2022年4月29日金曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-259)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が 4月28日12:00 付けで更新情報を出しています。
 
「昨年8月に極大認識の CH29・K1 共に特異変動継続中 少なくとも7月末以前に対応地震の発生は否定可能」、「CH32等の櫛歯変動値変化をひとつの指標とした場合 8月末以降発生の可能性検討中」:
 
推定日8月末以降の可能性を検討中
(今後の観測で修正の可能性あり)
推定時間帯 午前9:00±2時間 または 午後5:00±2時間
推定震央領域 続報 No.324」所載の図4太線内 斜線は参考推定領域(火山近傍で可能性考えやすい領域)
推定規模 M8.0 ± 0.3
地震に伴う近隣火山の噴火については、直前の噴火前兆の有無を確認するまで不明。現状は噴火前兆なし。
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
CH29とCH32は八ヶ岳南麓天文台に設置された観測装置、K1は高知観測点に設置された観測装置です。 櫛歯変動とは、観測波形の基線から数十秒毎に突出する変動により、波形が櫛の歯状になる変動。浅い地殻内地震や火山活動、群発地震の前兆として出現します。
 
 
 

2022年4月28日木曜日

津波の予兆を聞いたゾウ

 
ゾウには「利き鼻」がある、人間には聞こえない低周波の音声で活発に会話している、2004年のスマトラ島沖地震では津波の出す低周波音を聞いて避難した等々、興味深い内容です:
 

十勝岳で火映現象 — 北海道

 
北海道中央部にある十勝岳(地図)で、4月27日23時15分ごろから28日00時52分ごろにかけて、火映現象が観測されました。 火映が観測されたのは21年8月7日以来。火山性地震の増加や火山性微動は観測されていません。

「火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められませんが、火山ガスの濃度が高くなっている可能性がありますので注意してください」:

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2022年4月27日水曜日

住宅街にカモシカ — 福島県福島市

 
4月26日朝、福島県福島市にあるJR福島駅(地図)近くの住宅街にニホンカモシカが現れ、半径1kmほどの範囲を逃げ回りました。体長1.5mほど。約4時間後に捕獲され、麻酔を打たれた後、山に帰されましたが、死んでしまったとのことです。

「カモシカがいるっていうので。地域的にそんなのいるような場所ではないので、半信半疑で」(住民):
 
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動き続ける日奈久断層帯 — 熊本県御船町

 
2016年4月14日夜に発生した熊本地震の前震(M6.5、最大深度7)の震源となった日奈久断層帯では、北端部(熊本県御船の高木地区、地図)の動きがいまだに止まっておらず、道路の亀裂やずれ、段差や凹みが続いています。「余効すべり」が原因とみられていますが、日本の内陸地震で、余効すべりが目視で確認されたのは初めてとのことです。
 
「ひずみの解消に向けた微調整の動きなのか、地震が発生しやすくなっていることの現れか、今のところ分からない(中略)余効すべりが日奈久断層帯を刺激すれば『将来、熊本地震と同規模の大地震につながる可能性もある』」(東北大災害科学国際研究所・遠田晋次教授):
 
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大形小惑星 418135(2008 AG33)が地球接近

 
大形の小惑星〝418135(2008 AG33)〟が4月28日に地球のそばを通過します。欧米のメディアでは以下のような報道が出ています:
 
実際はそれほど地球に近づくわけではありません。以下はNASA/JPLのデータベースに載っている接近予報です:
 
418135(2008 AG33)
(2022年4月20日付予報)
接近日時(日本時間)
4月28日 11:46
接近日時 誤差
±1 分未満
接近距離 8.43 LD 324万km
推定直径
350 ~ 780 m
対地球相対速度
10.4 km/s ≅ 3万7000 km/h
発見から地球接近まで
次の地球接近(日本時間)2029年5月26日 02:06
公転周期645 日 ≅ 1.77 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
5月には以下のような大形の小惑星の地球接近が予報されています(日付は日本時間):
  • 5月09日 467460(2006 JF42) 380〜860m 14.9 LD
  • 5月16日 388945(2008 TZ3) 220〜490m 14.9 LD
  • 5月17日 (2013 UX) 110〜240m 16.7 LD
  • 5月27日 7335(1989 JA) 1.8km 10.5 LD
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

漁港にイルカ、地震から避難か — 福井県福井市

 
相次ぐ地震に、イルカもたまりかねて避難したのでしょうか。あるいは、これから大地震が起こることを予知して逃げ出したのでしょうか。
 
4月25日、福井県福井市の鷹巣漁港(地図)内にイルカが入り込んでいるのが目撃・撮影されました。石川県珠洲市(地図)の海岸などに2020年ごろから定着していたミナミハンドウイルカの「すずちゃん」とみられています。

「同漁港内にイルカが入ってくるのは珍しく、近くの漁師も『初めて』と驚いていた」:

上記記事によると、当該イルカは昨年12月ごろから珠洲市周辺に現れなくなり、行方不明になっていたとのことです。珠洲市周辺では昨年8月ごろから地震の頻度が上がっています:

2022年4月26日火曜日

電気設備の火災連続発生 — 東京都墨田区

 
4月23日午後8時半ごろ、東京都墨田区の路上に設置された変圧器が炎上・爆発しました。火災は約2時間後に消し止められましたが、約1時間後には当該変圧器から数百メートル離れた建物(地図)内部の電気設備でも火災が発生しました。

「立て続けに起きた、電気設備からの火災2件」、「警視庁は出火の原因と、2件が関連した火災なのかどうかについて調べている」:

富士山と箱根山

 
4月12日に国際宇宙ステーションから撮影した富士山と箱根山の写真です。山体の大きさを比べてみると箱根山の方が富士山より大きいようです:

同一縮尺の地図で、箱根山のカルデラと阿蘇山のカルデラを比べてみるのも一興です: 

小惑星 2022 HB1 が地球と月に接近

 
小惑星〝2022 HB1〟が4月27日に地球と月の近くを通過します。
 
2022 HB1 (2022年4月25日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月27日 06:52
 (月)4月27日 14:23
接近日時 誤差
(地球)±1 分
(月)±1 分
接近距離 (地球)0.52 LD
(月)0.76 LD
推定直径
9 ~ 21 m
対地球相対速度
14.1 km/s ≅ 5万1000 km/h
発見から地球接近まで4 日
次の地球接近
公転周期1294 日 ≅ 3.54 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
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2022年4月24日日曜日

大阪にある7つの活断層

 
最近、京都府南部や大阪府北部を震源とする地震が散発していますが、以下の記事では大阪にある活断層を解説しています:
 
「将来、関西に起こるとされる大地震といえば南海トラフ地震だが、その前に大阪が大地震に襲われる可能性もある」、「活断層全体が同時に活動する可能性も」:
 

ベトナム中部で地震急増

 
インドシナ半島ではタイ北部やミャンマーで地震がよく起きますが、ベトナム中部高原で地震が急増しています。

地震が急増しているのはコントゥム省Kon Plong県(地図)。1903年から2020年までは33回だった地震が、2021年からは169回に急増しています。人や家屋への被害は出ていない模様ですが、昨年4月以降は発生頻度が上がり、規模も大きくなっているとのこと。同国の地球物理学研究所(IGP)は、新たに建設された水力発電所の貯水量が影響しているとみているようです:

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2022年4月23日土曜日

小惑星 2022 HM が地球と月に接近・通過

 
4月22日に発見された小惑星〝2022 HM〟が、発見の前日に地球と月の近くを通過していたことが判明しました。
 
2022 HM (2022年4月22日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月21日 10:41
 (月)4月21日 12:22
接近日時 誤差
(地球)±1 分未満
(月)±1 分未満
接近距離 (地球)0.64 LD
(月)0.90 LD
推定直径
8 ~ 19 m
対地球相対速度
14.6 km/s ≅ 5万3000 km/h
発見から地球接近まで−1 日
次の地球接近2027年1月16日ごろ
公転周期448 日 ≅ 1.23 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2022年4月22日金曜日

地震で離れた不動岩と雁回山

 
熊本県山鹿市にある不動岩地図)と、熊本市と宇土市にまたがる雁回山(地図)は、300万年以上前には一つの岩体であったが、布田川断層の度重なる地震活動のため次第に南北に分離したとする研究成果が発表されました:

2つの岩塊を引き離した布田川断層帯は、南東側が相対的に隆起する上下成分を伴う右横ずれ断層で、別府‐島原地溝帯の南縁をなしています。2016年の熊本地震の本震(M7.3、最大深度7)は、この断層で発生したものです。
 

2022年4月21日木曜日

火星の金環(?)日食

 
火星表面で活動中の探査車・パーシビアランスが4月2日に撮影した日食の動画です。いびつな形をした衛星フォボスが太陽面を横切っていきます。これまでで最も高い解像度とフレーム・レートの映像です。太陽黒点も見えています:
 
記事の一部を翻訳します:
パーシビアランスの次世代マストカムZカメラで撮影された日食は(中略)継続時間が40秒強で、地球の月が関与する通常の日食よりはるかに短いものでした。(フォボスは地球の月の約157分の1の大きさ。火星のもう一つの衛星であるダイモスはさらに小さい。)

これらの観測は、衛星の軌道や、衛星の重力がどのように火星表面を引っ張り、最終的に赤い惑星の地殻やマントルを形作っているのか、科学者がより深く理解するのに役に立ちます。

フォボスが火星を周回するにつれて、その重力は赤い惑星の内部に小さな潮汐力を及ぼし、惑星の地殻とマントルの岩をわずかに変形させます。また、この力はフォボスの軌道をゆっくりと変化させます。その結果、地球物理学者はこの変化を利用して、火星内部の柔軟性をより理解することができ、地殻やマントルの中の物質についてより詳しく知ることができるのです。

科学者たちはすでに、フォボスの運命が絶望的であることを知っています。フォボスは火星に近づきつつあり、数千万年後には火星に衝突する運命にあるのです。過去20年間の火星表面からの日食観測によって、科学者たちはフォボスのゆっくりとした死のスパイラルについての理解を深めることができたのです。

2022年4月19日火曜日

他の太陽系から飛来した物体が爆発

 
2014年1月8日にパプア・ニューギニア上空で爆発した火球は、その軌道や速度から、他の太陽系から飛来した物体であると科学者が論文で指摘していました。このほど、その指摘が正しかったことが、USSC(United States Space Command、米国宇宙司令部)がデータを機密解除したことによって確認されました:

当該物体の大きさは0.45m程度。その速度は、地球に降りそそぐ流星や隕石の平均をはるかに上まわる時速21万kmと推定されています。その軌道や速度から、天の川銀河の厚い円盤の中に存在する惑星系や恒星から飛来したことが99%確実だと科学者は論文に書いています。
 
これまで、他の恒星系から飛来した天体として確認されたのは2017年に発見されたオウムアムアが最初とされていましたが、今回のUSSCによる確認により、2014年の火球が最初ということになります。
 
以下はUSSCの副司令官であるジョン・E・ショー中将のツイートです。“a previously-detected interstellar object was indeed an interstellar object”:
 

 

マウナ・ケア天文台群上空を移動する謎の渦巻き

 
4月17日に、米国ハワイ州マウナ・ケア山上にある「Subaru-Asahi Star Camera」が捉えた映像です。画面左側から棒渦巻き星雲のようなものが画面中央に向かって移動していきます:

同日、カリフォルニア州バンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられたスペースX社のファルコン9ロケットが偵察衛星(NROL-85)を軌道に乗せましたが、その際に遺棄された2段目のロケットが燃料をまき散らしながら落下していく様子だとのことです。

画面右半分に明るい星が4つ、左下から右上に向かって等間隔で並んでいますが、下から順番に木星・金星・火星・土星だと思われます。

 
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2022年4月17日日曜日

意志の強い鳥

 
「あなたが、この体重8グラムのピワカワカ(ファンテイル)のような強い意志を持って、月曜日を迎えられますように!」:

ピワカワカ(ファンテイル)はニュージーランドに実在する鳥です:
 

どこでもドア

 
Enjoy!
 

クジラ2頭漂着 — 鹿児島県龍郷町

 
4月16日朝、奄美大島の海岸(鹿児島県龍郷町安木屋場、地図)に親子のクジラが漂着しているのが見つかりました。体長約3.5mと約1.4mで、コビレゴンドウとみられています。親の方はまだ生きていましたが、海に戻してもまた打ち上げられてしまい、死亡しました。奄美大島にクジラ類が漂着したのは、今年3例目とのことです。
 
「台風1号の高波やうねりの影響を受け、海岸に打ち上げられたと推測」(奄美クジラ・イルカ協会)、「戻したらまた打ち上がって、何度か繰り返した」(近隣住民):

奄美大島の東隣の喜界島では、4月7日に港にザトウクジラが入り込む出来事がありました:
 

2022年4月16日土曜日

間欠泉が涸れた? — 長野県諏訪市

 
以下の記事ですが、最近のこととして、長野県の諏訪湖の近くにある間欠泉が涸れた、と伝えています:

「諏訪湖の近くにある間欠泉」といえば諏訪湖間欠泉センター(地図)だと思うのですが、そのウェブサイトには2022年3月18日更新で「施設機器故障のため当分の間噴出を中止いたします。※再開時期は未定です」と書かれています:
 
「機器故障のため噴出を中止」とはどういうことでしょうか。同サイトの説明によると、この間欠泉は1983年に温泉掘削の最中に噴出。当初は高さ50mまで自噴していたものの、次第に噴出間隔が長くなり、ついに自噴が停止。「現在はコンプレッサーで圧縮空気を送り、上部の冷えた温泉を取り除くことにより、間欠泉を噴出させて」おり、噴出高は約5mとのことです。

自然現象で「涸れた」わけではないようです。
 
 
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漁港にイルカ相次ぐ — 福井県越前町

 
3月上旬から、福井県越前町の左右漁港(地図)に、野生のイルカが相次いで姿を現しています。背びれの特徴からカマイルカとみられています。

「3月上旬から漁港の中にまでイルカが入ってくることが多くなった」、「港の内に入ってくるのは珍しい」(漁師)、「20年以上やっているが初めて」(渡船業者):
 

住宅街にカモシカ — 宮城県石巻市

 
4月14日、宮城県石巻市の住宅街(地図)で、ニホンカモシカとみられる動物の目撃情報が相次ぎました。

「初めて見ました、この辺では」(目撃者):
 
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港にクジラ — 鹿児島県喜界町

 
4月7日、喜界島(鹿児島県喜界町)の空港(地図)近くの港にクジラが入り込みました。体長約10mほどで、ザトウクジラとみられています。 

「クジラが港などで見られるのは珍しい」(かごしま水族館)、「子どもを休ませようとして迷い込んだのではないか」(奄美海洋生物研究会)、「今回港に入ってきたのはびっくり。今までなかった。今年で2回目。いままではそういうことはなかった」(撮影者)、「陸に近い浅瀬で行ったり来たりを繰り返すクジラ。釣人らが座礁しないか心配しながら見守っていました」:
 

2022年4月9日土曜日

小惑星 2022 GF3 が月と地球に接近中

 
4月10日、小惑星〝2022 GF3〟が月と地球に接近します。
 
2022 GF3 (2022年4月8日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月10日 00:19
 (地球)4月10日 01:40
接近日時 誤差
(月)±1 分
(地球)±1 分
接近距離 (月)0.64 LD
(地球)0.59 LD
推定直径
7 ~ 16 m
対地球相対速度
17.4 km/s ≅ 6万3000 km/h
発見から地球接近まで1 日
次の地球接近2098年10月6日ごろ
公転周期935 日 ≅ 2.56 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2022年4月8日金曜日

アラスカ上空に発光球体出現

 
3月29日午前5時前(現地時間)、米国アラスカ州の上空にぼんやりと輝く大きな球体が現れ、北東から南西にゆっくりと移動していくのが目撃・撮影されました:

その後の分析で、中国が29日未明に打ち上げた長征6Aロケットが極軌道に2つの衛星を投入した後に、残った燃料を宇宙空間に放出、それが拡散し太陽光を反射して輝いたと推定されています:

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2022年4月7日木曜日

南海トラフ巨大地震前の内陸地震と火山噴火

 
週刊FLASH』の記事です。南海トラフ巨大地震の前に発生する内陸地震や火山噴火。佐藤比呂志・東京大学名誉教授や中島淳一・東京工業大学教授が危惧する場所は・・・

「危険なのは山陰、近畿、北陸を含む中部地方の活断層です。(中略)内陸地震といっても侮ってはいけません。私はM7.0クラスを想定しています」、「千島海溝での巨大地震に警鐘を鳴らす」、「特に、伊豆大島と北海道の有珠山については要注意です」:
 

定置網にユウレイイカ — 富山県射水市

 
4月4日朝、富山県射水市堀岡(地図)沖の定置網にユウレイイカが入っているのが見つかりました。体長93cm、重さ790g。水族館に持ち込まれたときにはすでに死んでいました。ユウレイイカは水深200~600mの深海に生息し、主な分布域は太平洋です。

「富山湾でユウレイイカが確認されたのは2年連続で通算8個体目」(記録が残る2003年以降):

このブログでは、これまでにユウレイイカの事例を13件扱ってきましたが、以下は昨年の事例です:
 

小惑星 2022 GQ1 が月と地球に接近中

 
4月7日、小惑星〝2022 GQ1〟が月と地球に接近します。
 
2022 GQ1 (2022年4月6日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月7日 14:02
 (地球)4月7日 20:24
接近日時 誤差
(月)±1 分未満
(地球)±1 分未満
接近距離 (月)0.90 LD
(地球)0.58 LD
推定直径
7 ~ 15 m
対地球相対速度
7.8 km/s ≅ 2万8000 km/h
発見から地球接近まで3 日
次の地球接近
公転周期893 日 ≅ 2.45 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
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2022年4月6日水曜日

定置網にリュウグウノツカイ — 福井県若狭町

 
3月29日朝、福井県若狭町世久見(地図)沖の定置網に深海魚のリュウグウノツカイが入っているのが見つかりました。体長約3mで、瀕死状態だっととのことです。
 
「県内で見つかるリュウグウノツカイは2メートル前後のものが多く、この大きさに驚いている」(福井県海浜自然センター): 

3月21日には東隣の美浜町でもリュウグウノツカイが捕獲されています:
 

2つの小惑星が地球と月に接近中

 
4月6日、2つの小惑星が地球と月に接近します。
 
2022 GN1 (2022年4月5日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月6日 12:02
 (月)4月6日 14:24
接近日時 誤差
(地球)±1 分未満
(月)±1 分未満
接近距離 (地球)0.33 LD
(月)0.80 LD
推定直径
7 ~ 16 m
対地球相対速度
15.5 km/s ≅ 5万6000 km/h
発見から地球接近まで5 日
次の地球接近2030年9月12日ごろ
公転周期947 日 ≅ 2.59 年
分類
アポロ群
 
2022 GZ1 (2022年4月5日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)4月6日 20:58
 (月)4月6日 21:13
接近日時 誤差
(地球)±1 分未満
(月)±1 分未満
接近距離 (地球)0.62 LD
(月)1.12 LD
推定直径
5 ~ 10 m
対地球相対速度
11.2 km/s ≅ 4万 km/h
発見から地球接近まで1 日
次の地球接近
公転周期896 日 ≅ 2.45 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離) 
 
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2022年4月4日月曜日

北硫黄島が噴火?

 
3月28日付「噴火浅根で海底噴火」の続報です。

気象庁は、3月27日に海底火山「噴火浅根」が噴火したと発表していますが、噴火の2日後に上空から観測した野上教授(東京工業大学)は、噴火浅根ではなく北硫黄島地図)が噴火した可能性があると指摘しています。

「気候変動観測衛星の画像では、北硫黄島から噴煙が上がっていることが確認されていて、(略)活火山ではない北硫黄島の噴火であれば相当珍しく(略)」:

噴火浅根に関する気象庁の発表は3月30日付が最後で、噴火浅根からの噴煙は28日14時20分には確認されなくなり、29日に海上保安庁が実施した上空からの観測では変色水や浮遊物は確認されなかった、と述べています:
 
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小惑星 2022 GQ が月と地球に接近・通過

 
4月1日から2日にかけて、小惑星〝2022 GQ〟が月と地球の近くを通過して行きました。
 
2022 GQ
(2022年4月3日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月1日 13:06
 (地球)4月2日 02:00
接近日時 誤差
(月)±1 分
(地球)±1 分未満
接近距離 (月)0.47 LD
(地球)0.14 LD
推定直径
2 ~ 5 m
対地球相対速度
7.0 km/s ≅ 2万5000 km/h
発見から地球接近まで−1 日
次の地球接近2025年11月11日ごろ
公転周期550 日 ≅ 1.51 年
分類
アポロ群
(1LD=地球から月までの平均距離) 
 
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2022年4月3日日曜日

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-136)

 
米国イエローストーン国立公園内のスティームボート間欠泉(地図)の 3月の噴出は、4日と30日の 2回でした。
 
日付(現地時間) 間隔(日)
1 1月23日 38
2 2月14日 22
3 3月4日 18
4 3月30日 26
 
 
 
 

2つの小惑星が月と地球に接近・通過

 
3月30日から4月1日にかけて、2つの小惑星が月と地球のそばを通過していったことが、NASA/JPLのデータベースの4月2日付更新で明らかになりました。
 
2022 GB (2022年4月2日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)3月30日 16:34
 (地球)3月31日 03:19
接近日時 誤差
(月)±4 分
(地球)±4 分
接近距離 (月)1.13 LD
(地球)0.74 LD
推定直径
4 ~ 8 m
対地球相対速度
8.2 km/s ≅ 3万 km/h
発見から地球接近まで−2 日
次の地球接近2030年9月17日ごろ
公転周期409 日 ≅ 1.12 年
分類
アポロ群
 
2022 GC (2022年4月2日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)4月1日 04:23
 (地球)4月1日 10:48
接近日時 誤差
(月)±1 分
(地球)±1 分未満
接近距離 (月)0.36 LD
(地球)0.14 LD
推定直径
4 ~ 9 m
対地球相対速度
15.6 km/s ≅ 5万6000 km/h
発見から地球接近まで0 日
次の地球接近2024年11月16日ごろ
公転周期1150 日 ≅ 3.15 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離) 
 
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2022年4月1日金曜日

ハッブル宇宙望遠鏡が大発見 !? (続報)

 
3月29日付「ハッブル宇宙望遠鏡が大発見 !?」の続報です。
 
NASAの発表は、一言でいうと「最遠の星を見つけた」というものでした。その距離は129億光年。ビッグ・バンから10億年未満の宇宙に存在した星です。古い英語で明けの明星を意味する「エアレンデル(Earendel )」と名付けられました。画像では赤方偏移のために赤黒く見えています:

これまで最も遠いとされていた星は90億光年かなたの巨大な青い星「イカルス(Icarus)」。また、最も遠い銀河は134億光年かなたにある「GN-z11」で、ビッグ・バンから4億年後の宇宙に存在していました。
 
また、上のNASAの記事では、今回観測されたエアレンデルと既知の最高齢の星「メトセラ(Methuselah、HD 140283)」を混同しないように注意を促しています。メトセラは「宇宙の年齢に匹敵するか、宇宙そのものより歴史が古いと考えられている天体」です。
 
 
 
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