2025年3月31日月曜日

不吉? 土星とラーフの合

 
インドの占星術の話題です:
 
以下は Google 翻訳の結果を手直ししたものです ——
 
ミャンマーとタイを最近襲った地震は、占星術上の出来事、特に今後の土星とラーフの合との関連について関心を呼び起こしている。占星術師は、3月29日から 51日間続くと予想されるこの 2 つの凶星の配置が、地震、洪水、その他の壊滅的な出来事を含む重大な自然災害につながる可能性があると考えている。

占星術では、土星とラーフは「邪悪な」惑星とみなされており、この 2つが並ぶと、その影響は凶であると考えられている。一部の専門家は、特に水に支配される魚座など、水の要素に関連する地域で地震活動が増加する可能性があると警告している。これらの予測によると、現在の状況は、今後数週間に発生する可能性のあるより深刻な難題の「予告編」にすぎない。

占星術が一つの視点を提供する一方で、科学者たちは地震を説明するためにプレート運動などの地質学的要因に依拠し続けている。それでも、これらの出来事(ミャンマー大地震と土星・ラーフの合)の同時発生は、科学界と占星術界の両方で関心を呼び起こしている。
 
——
 
ラーフはインド神話上の魔物の名前ですが、占星術では、天球上の月の通り道(白道)と太陽の通り道(黄道)の 2つの交点のうち、白道が南から北に黄道を横切る点(昇交点)を指し、惑星として扱われます。
 

小惑星 2025 FZ15 が月と地球に接近・通過

 
小惑星〝2025 FZ15〟が 3月26日から 27日にかけて、月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL による 3月30日付のデータベース更新で明らかになりました。
 
2025 FZ15 (2025年3月30日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)3月26日 20:38
 (地球)3月27日 00:03
接近日時 誤差
(月)± 4 分
(地球)± 3 分
接近距離 (月)1.10 LD
(地球)0.43 LD
推定直径
4 ~ 9 m
対地球相対速度
12.7 km/s ≅ 4万6000 km/h
初観測から地球接近まで−2 日
次の地球接近
公転周期1083 日 ≅ 2.97 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

トンガで M7.0

 
Credit: USGS
大きい地震と飛行機の事故は続くものだと言いますが …
 
3月30日21時19分(日本時間)にトンガ王国の首都ヌクアロファから北東に約170キロの海域で発生した M7.0、震源の深さ 29km の地震(震央地図)について、米国地質調査所(USGS)の "Tectonic Summary" から(Google翻訳を修正)——
 
2025年3月30日に発生した M7.0 のトンガ地震は、南太平洋のトンガ海溝西側の逆断層によって生じた。発震機構の解析結果は、急傾斜の逆断層か浅い傾斜の衝上断層で発生したことを示している。深さと場所を考慮すると、プレート境界で浅い傾斜の衝上断層が滑った可能性が高い。

この地震が発生した場所では、太平洋プレートがオーストラリア・プレートの下に約 73mm/年の速度で西に向かって沈み込んでいる。

オーストラリア・プレートと太平洋プレートの間の長大な境界は、世界で最も活発なプレート境界の一つである。この地域の地震は、オーストラリア・プレートと太平洋プレートの間の衝上断層境界、太平洋プレート内、および、オーストラリア・プレートの東端を構成する小さなマイクロプレート群の内部や境界上で発生している。
 
——
 
 
関連記事

2025年3月30日日曜日

ミャンマーで M7.7 (補足-3)

 
3月29日付「ミャンマーで M7.7」の補足です。
 
ヨーロッパも揺れました。
 
 
 
関連記事

2つの小惑星が地球と月に接近・通過

 
小惑星〝2025 FK14〟が 3月24日に、〝2025 FV12〟が 3月28日に地球と月の近くを通過していたことが、NASA/JPL のデータベース更新によって明らかになりました。
 
2025 FK14 (2025年3月29日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)3月24日 14:00
 (地球)3月24日 14:59
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.79 LD
(地球)0.88 LD
推定直径
3 ~ 7 m
対地球相対速度
8.5 km/s ≅ 3万 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2029年3月24日
公転周期291 日 ≅ 0.80 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
2025 FV12 (2025年3月28日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月28日 10:31
 (月)3月28日 19:37
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.26 LD
(月)0.07 LD
推定直径
2 ~ 6 m
対地球相対速度
10.9 km/s ≅ 3万9000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2028年6月23日ごろ
公転周期560 日 ≅ 1.53 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

霧島山(新燃岳)の噴火警戒レベル引き上げ

 
本日未明、霧島連山の新燃岳(地図)の噴火警戒レベルが「2(火口周辺規制)」から「3(入山規制)」に引上げられました。レベル 3 になるのは 2018年6月以来です。
 
「新燃岳では、28日頃から火口直下を震源とする火山性地震が増加しているなかで、30日02時頃から山体の膨張を示す地殻変動がみられています」、「新燃岳近傍に設置している傾斜計では、30日02時50分頃から山体の膨張を示す地殻変動がみられています。02時56分頃からは継続時間が10分程度の火山性微動が発生しました」:
 

2025年3月29日土曜日

サケガシラが網に入る — 秋田県男鹿市

 
3月24日、秋田県男鹿市北浦の畠漁港(地図)で、漁師の網に深海魚のサケガシラが入っているのが見つかりました。体長 1.49m で、すでに死んでいました:
 

秋田駒ヶ岳で火山性微動

 
秋田県と岩手県に跨り十和田八幡平国立公園の南端に位置する秋田駒ケ岳(地図)で、3月27日20時32分と 22時59分に火山性微動が発生しました。秋田駒ヶ岳で火山性微動が観測されたのは、2018年4月3日以来、7年ぶりです。また、低周波地震が 27日から 28日10時までに 4回観測されています:
 
秋田駒ケ岳の噴火警戒レベルは「1、活火山であることに留意」ですが、同山の北東 20km にある岩手山は噴火警戒レベルが「2、火口周辺規制」となっています。
 
 
関連記事

ミャンマーで M7.7 (補足-2)

 
3月29日付「ミャンマーで M7.7」の補足です。
 
今回の地震は、サガイン断層の中で大地震発生の可能性が指摘されていた地震の空白区間で起きたようです。以下は、カリフォルニア工科大学の Yu Wang 氏の学位論文 "Earthquake Geology of Myanmar"(2013年、PDF形式)からの引用です(Google翻訳をもとに加筆・修正)——
 
断層の中で特に(そしておそらく不吉なほどに)静かな部分は、大都市マンダレー(地図)と新首都ネピドー(地図)の間にある 220km のメイティーラー区間(Meiktila segment、地図)である。この長く静かな区間は、1929年と 1930年に地震を起こした南の断層群と、1931年から 2012年の間に地震を起こした北の断層群の間にある。メイティーラー区間の長さからすると、この区間が一度に破壊した場合、マグニチュード 7.8 から 7.9 の地震が発生する可能性があることが示唆される。

我々は、限られた歴史的地震記録に基づいて、1839年のアヴァ(Ava)地震は、メイティーラー区間とその北隣のサガイン区間(地図)の破壊によって発生したのではないかと推測している。メイティーラー区間がそれ以降活動を停止しており、Vigny et al.(2003)および Socquet et al. (2006)が示唆するように、断層が深さ 12~15km まで完全に固着している場合、メイティーラー区間に蓄積されたすべり強度は、Mw7.6 の地震を引き起こすのに十分であると推定される。
 
——
 
 
関連記事
 

ミャンマーで M7.7 (補足)

 
3月29日付「ミャンマーで M7.7」の補足です。 
 
日本も揺れました。以下は防災科学技術研究所の「100トレース連続波形画像」です。縦に走る黒い帯が 2本見えますが、左側が M7.7、右側が 12分後に起きた M6.7 です。南の観測点ほど早く揺れ始めていることがわかります。北の方ほど黒っぽい(揺れが大きい?)理由はよくわかりません:
 
関連記事
 

ミャンマーで M7.7

 
Credit: USGS
3月28日15時20分(日本時間)にミャンマーで発生した M7.7、震源の深さ 10km の地震(震央地図)について、米国地質調査所(USGS)の "Tectonic Summary" から(Google翻訳、一部修正)——
 
2025年3月28日、ビルマ(ミャンマー)のマンダレー近郊で発生した M7.7 の地震は、インド・プレートとユーラシア・プレートの間の横ずれ断層の結果として発生した。震源メカニズム解は、走向が北で急な傾斜角の右横ずれ断層、または走向が西で急な傾斜角の左横ずれ断層のいずれかで滑りが発生したことを示している。有限断層解は、北の走向の右横ずれ断層を示している。この震源メカニズム解と有限断層解は、インド・プレートとスンダ・プレートのプレート境界を形成している断層帯にある右横ずれのサガイン断層で発生する可能性のある地震と一致している。

この規模の地震は、地図上では点としてプロットされるのが一般的であるが、より適切には、より広い断層領域でのずれとして説明される。有限断層解は、今回の地震のサイズが約 200 km × 20 km (長さ × 幅) であることを示している。

この地域では、1900年以降、同様の大きな横ずれ地震が発生しており、今回の地震から約 250km 離れた場所で、マグニチュード 7 以上の地震が 6 回発生している。これらのうち最も最近のものは、1990年1月のマグニチュード 7.0 の地震で、32 棟の建物が倒壊した。1912年2月には、今回の地震の南でマグニチュード 7.9 の地震が発生した。この広い地殻変動帯では、1988年のマグニチュード 7.7 の地震など、他の大地震も発生し、数十人の死者を出している。
 
——
 
 
関連記事
 

近畿圏中心領域大型地震 (続報-339)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 3月28日15時00分付けで「続報 No.407」(PDF形式)を出しています ——
 
「 Stage-35は 3/29±3を示し 3/28.4 極大 (Stage-36) の可能性
Stage-36は 4/3を示す
← 再び極大出現なければ対応地震発生の可能性有 」
 
 
前回の更新情報 
 
PBF特異の初現を 3月22.0日、顕著特異の極大を 3月24.55日として経験則[初現〜地震発生]:[極大〜地震発生]= 20:13 を適用すると、地震発生日として 3月29日(±3日)が算出される。3月29日より早い時期は考えにくいので、3月29日(~30日)の可能性。最大誤差は 3月28日~4月1日。
 
現況 
 
Stage-35 は 3月29日±3日 を示した。この期日に、再び地震発生ではなく、次のステージ(Stage-36)の極大が出現した(CH26 観測装置、図1)。更新情報時点までの観測では 3月28.4日が顕著特異の最大変動(今後さらに大きな変動が観測された場合は修正)。

同じ時間帯に振動型 BF 変動が出現(CH32 観測装置、図2)。振動型 BF 変動は、時間経過と共に変動周期が延びていく変動で、顕著なものは 2011年3月の東北地方太平洋沖地震の主前兆として出現(BF:Baseline Fluctuation、基線のうねり変動)。
 
推定
 
初現を 3月25.3日、極大を上記 3月28.4日として経験則[初現〜地震発生]:[極大〜地震発生]= 20:13 を適用すると、地震発生日として 4月3日±3日が算出される。

4月3日±3日に地震発生の場合は、経験則[初現〜地震発生]:[終息〜地震発生]= 6:1 から、変動の終息は 4月1.8日±0.5日と推定される。
 
 
「№1778 長期継続前兆変動は 2008年7/4 が初現で、4月始めで 16年9ヶ月に及びます。各ステージの変動形態からある日が示され、その時期に地震発生とならず、次のステージの極大が出現するという特殊な変動形態を続け、現在のステージ 36まで継続して参りました。今まで観測されたことのない現象なので、何ステージまで出現するかわかりませんが、観測事実と解析結果をお伝えし続けます。」
 
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
  
 
 [注]特異変動については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料 』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日 4月3日(最大誤差 4月1日~6日)
上記時期に極大が出現した場合は上記否定。続報予定
推定時間帯 09:00 ±2 時間 または 18:00 ±3 時間
前者の可能性が若干高い
推定震央領域

続報 No.407 」所載の図3参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は極めて低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
関連記事
 

2025年3月28日金曜日

太平洋プレートに複数の穴

 
地震波の解析によって得られた千島列島下の構造です()。
 
「(沈み込んだプレートは)折れ曲がって一部が割れたり、裂けたりして穴が開くとみられる」、「マントル深部からの熱い上昇流がこの穴を通り、千島火山帯のマグマと混合しているため、過去に巨大な噴火が発生したと考えられる」: 
 
関連記事
 

2025年3月27日木曜日

太平洋の深海底に「黄色いレンガの道」

 
深海潜水艇に乗船した科学者のチームが、太平洋の深海底で「黄色いレンガの道」を発見しました。場所はパパハナウモクアケア海洋国定公園(Papahānaumokuākea Marine National Monument)のリリウオカラニ海嶺(Liliʻuokalani Ridge、地図)で、ハワイのホノルルから北西に約 2100km の地点です。そこでは、ほぼ完璧な長方形の黄色いレンガのような岩石が海底を覆っており、人工の道路のような景観となっていました(写真):
 
「一見したところ、この海底地層は、直線的なエッジと均一な割れ目によって、人工的に作られた道路に不気味なほど似ている。しかし、地質学的に詳しく分析すると、この印象的なパターンは、数百万年以上にわたる複数回の火山噴火の結果であることが判明した。この火山岩はおそらくハイアロクラスタイトと呼ばれるもので、溶岩が水と接触して急速に冷やされ、砕け散って形成されたものである」、「研究者たちによると、この地層の 90度の割れ目は、その後の溶岩流による加熱と冷却の繰り返しの直接的な結果であり、海底に見られる特徴的なレンガのようなパターンになったものだ」
 

地震前の猫の異常行動

 
地震前に見られる猫の異常行動を 5つ取り上げている記事です。どれも地震以外の理由でも見られる行動なので決め手とはならないようです。
 
「異常行動後の地震発生が多数報告されていることから、一部の機関ではネコと地震予知の研究が続けられています」、「猫が異常行動を示しても必ず地震が起こるわけではないことや、あまりにも個体差があることなどから、一概に『猫は地震を予測する』とは言い切れず …」:
 

「法隆寺は地震に強い」は本当か?

 
プレジデント ウーマン』の記事です。
 
日本古来の建築方法は本当に地震に強いのか。「実はすでに弱い建物は倒れてしまって存在していないという可能性があります。今現在残っているのは、伝統構法のなかでも比較的強いものだけなのかもしれません」、「そもそも大きな地震を経験していないということも考えられます(中略)近辺の断層が大きくズレるのは、数百年どころか数千年に一度という場合もあります。地震を経験していないのであれば、倒れずに残っていたとしてもなんの不思議もありません」、「伝統構法の建物が地震の被害を受けやすいということは、2016年の熊本地震でも立証されています」:
 

小惑星 2025 FB8 が地球と月に接近

 
[3月28日追記: 最新の予報に基づいて接近日時と誤差を修正しました(青字)。]
 
3月28日から 29日にかけて、小惑星〝2025 FB8〟が 地球と月の近くを通過します。かなり低速な小惑星です。
 
2025 FB8 (2025年3月 26 27日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月28日 23:44
 (月)3月29日 16:56 16:57
接近日時 誤差
(地球)± 8 分 ± < 1 分
(月)± 11 分 ± 1 分
接近距離 (地球)0.31 LD
(月)0.68 LD
推定直径
5 ~ 12 m
対地球相対速度
5.2 km/s ≅ 1万9000 km/h
初観測から地球接近まで3 日
次の地球接近2036年4月3日
公転周期287 日 ≅ 0.78 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

小惑星 2025 FN7 が地球と月に接近・通過

 
小惑星〝2025 FN7〟が 3月21日に地球と月の近くを通過していたことが、3月25日付の NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。
 
2025 FN7 (2025年3月25日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月21日 20:57
 (月)3月21日 21:16
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.21 LD
(月)1.07 LD
推定直径
2 ~ 4 m
対地球相対速度
8.1 km/s ≅ 2万9000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2026年3月27日
公転周期373 日 ≅ 1.02 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2025年3月26日水曜日

大統領令

 
「大統領令(Executive Order)とは何なのか、誰もが覚えておくことが重要だ。大統領令は、行政府のメンバーに大統領の命令を伝えるものだ。追求すべき政策、取るべき行動などだ。大統領令は法律ではない。法律に近いものですらない。大統領令は従業員への形式的なメモだ。それだけだ。」
 
 
 
関連記事
 

3つの小惑星が地球と月に接近・通過 (補足)

 
「この3日間で、6つの新発見の小惑星が月よりも近くを通過した:2025 FY6、2025 FK3、2025 FX6、2025 FC2、2025 FX2、2025 FZ6」
 
 

3つの小惑星が地球と月に接近・通過

 
3月22日から 25日にかけて、3つの小惑星が地球と月の近くを通過して行きました。いずれの小惑星も地球との相対速度が秒速 20km を超える高速でした。"2025 FY6" は地心距離 0.057LD(約2万2000km)まで地球に近づき、「ひまわり」などの静止衛星よりも地表に近いところを通過していきました。
 
2025 FX6 (2025年3月25日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)3月22日 15:04
 (地球)3月22日 16:21
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.42 LD
(地球)0.42 LD
推定直径
4 ~ 8 m
対地球相対速度
20.8 km/s ≅ 7万5000 km/h
初観測から地球接近まで0 日
次の地球接近2036年3月21日ごろ
公転周期502 日 ≅ 1.37 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2025 FY6 (2025年3月25日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月24日 04:29
 (月)3月24日 05:39
接近日時 誤差
(地球)± 5 分
(月)± 5 分
接近距離 (地球)0.057 LD
(月)0.934 LD
推定直径
2 ~ 4 m
対地球相対速度
23.4 km/s ≅ 8万4000 km/h
初観測から地球接近まで0 日
次の地球接近
公転周期1259 日 ≅ 3.45 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2025 FZ6 (2025年3月25日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月25日 00:22
 (月)3月25日 02:53
接近日時 誤差
(地球)± 36 分
(月)± 44 分
接近距離 (地球)0.91 LD
(月)1.03 LD
推定直径
6 ~ 13 m
対地球相対速度
21.2 km/s ≅ 7万6000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近
公転周期1043 日 ≅ 2.85 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2025年3月25日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-338)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 3月24日20時00分付けで「続報 No.406」(PDF形式)を出しています ——
 
「 CH26PBF特異 CH20も同期 3/24.55 顕著特異で極大
3月29日(~30日)を示す ← 対応地震発生の可能性有 」
 
 
前回の更新情報 
 
PBF特異の初現を 3月22.0日、極大を 3月23.5日として経験則 を適用すると、地震発生日として 3月26日が算出される(より明確な極大が観測された場合には、修正)。
 
現況 
 
3月24日、CH26観測装置に短時間の顕著特異が出現。CH26観測装置と CH20観測装置の同期PBF特異の間隔が一番短くなってきた時間帯に突然、顕著特異が出現したこと、短時間の出現であることから、Stage-35の極大と認識(3月24.55日、図1)。
 
CH09観測装置に直接波の様な不規則変動が現れていたが、3月24日には静穏基線に近くなっている。Stage-35が最終 Stageである可能性を示唆。
 
推定
 
PBF特異の初現を 3月22.0日、顕著特異の極大を 3月24.55日として経験則[初現〜地震発生]:[極大〜地震発生]= 20:13 を適用すると、地震発生日として 3月29日(±3日)が算出される。3月29日より早い時期は考えにくいので、3月29日(~30日)の可能性。最大誤差は 3月28日~4月1日。
 
 
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
  
 
 [注]特異変動については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料 』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日 3月29日(~30日)
最大誤差 3月28日~4月1日
上記時期に極大が出現した場合は上記否定、続報予定。
推定時間帯 09:00 ±2 時間 または 18:00 ±3 時間
前者の可能性が若干高い
推定震央領域

続報 No.406 」所載の図3参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は極めて低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
関連記事
 

2025年3月24日月曜日

デトロイトとカナダが連帯

 
デトロイト(地図)と対岸のカナダが反トランプで連帯。意外ですが、デトロイトの南(画面奥)がカナダです:
 
 
 
関連記事
 

小惑星 2025 FC2 が地球と月に接近・通過

 
3月24日、小惑星〝2025 FC2〟が地球と月の近くを通過しました。
 
2025 FC2 (2025年3月23日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月24日 07:11
 (月)3月24日 11:36
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.66 LD
(月)0.22 LD
推定直径
6 ~ 12 m
対地球相対速度
13.4 km/s ≅ 4万8000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2027年7月27日ごろ
公転周期767 日 ≅ 2.10 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

小惑星 2025 FX2 が地球と月に接近

 
小惑星〝2025 FX2〟が 3月25日に地球と月の近くを通過します。かなり大きく、非常に高速な小惑星です。
 
2025 FX2 (2025年3月23日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月25日 00:46
 (月)3月25日 01:47
接近日時 誤差
(地球)± 3 分
(月)± 4 分
接近距離 (地球)0.71 LD
(月)1.67 LD
推定直径
9 ~ 20 m
対地球相対速度
25.1 km/s ≅ 9万 km/h
初観測から地球接近まで2 日
次の地球接近2080年11月25日
公転周期586 日 ≅ 1.61 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

小惑星 2025 FK3 が地球と月に接近

 
小惑星〝2025 FK3〟が 3月24日に地球と月の近くを通過します。高速で移動する小惑星です。
 
2025 FK3 (2025年3月23日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)3月24日 17:03
 (月)3月24日 19:24
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.32 LD
(月)0.97 LD
推定直径
4 ~ 9 m
対地球相対速度
20.5 km/s ≅ 7万4000 km/h
初観測から地球接近まで3 日
次の地球接近2117年4月8日ごろ
公転周期1017 日 ≅ 2.78 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。