2026年2月16日月曜日

草津白根山で火山性地震増加、傾斜変動も


草津白根山(湯釜付近、地図)では、2月14日以降、火山性地震が増加しています。地震回数は、ふだんは 1日あたり 0〜2回程度のことが多いのですが、14日は 48回、15日は 42回、16日は 19時までに 46回となっています。14日には傾斜変動も観測されています。
 
「釜付近の地下浅部の膨張を示すと考えられる緩やかな地殻変動や地下の温度上昇を示唆する全磁力の変化は、鈍化しながらも継続しています。また、噴気の化学成分比には、活発化を示す変化が引き続き認められています」:

気象庁「草津白根山(白根山(湯釜付近))の火山観測データ」より


小惑星 2026 CR2 が地球と月に接近中

 
2月17日から 18日にかけて、小惑星〝2026 CR2〟が地球と月の近くを通過します。
 
2026 CR2 (2026年2月15日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)2月17日 11:27
 (月)2月18日 04:28
接近日時 誤差
(地球)± 2 分
(月)± 3 分
接近距離 (地球)0.36 LD
(月)0.28 LD
推定直径
2 ~ 5 m
対地球相対速度
5.6 km/s ≅ 2万 km/h
初観測から地球接近まで4 日
次の地球接近2035年2月7日ごろ
公転周期443 日 ≅ 1.21 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年2月15日日曜日

2つの小惑星が月と地球に接近・通過

 
2月9日と 2月11日に、小惑星が月と地球の近くを通り過ぎていたことが、NASA/JPL による 2月14日付のデータベース更新で明らかになりました。このうち、"2026 CP2" が将来地球に衝突する確率は 0.00000046%(2億2千万分の1)と計算されています。
 
2026 CH2 (2026年2月14日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)2月9日 10:36
 (地球)2月9日 15:53
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)0.90 LD
(地球)0.25 LD
推定直径
3 ~ 6 m
対地球相対速度
7.8 km/s ≅ 2万8000 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2032年11月21日ごろ
公転周期336 日 ≅ 0.92 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
2026 CP2 (2026年2月14日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)2月11日 09:59
 (地球)2月11日 11:49
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.43 LD
(地球)0.41 LD
推定直径
3 ~ 6 m
対地球相対速度
12.4 km/s ≅ 4万5000 km/h
初観測から地球接近まで0 日
次の地球接近
公転周期540 日 ≅ 1.48 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

近畿圏中心領域大型地震 (続報-362)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  2月13日15時00分付けで「続報 No.431」(PDF形式)を出しています。地震発生推定日などは前回の更新情報と同じです ——
 
 17年7ヶ月継続した前兆変動が
短時間櫛歯変動を除いて 別形態 No.3614も含め 全て終息
対応地震 3月7日±2日 発生の可能性 
 
現況/考察
  • 現在、全観測点で 1時間程度の櫛歯変動が時折出現しているだけ。17年7ヶ月継続したNo.1778 の前兆変動は全て終息。3月7日±2日に対応地震が発生する可能性が考えやすい状況。

     [注]「櫛歯変動」については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料』(PDF形式)の 9ページを参照してください。 

  • 別形態変動と考えられる前兆変動 No.3614 も終息したとみられる。最近観測された火山近傍地殻地震前兆と噴火型前兆変動は全て No.1778 関連の可能性が高いと考えられる。

  • 2月下旬以降に噴火型前兆変動が複数日観測された場合は、対応地震活動にともなって震央近傍の火山で噴火活動が起きる可能性があるが、現状では考えにくい。

  • 現在の推定を覆す変動が観測されないかぎり、あるいは 3月7日±4日に次のステージの極大が出現しないかぎり、推定日に地震が発生する可能性がある。「最大限の対策をお願い申し上げます。なるべく多くの方に本情報を読んで頂けましたら幸いです

  • 「31年間の観測で初めて体験する 17年を超える長期継続特殊前兆変動のため、推定に誤りがある可能性は否定困難です」
 
 
推定日
3月7日 ±2日 (最大誤差 3月7日 ±4日)
3月7日 または 3月8日 の可能性が高い。
3月7日±4日に初現または極大が出現して、次のステージに移行しない場合に限る。
推定時間帯 09時 ±2時間 または 18時 ±3時間
(BT変動出現終息時間帯から推定、参照 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらない
推定震央領域

更新情報「続報 No.431」所載の図2参照
点線領域内=大枠推定領域
太線領域内=可能性が考えやすい推定領域
斜線領域内=火山近傍で考えやすい 
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3 または複合地震
複合地震の場合(例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等)は、M7以上の地震の断層長 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
関連記事

2026年2月13日金曜日

プレスリップ(前兆すべり)の検知を目指す — 愛知県蒲郡市と京都大学


 
東愛知新聞』の記事です。愛知県蒲郡市(地図)が京都大学・梅野健教授の研究グループと今年度から進めている共同研究の一環として、1月26日、市役所の屋上に測位衛星受信機が設置されました。大地震の直前に発生するとされる「プレスリップ(前兆すべり)」の検知を目指すとのことです。
 
「今回の実証試験で用いられる手法は、梅野教授が考案した『相関解析法』だ。(中略)2011年の東北地方太平洋沖地震の直前データにこの手法を適用したところ、地震発生の約 2時間前からプレスリップを示唆する異常を検出することに成功している」: 

バレンタイン間欠泉


米国のイエローストーン国立公園にあるバレンタイン間欠泉(地図)は、昨年 8月7日に約 21年ぶりに噴出を再開しました。以下の記事は米国地質調査所(USGS)のウェブサイトに 2月9日付で掲載された記事です:
 
以下は記事からの抜粋です —— 

バレンタイン間欠泉は、ノリス間欠泉盆地博物館のすぐ北、丘の中腹の小さな窪地にあります。ガーディアン間欠泉と隣接しており、ガーディアン間欠泉としばしば同時に噴出しています。
 
バレンタイン間欠泉がいつ形成されたかはわかっていません。1880年代には何らかの形で存在していた可能性もあれば、1902年に形成された可能性もあります。バレンタイン間欠泉という名前が付けられたのは、1900年代初頭(おそらくは1907年ですが、1909年という説もあります)で、ノリス・ホテルの冬季管理人であった C. W. ブロンソンがバレンタイン・デーに激しく噴出するのを目撃したためです。 

大規模な噴出は比較的静かですが、最高で 23 メートルまで噴き上がることがあります。ただし、通常はその半分程度の高さまでしか噴き上がりません。大規模な噴出は水で始まりますが、すぐに蒸気に変わり、噴出は数分から 20 分以上続き、蒸気の段階が長くなることもよくあります。
 
スティームボート間欠泉と同様に、バレンタイン間欠泉も頻繁に噴出し、その間に静かな期間が繰り返されるようです。活動的な時期のバレンタイン間欠泉の噴出は非常に規則的です。
 
バレンタイン間欠泉は 2025年8月7日に再び活動を開始しました。これは、約21年ぶりの記録に残る噴出です。それ以降、少なくとも 10月中旬までは約4~6日おきに噴出し、その前に必ず近くのガーディアン間欠泉からも噴出があり、最終的には両方の間欠泉から同時に噴出がありました。10月中旬以降、ノリス間欠泉盆地はインフラ・メンテナンスのため、その後は冬季のため、立ち入り禁止となっています。 
 
 2025年以前の最も最近の活動期は 1980年代後半から 1990年代初頭で、数日おきに噴出が発生していました。1999年から 2004年にかけても数回の噴出がありましたが、それ以降は大規模な噴出は確認されていません(ただし、目撃者のいない冬季に孤立した噴出が発生し、記録されなかった可能性があります)。
 
—— 



2026年2月12日木曜日

小惑星 2026 CS1 が月と地球に接近・通過

 
小惑星〝2026 CS1〟が 2月7日に月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL による 2月11日付のデータベース更新で明らかになりました。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.000021%(480万分の1)と計算されています。
 
2026 CS1 (2026年2月11日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)2月7日 15:44
 (地球)2月7日 17:22
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)0.85 LD
(地球)0.24 LD
推定直径
2 ~ 3 m
対地球相対速度
11.0 km/s ≅ 4万 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2038年2月5日ごろ
公転周期683 日 ≅ 1.87 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年2月11日水曜日

白昼に肉眼で見える彗星出現か


1月13日に発見された彗星が、4月上旬に太陽に極めて接近し、昼間に肉眼でも見えるほど明るくなる可能性があるとのことです。この彗星は C/2026 A1(MAPS)で、推定直径は約 2.4km。 4月4日に近日点を通過しますが、この時の太陽からの距離は約 80万km。この前後に太陽の強力な重力や熱、放射線に曝されることになりますが、これらに耐えて分裂や消滅しなければ非常に明るくなるとされています。4月後半に地球に最接近する際に最大光度に達する可能性が高いとされ、一部の研究者は、満月の数倍の明るさになり、昼間の空で肉眼で見えるようになると予測しています。
 
この彗星は、太陽に接近する彗星のグループであるクロイツ彗星群に属していますが、このグループには、1965年に満月よりも明るく輝いたイケヤ・セキ彗星や、2011年に出現したラブジョイ彗星などがあります:



琉球沈み込み帯の地震のスーパーサイクル


琉球大学の発表です。石垣島(地図)の化石サンゴの分析によって、琉球海溝南部では巨大地震が数千年の「スーパーサイクル」で繰り返し発生してきた可能性が高いことを明らかになった、とのことです。地震のスーパーサイクルとは、巨大地震がほとんど起きない静穏期と、巨大地震が集中的に発生する活動期が、数百年から数千年の時間スケールで繰り返される現象のことです。
 
「石垣市名蔵地区の地形学的分析と、7つの化石サンゴの内部層序の研究により、過去5000年間の相対的な海面変動を復元することができました。このデータから、5000~4000年前と3000~2000年前に、サンゴが数段階に分けて隆起したことが明らかになりました。このことは大地震に伴う長期的な隆起があったことを示しています」:

2026年2月10日火曜日

小惑星 2026 CB1 が地球と月に接近・通過

 
2月5日、小惑星〝2026 CB1〟が地球と月の近くを通過しました。
 
2026 CB1 (2026年2月9日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)2月5日 07:35
 (月)2月5日 12:37
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.90 LD
(月)1.40 LD
推定直径
6 ~ 13 m
対地球相対速度
16.7 km/s ≅ 6万 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近
公転周期1084 日 ≅ 2.97 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。