2026年2月6日金曜日

太陽活動が地震の引き金になる可能性


このところ矢継ぎ早に発表を行なっている京都大学・梅野健教授の研究グループの発表です。
 
「地殻内の破砕帯と電離圏が『巨大なコンデンサ』のように電気的に結合していると考え、太陽フレアなどによる電離圏の電子数密度の変動(電離圏擾乱)が、地殻内部に電気的な圧力を生じさせる仕組みを理論的に示しました。この電気的圧力は、地震発生に関与すると考えられている潮汐力や重力と同程度、あるいはそれ以上の大きさに達する可能性があります」、「あの日の朝、Xクラスの太陽フレアが発生し、夕方に能登半島地震発生したのは、何か未知のリズム(規則性)、いや因果性があると感じ、この常識を取っ払ってみました。すると急に視界が広がり …」:

17世紀北海道超巨大地震の“再来”


静岡県立大学と海洋研究開発機構(JAMSTEC)の発表です。グーテンベルグ・リヒター則の「b値」の地理的分布や時間的変化から東北沖と北海道沖の巨大地震の発生可能性について述べています。
 
東北沖では、2011年M9地震後も『b値が高い状態』が継続」、「過去の一部研究が示した『応力が急速に元に戻り、M9がいつ起きてもおかしくない』という見解とは異なり、東北沖の超巨大地震が再び起きるには、なお長い時間スケールでの応力蓄積が必要である可能性が高い」、「北海道沖では、『b値の低下』と、大地震の発生と関係する可能性がある『静穏化』、『空白域』、『スロー地震の活動』、『強いプレート固着』が同時に進行」、「17世紀に起きたとされる M9 クラスの超巨大地震の震源域と重なる海域で、応力がここ数年で再び高まっているサインを確認」:

2026年2月5日木曜日

古代ローマのパン


「西暦 79年にヴェスヴィオ山が噴火したとき、ポンペイの窯で焼かれていた古代ローマ時代のパン。このパンは火山災害によって炭化し、約1800年後に発掘されるまで窯の中に放置されていた」:

A loaf of #Roman bread, which was being baked in an oven in #Pompeii when Vesuvius erupted in AD 79; it was carbonised by the disaster & left in the oven until being excavated nearly 1800 years later 🏺 #AncientBlueSky

[image or embed]

— Dr Jo Ball (@drjeball.bsky.social) 2026年1月11日 20:21


南海トラフ地震と韓国


韓国『中央日報』の記事です。日本で南海トラフ地震が起きた場合、韓国にも被害が及ぶ可能性があることを指摘しています。
 
「震央が韓半島(朝鮮半島)から約 1200キロ離れた 2011年の東日本大地震とは違い、南海大地震は約 500キロしか離れていない」、「昨年3月にミャンマーで M7.7 の大地震が発生した際、『低周波・長周期地震波』により約 1000キロ離れたタイ・バンコクの 33階建てビルが倒壊した」:

2026年2月4日水曜日

戦時の地震早期警報


イギリスの科学誌 "Nature" に掲載された論文です。地震早期警報(Earthquake Early Warning、EEW、日本の「緊急地震速報」に相当)の誤報(実際には地震が起きなかった、あるいは規模の予測が大きくはずれた、など)が発生した場合、社会がどう受け止めるかを調査した結果をまとめています:

以下は "Abstract" を 翻訳したものです(Google 翻訳と DeepL を使用し、一部手直し) ——

誤報または不必要な地震早期警報(EEW)は国民の信頼を損なうリスクがあり、警報疲れや関心の低下につながる可能性がある。これは政策立案者にとって重大な懸念事項である。
 
誤警報は本質的に予測不可能だが、2024年10月26日、軍が起こした爆発がイスラエルの EEW システムによって誤ってマグニチュード 5.2 の地震と判断され、100万人以上に対して警報が発令された。これは、誤警報を研究するまれな機会であった。これはイスラエルで初めての公的な EEW 警報であり、ほぼ毎日のミサイル警報が 1年間続いていた戦時中の出来事である。
 
この出来事の直後に、事前登録済みの国民に対する調査が実施された(対象人数 1043)。警報は地理的に限定されていたため、この事件は警報を受け取った人と受け取らなかった人の態度を比較する準実験的な機会にもなった。
 
結果は、市民が依然としておおむね EEW ガイダンスに従う意欲があり、誤警報に対してかなりの寛容さを持っていることを示した。しかし、誤った地震警報に対する許容度は、誤ったミサイル警報に対する許容度よりも有意に低く、地震の脅威と安全保障上の脅威に対する国民の認識が異なることを示していた。誤警報や警報への継続的な曝露にもかかわらず、被害をもたらさないと感じられる事象であっても、警報を受信することへの市民の支持は依然として強固であった。これらの知見は、市民の信頼の回復力を浮き彫りにするとともに、効果的な警報システムの設計に向けた示唆を提供する。

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関連記事

2026年2月3日火曜日

港内にクジラ 2頭が入り込む — 北海道函館市


2月2日朝、北海道函館市の函館港(地図)で 2頭のクジラが泳いでいるのが見つかりました。体長約 8m で種類は不明(記事に掲載されている写真からはザトウクジラと思われます)。
 
「港内で最近多いイワシの群れを追ってきたのでは」(目撃者)、「函館近郊では昨年 12月中旬ごろからイワシの群れが多く見られるが、函館港内でのクジラ目撃は珍しい」(函館市内の釣具店):

イルカが川を遡る — 熊本県熊本市


2月3日、熊本県熊本市を流れる坪井川(地図)で、イルカの一種スナメリが泳いでいるのが見つかりました。現場は同市西区松尾(地図)で、河口から約 3km の地点。
 
「坪井川でスナメリを見た話は聞いたことがない(中略)餌を求めて移動するうちに、坪井川にたどり着いたのではないか」(熊本博物館):

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-182)

 
米国イエローストーン国立公園の 2026年1月の状況です。
 
ノリス間欠泉盆地のスティームボート間欠泉(地図)では、昨年12月31日(現地時間)の噴出以降、噴出は発生していません。昨年の噴出は 3回でした:
 
日付(現地時間) 間隔(日)
1
2月3日 72
2 4月14日 70
3 12月31日 261
 
  
1月の地震活動は通常のレベルでした。100回の地震が観測され、最大は 1月10日に発生した M2.6 でした。2つの群発地震の発生がありました。
 
ノリス間欠泉盆地の南に位置するカルデラ北縁部を中心とした隆起が継続しています。ただし、2025年7月の隆起開始時と比較すると、過去数ヶ月で隆起速度は鈍化した可能性があります。
 
イエローストーン・カルデラでは、季節的な隆起が 12月下旬に終了したとみられます。2015年にカルデラ全体の沈下が始まって以来、地下水の流入などによる季節的な隆起は通常 5月または 6月に始まり、9月または 10月まで続きますが、2025年は沈下状態に戻るまでに通常より長い時間がかかりました。

 
 
 

2026年2月1日日曜日

謎のエレファント・キラー「エメラ・ントゥカ」


コンゴの湿地帯に棲息するといわれるエレファント・キラー「エメラ・ントゥカ」に関する記事です:

以下は記事からの抜粋です ——
 
中央アフリカの広大でほとんど立ち入ることのできない沼地では、地元の人々が長年、その名だけで恐怖を覚える巨大な生物について語り継いできた。エメラ・ントゥカとして知られるこの生物は、しばしば「象殺し(エレファント・キラー)」と訳される。数十年にわたり、狩猟者や植民地時代の役人、探検家たちがその存在を記述してきた。異なる時代に記録された彼らの証言は驚くほど類似している。しかし、いまだに物的証拠は一切発見されていない。 

エメラ・ントゥカに関する記述によれば、その生物はアフリカゾウほどの大きさで、茶褐色の体、力強い四肢、長く太い尾を持つ。目撃者の一部は、その全体的なシルエットがサイに似ていると述べている。最も頻繁に言及される特徴は、鼻先から一本の長い角が突き出ている点である。 

 記録のほとんどでは、エメラ・ントゥカはコンゴ盆地の沼地や浅瀬、特に現在のコンゴ民主共和国にあるリクアラ(地図)湿地に生息しているとされる。一部の報告では、カメルーンやさらに南のザンビアのバンウェウル湖(地図)での目撃情報も示唆されている。
 
この生物は通常、単独行動を好み草食性で、水生植物を餌とすると言われる。しかし、その縄張りに入ってきた大型動物に対しては、極めて攻撃的な性質を示すとも伝えられている。一部のピグミー部族の間では、口承伝承において、ライオンやカバよりもエメラ・ントゥカの方が恐れられており、何としても避けるべき存在と見なされている。

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2026年1月31日土曜日

衛星崩壊


1月30日に撮影された動画です。退役し、昨年10月に「墓場軌道」に投入されたロシアのオリンプ(Olimp)信号諜報衛星が、おそらくスペース・デブリ(宇宙ゴミ)と衝突したことによって崩壊していく過程をとらえています。最初の衝突以降、周辺に衛星と同じ速度で同じ方向に移動する複数の物体(破片?)が現れます: