2025年3月3日月曜日

オーストラリア北東部で M4.4

 
3月1日20時32分(日本時間)、オーストラリア北東部のクイーンズランド州で M4.4 の地震が発生しました(震央地図)。ジオサイエンス・オーストラリアは MLa4.5、震源の深さ 8km と発表しています(MLa は local Australian magnitude)。人的被害は出ていない模様ですが、停電が発生しました。多くの日本人が訪れるケアンズやサンシャイン・コーストなどでも揺れを感じたとのことです。
 
震源が浅かったせいか、震源地周辺では多くの人が大きな爆発音(loud explosion、explosion noises)が聞こえたと報告しています。 動画によると短時間の強い揺れがあったようです:

 
 

ブルー・ゴースト月面着陸成功

 
米国テキサス州に本拠を置くファイアーフライ・エアロスペース(Firefly Aerospace)社が 1月15日に打ち上げたブルー・ゴースト(Blue Ghost)月面着陸機が、3月2日17時34分(日本時間)に月の「危機の海(Mare Crisium)」に無事に軟着陸しました。同社は月面への軟着陸を完全に成功させた史上初の民間企業となりました。ブルー・ゴーストには NASA の観測装置 10 基と、ファイアーフライ社の従業員全員の名前が刻まれた銘板が搭載されています:
 


2025年3月2日日曜日

ゼレンスキー大統領

 
まるで暴力団の事務所で親分や幹部連中に取り囲まれて恫喝されているようです。ホワイト・ハウスはもはやブラック・ハウスなのかもしれません。
 
「ゼレンスキーは戦争中の指導者であり、ロシアの攻撃で国民が苦しみ、死んでいくのを毎日見ている。このような残虐行為を犯している戦争犯罪人の独裁者を擁護するトランプとバンスに説教され、嘘をつかれるのは、想像を絶する苦痛だろう。アメリカの永遠の恥だ」
 

Zelensky is a wartime leader watching his people suffer and die under Russian attacks every day. To be lectured and lied to by Trump and Vance, as they defend the war criminal dictator committing these atrocities, is unimaginable agony. An everlasting shame for America.

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— Garry Kasparov (@garrykasparov.bsky.social) 2025年3月1日 4:15
 
「グレン:なぜスーツを着ていないんだ?あんたはこの国の最高レベルのオフィスにいるのに、スーツを着ることを拒んでいる。多くのアメリカ人が、あんたが大統領府に敬意を払わないことを不満に思っているんだぞ」
「ゼレンスキー:この戦争が終わったら、コスチュームを着るつもりだ。たぶん、君のようなものをね。いや、もっとましなものかもしれない」
 

GLENN: Why don't you wear a suit? You're at the highest level in this country's office & you refuse to wear a suit. A lot of Americans have problems with you not respecting the office. ZELENSKYY: I will wear a costume after this war will finish. Maybe something like yours. Maybe something better.

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— Aaron Rupar (@atrupar.com) 2025年3月1日 3:22
 
「ホワイト・ハウスでのウィンストン・チャーチル ... 戦争中なのでスーツを着ていない」
 

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-171)

 
米国イエローストーン国立公園の 2月の状況です。
 
2月3日深夜にスティームボート間欠泉(地図)の噴出が発生しました。今年最初の大噴出です。
 
日付(現地時間) 間隔(日)
1
2月3日 72
 
 
2月の地震活動は通常のレベルでした。42件の地震が観測され、最大は 2月11日に発生した M2.6 でした。群発地震は2回発生し、2月1日から8日にかけて 18件、最大 M1.6、2月11日に 11件、最大 M2.4 でした 。
 
イエローストーン・カルデラでは、10月以降、約 2cm の沈下が記録されています。この沈下パターンと沈下率は、2015年から 2016年にかけて始まった傾向が続いているものです。
 
昨年の夏の終わり以降、ノリス間欠泉盆地付近では、わずかな(1cm 未満)沈下が観測されています。
 
 
 

サントリーニ島近海群発地震、活動低下

 
ギリシャのサントリーニ島(地図)北東の海域を中心に続いていた群発地震は、その発生頻度とマグニチュードが低下しています。島外に避難していた住民も帰還し始め、閉鎖されていた学校も 3月4日から再開されるとのことです。
 
「専門家委員会が現状を評価し、アニドロス海域の地震活動がここ数週間で大幅に減少していると判断した」、「サントリーニ島と近隣の島々の学校は、同地域での地震活動の活発化により約1か月間閉鎖されていたが、3月4日火曜日に再開される」: 
 
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2025年3月1日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-329)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 3月1日17時00分付けで「続報 No.397」(PDF形式)を出しています ——
 
「 Stage-31が示した 3/1.0 PBF特異極大観測 Stage-32へ
PBF特異初現 2/26.8 が正しい場合 3/5(~3/7)を示す
← 対応地震発生の可能性有 」
 
前回の更新情報 
 
Stage-31 が 2月27日~3月2日を示す。この期間に対応地震発生か次の極大出現の可能性。

現況 
 
Stage-31 が示した期間内の 3月1.0日を中心として CH26 観測装置と CH20 観測装置に同期してPBF特異の極大が現れた。CH32 観測装置にも同じ時間帯に変動が集中。
 
推定 
 
初現  2月26.8日、極大 3月1.0日に経験則[初現~地震発生]:[極大~地震発生]= 20:13 を適用すると 3月5日±2日が算出される。3月4日以前の可能性は考えにくい
ため、3月5日(~3月7日)に対応地震発生(または新たな極大出現)の可能性となる。

3月5日(~3月7日)に新たな極大変動が観測されない限り、この時期が 16年8ヶ月継続した №1778 前兆の対応地震発生推定時期となる。
 
3月5日(~3月7日)地震発生が正しい場合は、CH32 観測装置の特異変動と CH26 観測装置のPBF特異 は 3月4日朝まで断続的にでも継続する可能性あり。
 
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
  
 
 [注]特異変動については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料 』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日 3月5日(誤差 3月7日まで)
3月5日以降も変動継続の場合や 3月5日~3月7日に極大出現の場合は上記を否定、 続報予定。
推定時間帯 09:00±2時間 または 18:00±3時間
前者の可能性が若干高い
推定震央領域

続報 No.397 」所載の図4参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は極めて低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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