.8日 → 発生 5月24日±3日
    • 初現 3月28.2日、極大 4月17.5日 → 発生 5月25日±3日

  • CH34 観測装置と CH26 観測装置(ともに八ヶ岳)では明確な変動が消えており、両観測装置から静穏化を確認することは困難。

  • A5 観測装置(秋田観測点)の初現は不明だが明確な変動が継続しており、静穏化が確認できる可能性がある。仮に 5月25日±3日に地震発生の場合には、A5 観測装置の特異変動が 5月12日±2日に静穏化する可能性が算出される。この静穏化を観測/確認することが重要。

  • CH26 観測装置の特異変動は毎日 8時~8時30分に変化が見られる(「続報 No.447」所載の図4参照) → 発生時刻を示している可能性。午前の推定時間帯を 08時30分±2時間に修正(これまでは 09時 ±2時間)。          
 
       
推定日
5月25日 ±3日
今後の観測が必要
修正の可能性あり
推定時間帯 08時30分 ±2時間 または 18時 ±3時間
(BT変動出現終息時間帯から推定、参照 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらないことがある
推定震央領域

更新情報「続報 No.447」所載の図3参照
破線領域=大枠推定領域
太線領域=可能性が考えやすい推定領域
斜線領域=火山近傍で考えやすい領域
推定規模 M8.0 ± 0.3(M7.7~M8.0 の可能性考えやすい) 
または複合地震
複合地震の場合(例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等)は、M7以上の地震の断層長 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震
火山活動 噴火型変動が複数日観測された場合は、対応地震発生に伴って震央に近い火山で噴火の可能性あり(噴火型変動については解説資料(PDF形式)の24〜27ページを参照してください)


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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2026年5月1日金曜日

十勝岳で火山ガス放出増加


 
十勝岳(地図)では、火山ガスの放出量が増加していることが 4月28日と 30日に観測されました。1日あたり約 1000トン程度の火山ガス(二酸化硫黄)の放出量を観測したのは、2023年3月以来です。火山性微動は 4月20日に発生した後は観測されていません(グラフ):

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2026年4月30日木曜日

紅白のワイン


「これの最も面白いところは、何も説明しなくても、みんなそれが何のためのものか分かるということだ」

The most hilarious thing about this is you don't have to give it ANY context at all, and everyone still knows what it's for.🤣

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— Roger ZenAF 🖕🐸🖕 (@rogerzenaf.bsky.social) 2026年4月30日 6:21


MPAPA! "Make Pluto a planet again" 冥王星を再び惑星に


トランプ政権によって任命された NASA 長官のジャレッド・アイザックマン氏が 4月27日に下院で、28日には上院で「私は冥王星を再び惑星にするべきだという立場を強く支持しています」、「現在、この議論を科学界に再提起するために、我々が目指す立場について(NASAは)いくつかの論文を作成中です」と証言しました。
 
「国際天文学連合(IAU)は、惑星を新たに定められた 3つの基準に基づいて定義しました。それは、(1)太陽の周りを公転していること、(2)球形を保つのに十分な質量を持っていること、そして(3)軌道上の塵や小天体を排除していることです。国際天文学連合によると、冥王星は 3つ目の基準を満たしていない。なぜなら、冥王星は遠く離れたカイパーベルトに他の多くの準惑星と共に存在しているからだ。しかし、地球も木星も多くの小惑星と軌道を共有していると、冥王星を惑星と認める人々は指摘する。では、なぜ冥王星だけが標的にされたのだろうか?」: 

2006年に国際天文学連合によって準惑星(dwarf planet)に降格された冥王星は、アメリカ人が発見した唯一の「惑星」ですから、冥王星に対するアメリカ人の思い入れは非常に強いものがあります。北米最高峰のデナリ(山)の名称をマッキンリー山に戻し、メキシコ湾をアメリカ湾に改称したトランプ政権なら言い出しかねないと思っていましたが、やはりですね。月のクレーターにトランプ氏の名前をつけるという話もありましたが、最終的な承認権を持つ国際天文学連合が認めるはずもありません(原則として、個人名をつける際はその人物が既に故人となっていること、現役の政治家や紛争の当事者の名前は避ける、などの基準があります)。


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2026年4月29日水曜日

カモシカが銀行に侵入 — 新潟県柏崎市


4月27日正午過ぎ、新潟県柏崎市にある営業中の銀行(地図)にニホンカモシカが侵入しました。約 3時間後に捕獲され、山に戻されました。
 
「市内の山に近い場所で目撃情報がありましたが、市街地に出てくるのはめずらしい」(柏崎市)、「このあたりでカモシカを見たことがなかったので、びっくりしました」、「他の野生動物を見たのは聞いたことがあるが、カモシカは初めて」; 

小惑星 2026 HR5 が月と地球に接近・通過

 
小惑星〝2026 HR5〟が 4月28日に月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.023%(4300分の1)とされています。
 
2026 HR5 (2026年4月28日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月28日 07:59
 (地球)4月28日 20:46
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.01 LD
(地球)0.69 LD
推定直径
6 ~ 13 m
対地球相対速度
7.0 km/s ≅ 2万5000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2134年4月4日ごろ
公転周期795 日 ≅ 2.18 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年4月28日火曜日

マグマ溜まりに入れる火山 — アイスランド


マグマ溜まりに降りることができる地球上で唯一の火山を紹介している記事です:

アイスランドの首都・レイキャビク近郊にあるスリーフヌカギグル(Thríhnúkagígur、地図)は、鮮やかな色彩に彩られた空洞のマグマ溜まりを持つ火山で、エレベーターでマグマ溜まりの内部に降りることができます。マグマ溜まりの深さは約 210メートル、広さは 3120平方メートル。マグマ溜まりの内壁は、微生物によるものとされるブロンズ色や藍色をしています。
 
噴火の後、流出せずに残ったマグマはマグマ溜まりの中で固まるので、マグマ溜まりが空洞になっていることは通常はありません。スリーフヌカギグルのマグマ溜まりが空洞になっている理由はまだ完全には解明されていませんが、マグマが地殻に吸い込まれたのではないかと考えられています。ある専門家は「まるで誰かが栓を抜いて、マグマがすべて流れ出したかのようだ」と語っています。

「三つの峰の火口」を意味するスリーフヌカギグルは過去 5万年の間に 3回噴火したと考えられており、最後に噴火したのは約 4500年前。近い将来に噴火する可能性は低いとされています。
 
参考までに — 山口県萩市にある笠山(地図)は火口の底まで降りることができます:

ノルウェーの首都近郊で M3.9


4月26日16時25分(日本時間)ごろ、ノルウェーの首都オスロ近郊で M3 クラスの地震が発生しました。欧州-地中海地震学センター(Euro-Mediterranean Seismological Centre)の資料では、オスロから北東に 30km の地点が震央で、M3.9、深さ 10km(震央地図)、ノルウェーの NORSAR資料では、オスロの北東 40km が震央で、M3.6、深さ 10km(震央地図)とされています。
 
「(ノルウェー)南部でのマグニチュード 3超の地震は過去 25年間で 8回発生」、「今回より規模が大きかった直近の記録は 2004年で、約 20年ぶりの規模」、「人生で一度も地震の揺れを経験したことがない人も少なくない」: 

上の記事では「強烈な揺れ」、「パジャマ姿のまま庭に飛び出した」とあり、「硬い岩盤が振動を伝えやすくする」との専門家の解説を伝えているのですが、日本では、大きな揺れがあった時には軟弱な地盤が揺れを増幅したという専門家の解説を耳にすることが多いので、少し違和感を覚えます。


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小惑星 2026 HP5 が地球と月に接近・通過

 
小惑星〝2026 HP5〟が 4月26日に地球と月の近くを通過していたことが NASA/JPL による 4月27日付のデータベース更新で明らかになりました。
 
2026 HP5 (2026年4月27日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月26日 19:33
 (月)4月26日 23:45
接近日時 誤差
(地球)± 1 分
(月)± 1 分
接近距離 (地球)0.82 LD
(月)1.51 LD
推定直径
6 ~ 14 m
対地球相対速度
8.6 km/s ≅ 3万1000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2063年5月7日ごろ
公転周期527 日 ≅ 1.44 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年4月27日月曜日

十勝地方南部 M6.2 最大震度 5強


4月27日05時24分ごろ、十勝地方南部を震源として M6.2、震源の深さ 83km(いずれも暫定値)、最大震度 5強の地震が発生しました(震央地図)。気象庁は発震機構について「北北東―南南西方向に張力軸を持つ型」としています(CMT解を見る限りではやや正断層型):
 
「『北海道・三陸沖後発地震注意情報』で注意を呼びかけている対象地震ではない」、「典型的なプレート内部地震」、「日高山脈直下の沈み込んだ太平洋プレート内部で起きた地震で、プレートが折り曲げられる際に内部に力がたまって発生した」、「プレートが固着する一番深い場所に近い、プレート内部で起きた」、「プレート境界に何らかの影響を及ぼしていないとよいなと思っている」、「一見関係ないようにみえるが、東日本大震災などの事例から相互作用していることは確認されている。ただ今回どうかは現状では判断できない」:
 

Mw=6.1, HOKKAIDO, JAPAN REGION (Depth: 83 km), 2026/04/26 20:23:55 UTC - Full details here: http://geoscope.ipgp.fr/scripts/seismes/fiche.php?seis=us6000st1m

[image or embed]

— Earthquake information from Geoscope Observatory (@geoscope-ipgp.bsky.social) 2026年4月27日 6:07


小惑星 2026 HZ4 が月と地球に接近・通過

 
小惑星〝2026 HZ4〟が 4月24日に月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL による 4月26日付のデータベース更新で明らかになりました。
 
2026 HZ4 (2026年4月26日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月24日 17:23
 (地球)4月24日 21:13
接近日時 誤差
(月)± 2 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)0.780 LD
(地球)0.077 LD
推定直径
3 ~ 7 m
対地球相対速度
13.3 km/s ≅ 4万8000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近
公転周期1037 日 ≅ 2.84 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 
 
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2026年4月26日日曜日

伊予灘にクジラ — 愛媛県伊予市


4月25日、愛媛県伊予市の郡中港(地図)北方の伊予灘でクジラが目撃・撮影されました。体長約 10m。4月に入ってから宇和海ではクジラの目撃が相次いでいましたが、佐田岬を回り込んで北上してきたということでしょうか:
 

超巨大地震が切迫? 「スーパーサイクル」


朝日新聞』の記事です。北海道(千島海溝)と沖縄(琉球海溝)では、通常の巨大地震を上回る規模の「スーパーサイクル」(超長期的周期)による超巨大地震が切迫していることが、近年の地質調査や論文(論文論文論文)によって相次いで裏付けられているということです:



2026年4月25日土曜日

三陸沖 地震後もスロースリップが継続か


NHK』の報道です。
 
三陸沖では 4月20日の大地震(M7.7、最大震度 5強)の後も「微動」と呼ばれる小さな揺れが続いています。微動はスロースリップに伴って起きることが多いとされています。
 
微動活動は徐々に北へ移動し、1994年の三陸はるか沖地震以降、約 30年にわたってひずみが蓄積しているとみられる領域に近づいているとのこと。
 
また、微動活動は、2025年12月に M7.5 の地震が発生した青森県東方沖の震源域の東側でも断続的に続いていて、微動活動の範囲がさらに北東側へ広がった場合は、2003年の十勝沖地震の震源域に影響を及ぼす可能性がある、とのことです:
 
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ハッブル宇宙望遠鏡 近影


Vantor 社の衛星が 4月23日に 61.8km の距離から撮影したハッブル宇宙望遠鏡。解像度はピクセルあたり 4.0cm × 4.0cm。ハッブル宇宙望遠鏡は 1990年4月24日の打ち上げから 36年が経過しています:



ベーリング海峡封鎖


The New York Times』の記事です。ロシアとアラスカに挟まれた浅い海峡、ベーリング海峡(地図)に全長約 80km のダムを建設して、AMOC(大西洋子午面循環)と呼ばれる海洋循環系の崩壊を防ぐという論文をオランダの科学者 2人が提出したとのことです。
 
AMOC(Atlantic Meridional Overturning Circulation)は、メキシコ湾流などを含む、大西洋を南北に循環する巨大な海流システムで、赤道付近の暖かい表層水を北大西洋へ運び、冷えて沈み込んだ深層水が南へ戻る仕組みで、北半球、特にヨーロッパの温暖な気候を維持する上で重要な役割を果たしています。AMOC はここ数十年で弱体化しており、温暖化によって将来的に AMOC が停止、あるいは著しく減速し、複数の大陸の気候に深刻な影響を与える可能性があるという指摘が増えつつあります。
 
「この海峡は太平洋から北極海、そしてそこから大西洋へと大量の淡水が流れ込む重要な通路となっています。海峡を堰き止めると、3つの海洋間の淡水と塩水のバランスが崩れることになります」、「AMOC が強い場合、海峡を閉鎖すると、北極海から大西洋へ流れ込む淡水が減少すると彼らは結論付けました。それは北大西洋の塩分濃度を維持し、AMOC を安定させるのに役立つだろう。しかし、AMOC がすでに崩壊寸前であれば、海峡を閉鎖することは逆効果となり、AMOC をさらに不安定化させるだろう。つまり、タイミングが重要なのだ」:
 
一方、『Nature』には、AMOC は将来の温暖化に耐えられる可能性がある、という論文も載っています:

地震先行電離圏変動現象検知検証衛星 打ち上げへ (続報)


 
地震先行電離圏変動現象検知検証衛星 PRELUDE を搭載した Rocket Lab 社のロケット Electron が 4月23日(日本時間)にニュージーランドから打ち上げられ、衛星は軌道に投入されました:

軌道上の衛星が機能しているのかどうかについては、まだ情報がありません。


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2026年4月24日金曜日

コヨーテ、機関車に衝突する


ワーナー・ブラザース社のアニメーション「Wile E. Coyote and the Road Runner」に登場し、俊足のロード・ランナー(ショート動画)と「死闘」を繰り広げるコヨーテです:



[image or embed]

— Hillbilly Highlander (@hillhighlander.bsky.social) 2026年4月23日 1:53


断層の破壊は突然止まる


京都大学の発表です。地震の際、断層の破壊がどのように終わるのか、「エネルギーを失って徐々に止まる」説と「突然止まる」説があって結論が出ていなかったそうですが、「突然止まる」ことを示す観測結果が得られたとのことです。
 
「断層のずれの広がりはゆっくり止まるのではなく、急に止まることが分かりました」、「断層のずれが複数の区間に分かれた断層(セグメント)に沿って、『止まる→また動き出す』ということを繰り返しながら広がっていくことが分かりました」、「断層が急に止まることで生じる特別な波(停止波)が、強い揺れの原因の一つになっている可能性が示されました」:

2つの小惑星が月と地球に接近・通過

 
4月22日と 24日に、小惑星が月と地球の近くを通り過ぎていたことが、NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。
 
2026 HB3 (2026年4月23日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月22日 03:41
 (地球)4月22日 05:12
接近日時 誤差
(月)± 2 分
(地球)± 1 分
接近距離 (月)0.78 LD
(地球)0.24 LD
推定直径
5 ~ 12 m
対地球相対速度
19.8 km/s ≅ 7万1000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近
公転周期679 日 ≅ 1.86 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 HZ2 (2026年4月23日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月24日 01:31
 (月)4月24日 01:35
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.22 LD
(月)1.07 LD
推定直径
2 ~ 5 m
対地球相対速度
9.6 km/s ≅ 3万5000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2032年5月7日ごろ
公転周期455 日 ≅ 1.25 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年4月23日木曜日

ホピ族の教え


心を静めていれば、大地があなたに語りかけてくれるでしょう。

“Be still and the earth will speak to you.” ~ Hopi

[image or embed]

— Tribal Army (@tribalarmyorg.bsky.social) 2026年4月19日 10:20


ホピ族は北米先住民の部族。「ホピ」は「平和な者たち」を意味しています。


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火星の「竜の鱗」


火星探査車・キュリオシティが、長期にわたって調査していたボックスワーク(the boxwork terrain)と名付けられた地形を抜けたところで 撮影した硫酸塩層。多角形に割れて「竜の鱗」のように見えます。撮影は 3月下旬。詳しい成因はわかっていません:

三陸沖 再び大地震の可能性


4月21日付「三陸沖 M7.7 最大震度 5強」の続報です。

NHK の報道によると、4月20日の三陸沖の地震(M7.7 最大震度 5強)は去年 11月と 12月に起きたマグニチュード 7 前後の 2つの地震の震源に挟まれ、ひずみをため続けているとされた領域で発生、20日の震源域の北側では 1994年に発生したマグニチュード 7.6 の「三陸はるか沖地震」以降は大きな地震が起きておらず、およそ 30年にわたってひずみがたまり続けているので再び規模の大きな地震が発生する可能性があるとのこと(説明地図、東北大学・富田史章助教):
 
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2026年4月22日水曜日

長野県北部 震度5強「地震の傾向が変わった」


4月18日付「長野県北部で M5.0、震度 5強」の続報です。
 
SBC 信越放送の報道です。「2011年の東日本大震災前後で(長野)県内の地震の傾向が変わった」(、信州大学・大塚勉特任教授):

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地震先行電離圏変動現象検知検証衛星 打ち上げへ


日本大学や静岡県立大学が中心となって開発を進めてきた地震先行電離圏変動現象検知検証衛星 PRELUDE が、4月23日(日本時間)にニュージーランドから打ち上げられます。
 
「PRELUDE は、地震に先行して電離圏に生じる可能性がある微細な変動の観測を目指す 6U CubeSat(キューブサット)です。地震と電離圏の関係は長年にわたり研究されてきた一方で、観測の難しさや統計的検証の不足などの課題も残されており、本衛星はその解明に向けた新たな観測機会を提供するものです」:

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3つの小惑星が地球と月に接近・通過

 
3つの小惑星が地球と月の近くを通過していたことが、NASA/JPL による 4月21日付のデータベース更新で明らかになりました。このうち、"2026 HM2" が将来地球に衝突する確率は 0.000069%(140万分の1)、"2026 HF2" は 0.061%(1600分の1)とされています。
 
2026 HK2 (2026年4月21日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月17日 04:22
 (月)4月17日 11:46
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.48 LD
(月)0.91 LD
推定直径
4 ~ 9 m
対地球相対速度
10.3 km/s ≅ 3万7000 km/h
初観測から地球接近まで0 日
次の地球接近2053年7月9日ごろ
公転周期785 日 ≅ 2.15 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 HM2 (2026年4月21日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月18日 00:19
 (地球)4月18日 07:31
接近日時 誤差
(月)± 25 分
(地球)± 25 分
接近距離 (月)1.37 LD
(地球)0.96 LD
推定直径
7 ~ 15 m
対地球相対速度
11.0 km/s ≅ 4万 km/h
初観測から地球接近まで−3 日
次の地球接近
公転周期978 日 ≅ 2.68 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 HF2 (2026年4月21日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月21日 14:05
 (月)4月21日 15:27
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.31 LD
(月)0.62 LD
推定直径
8 ~ 18 m
対地球相対速度
18.1 km/s ≅ 6万5000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2045年4月24日ごろ
公転周期480 日 ≅ 1.31 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年4月21日火曜日

宇和海にクジラ — 愛媛県西予市、宇和島市


四国西方の宇和海では、4月に入ってクジラの目撃情報が相次いでいます。15日には西予市(地図)の沖、18日と20日には宇和島市(地図)の沖など。
 
「春の宇和海ではエサの小魚を追って、クジラが迷い込む事がある」:
 
[備考] 4月20日05時13分 豊後水道 M3.4、深さ 47km、最大震度 1 (震央地図
 
 

小惑星 2026 HX1 が月と地球に接近・通過

 
小惑星〝2026 HX1〟が 4月16日に月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL による 4月20日付のデータベース更新で明らかになりました。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.00069%(14万分の1)とされています。
 
2026 HX1 (2026年4月20日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月16日 13:17
 (地球)4月16日 18:30
接近日時 誤差
(月)± 5 分
(地球)± 4 分
接近距離 (月)0.99 LD
(地球)0.28 LD
推定直径
4 ~ 9 m
対地球相対速度
12.4 km/s ≅ 4万5000 km/h
初観測から地球接近まで−2 日
次の地球接近
公転周期1083 日 ≅ 2.96 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

三陸沖 M7.7 最大震度 5強


4月20日16時53分に三陸沖で発生した最大震度 5強の地震は、気象庁が当初発表した速報値では M7.5、震源の深さ 10km でしたが、21日に震源リストに記載された暫定値では M7.7、深さ 19km に更新されています(震央地図)。

Credit: U.S. Geological Survey 

 
米国地質調査所(USGS)は M7.4(Mw7.4)、深さ 35.0 km としていて、"Tectonic Summary" で次のように解説しています —— 

2026年4月20日、宮古沖で発生したマグニチュード 7.4 の地震は、太平洋プレートと北アメリカ・プレートの沈み込み帯境界付近における衝上断層(thrust faulting)の運動によって発生した。

モーメント・テンソル解は、この地域で想定される東西方向の圧縮と整合的であり、プレート境界に沿って滑りが生じたことを示唆している。

この地震の発生地点では、太平洋プレートは北アメリカ・プレートに対して年間約 83mm の速度で西向きに移動し、日本海溝から日本列島の下に沈み込み、日本列島の下で西方向に傾斜している。

なお、一部の研究者は、この地域を複数のマイクロプレートに分割しており、それらが太平洋プレート、北アメリカ・プレート、ユーラシア・プレート間の相対運動を規定している。これらには、今回の地震の発生地点付近に位置し、それぞれ北アメリカ・プレートおよびユーラシア・プレートの一部をなすオホーツク・マイクロプレートとアムール・マイクロプレートが含まれる。

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十勝岳で振幅の大きな火山性地震、火山性微動、傾斜変動


4月20日、十勝岳(地図)で、傾斜変動を伴う振幅の大きな火山性地震および火山性微動が発生しました。三陸沖で M7.5、最大震度 5強の地震が発生する 2時間前のことでした。
 
「本日(20日)14時56分頃に 62-2 火口付近の浅いところを震源とする振幅の大きな火山性地震が発生し、その後、継続時間約 3分間の振幅の小さな火山性微動を観測しました。これら一連の震動に同期して、62-2 火口周辺の傾斜計では火口方向が下がる傾斜変動を観測しました」:

20日は火山性地震の数も増加しました。火山性微動は 18日にも発生しています(グラフ)。


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