「 Stage-33 が示した 3/20~
CH26 に顕著特異変動 Stage-34 極大
極大が 3/21.5 の場合 = 3/23(or 24) 対応地震発生の可能性有 」
極大が 3/21.5 の場合 = 3/23(or 24) 対応地震発生の可能性有 」
前回の更新情報
Stage-33 から 3月20日~21日に対応地震発生の可能性(この時期に新たな変動極大が現れない場合)。
現況
CH26 観測装置に、3月20日13.8時(3月20.6日)、基線の上下に大きく変動する特異変動が短時間出現。さらに同日 23時過ぎから非常に顕著な特異変動が出現(図1)。
この変動は、Stage-33 が示した時期に地震発生ではなく、次の Stage-34 の極大が出現したと認識される。現在まだ変動出現中で静穏化していないため極大の中心は不明(3月21.5日か)。
推定
CH26 観測装置上の変動が一番大きくなっている 3月21.5日が極大の場合、変動は 22日未明まで継続し、地震発生は 3月23日の可能性。
- 3月21.3日~21.4日極大 → 3月22日夕刻発生(可能性は若干低い)
- 3月21.5日極大 → 3月23日発生
- 3月21.5日以降 → 3月24日以降発生
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
[注]特異変動については『
FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料
』(PDF形式)の 9ページを参照してください。
推定日 | 3月23日(または 24日)の可能性 3月21.5日極大が正しい場合 3月22日夕刻の可能性特異変動が21日21時ごろまでに静穏化の場合;可能性は若干低い 極大が 3月21.5日以降の場合は 3月24日以降発生の可能性となるため、続報を予定。 |
推定時間帯 |
09:00±2時間 または 18:00±3時間
前者の可能性が若干高い
|
推定震央領域
|
「
続報 No.404
」所載の図3参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域 震央が火山近傍領域である可能性が高い 弧線A~B以南の可能性は極めて低い
直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
|
推定規模 |
主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり |
推定地震種 |
震源が浅い陸域地殻内地震
|
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
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