2022年9月28日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-273)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 9月27日14:00 付けで更新情報を出しています。
 
10月11日±2 発生の可能性検討中 ひとつの可能性 CH20・21等特異・CH26-PBF = 10/5± 終息するか要確認
  
 今回の更新では、推定日に加えて、推定時間帯と参考推定領域(斜線域)が若干変更されています。
 
推定日10月11日±2日の可能性を検討中
条件: 10月5日前後までに前兆変動終息が確認できること
推定時間帯 09:00±2時間 または 18:00±3時間
推定震央領域 続報 No.338」所載の図5太線内
斜線の領域は可能性を考え易い参考推定領域
推定規模 M8.0 ± 0.3
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
No.1778前兆群は、2008年7月初旬に出現し始めた前兆です。継続期間は14年を越えました。串田氏の観測歴上で最長の継続期間で、ピーク時期には30の観測装置に前兆変動が出現しました。
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
 

小惑星衝突! (続報-3)

 
DART本体から分離され、DARTを追いかけるように飛行することから「DARTのパパラッチ」とも呼ばれる LICIACube(Light Italian CubeSat for Imaging of Asteroids)から撮影した衝突の様子です。右下の画像が最もはなばなしい感じです:
 
 
 
 LICIACube は衝突で飛び散ったデブリの情報や、衝突後にできたクレーターの画像なども送ってくることになっています。その後は、燃料の残量次第ですが、他の小惑星の探査もおこなうとされています。
 
 

小惑星衝突! (続報-2)

 
グーグルで「nasa dart」を検索すると、何かが衝突して画面が傾きます。お試しあれ。
 
 
 

小惑星衝突! (続報)

 
衝突の瞬間を ATRAS(Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System)が捉えた映像です。DARTが衝突したディモルフォスとディディモスは重なって見えているのか、それともディディモスは視野外にあって映っていないのか、よくわかりません:
 
 
 
DARTが衝突したのはディモルフォスですが、上のツイートで "impact at Didymos" とあるのは、ディディモス系(ディディモス+ディモルフォス)を指しているのだと思われます。
 
ATRAS はハワイ大学がNASAの資金適用を受けて運営している小惑星衝突早期警報システムで、ハワイ・チリ・南アフリカに4基の望遠鏡を設置して、毎晩数回、全天を自動的に走査し移動する天体を探しています。
 
 
 

2022年9月27日火曜日

木星大接近 59年ぶり

 
今夜 19時38分、木星がとなります。視直径 49.9秒、光度 −2.9等。
 
木星は約13ヶ月ごとに衝となりますが、今回は、木星が近日点近くにあるときに衝となるため、1963年以来59年ぶりの大接近となります。日没ごろに東の地平線から昇り、日の出ごろに西に沈むため、一晩中見ることができます。黄色味を帯びた落ち着いた光で輝いています。
 
 
 
70年ぶりの大接近とする記事もあります。どうしてこの差が生じるのか、よくわかりません:
 
ちなみに、前回木星が大接近した1963年には2つの大地震が発生しています:
  • 越前岬沖地震 M6.9
  • 択捉島付近 M8.1

神社の森から水が噴き上がる、高さ30〜40m — 北海道長万部町 (続報-5)

 
北海道長万部町にある飯生神社(いいなりじんじゃ、地図)の森で8月8日から続いていた水の噴出が、9月26日未明に止まりましたが、その理由について各メディアが専門家(道立総合研究機構エネルギー・環境・地質研究所 高橋徹哉 専門研究主幹)の見解を乗せています。 

高橋氏は2つの可能性をあげています —— (1)ガスが自然に抜けて、噴出が止まった、(2)地層が崩壊して、井戸をふさいでしまった。後者の場合には再噴出の可能性があるとのことです。

「60年間たまったものが、この1か月で出たという状況だと思います。すぐにまた明日明後日に同じような30メートル吹き上げるような状態に復活するかというと、その可能性は私は低いんじゃないかなっていうふうには思っています」(高橋氏):

関連記事

小惑星衝突!

 
9月26日付「まもなく小惑星衝突」の続報です。
 
DART探査機が予定どおりに小惑星ディモルフォスに衝突しました。映像を見る限りでは、ディモルフォスは瓦礫の集合体のようです。瓦礫が衝突の衝撃を吸収してしまい、地球からの観測で検出できるほどには軌道が変化しないのではないかと心配になります。
 
 
 

小惑星 2022 SD9 が月と地球に接近・通過

 
9月24日に小惑星〝2022 SD9〟が月と地球の近くを通過して行ったことが、9月26日付のデータベース更新で明らかになりました。
 
2022 SD9
(2022年9月26日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)9月24日 00:45
 (地球)9月24日 06:36
接近日時 誤差
(月)±1 分未満
(地球)±1 分未満
接近距離 (月)0.91 LD
(地球)0.64 LD
推定直径
6 ~ 13 m
対地球相対速度
13.5 km/s ≅ 4万9000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近(日本時間)2029年5月2日ごろ
公転周期834 日 ≅ 2.28 年
分類
アポロ群
(1LD=地球から月までの平均距離) 
 
 このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 

2022年9月26日月曜日

神社の森から水が噴き上がる、高さ30〜40m — 北海道長万部町 (続報-4)

 
北海道長万部町にある飯生神社(いいなりじんじゃ、地図)の森で8月8日から続いていた水の噴出が、9月26日未明に止まりました。9月21日ごろから噴出の勢いが衰える兆候が現れていました(参照)。現在、現場では微量のメタンガスのみが検出されています。
 
噴出場所には、直径約5cm、深さ約1mの孔が開いており(写真から受ける印象では、もう少し大きく浅いように見えます)、その底には64年前に井戸を掘削したときの鉄管の頂部が見えているとのこと。長万部町では、その鉄管に圧力を調整するためのバルブを取り付けることにしています。孔の底に溜まっている水の表面には油膜が広がっているようです。

「2、3回どっどっと止まることがあって、2時に目が覚めた時にはすっかり止まっていた」(近隣住民):
 
[備考]9月26日06時55分、新月
 
 
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まもなく小惑星衝突

 
DART探査機の小惑星衝突まで24時間を切りました。衝突時刻は日本時間9月27日朝 8時14分です。 

Credit: NASA


以下はNASAのウェブサイトに掲載されているミッションの解説のテキトー訳です:
 
DART(Double Asteroid Redirection Test)は、力学的衝突によって小惑星の宇宙空間での運動を変化させ、小惑星の進路を変える方法の1つを調査・実証する世界初のミッションです。
 
この方法では、地球にとって脅威とはならない小惑星にDART探査機を意図的に衝突させ、その速度と進路を変化させます。DARTの標的は、地球近傍小惑星の連星系ディディモスで、直径約780mのディディモスと、その周りを回る直径約160mのディモルフォスからなっています。
 
DARTはディモルフォスに衝突して連星系内での軌道を変化させ、DART研究チームはDARTのディモルフォスへの力学的衝突の結果を、小惑星への力学的衝突の非常に詳細なコンピューター・シミュレーションと比較する予定です。これによって、このような(地球への)衝突回避方法の有効性を評価し、将来の惑星防衛シナリオにどのように適用するのが最善か、また、コンピューター・シミュレーションがどの程度正確で、実際の小惑星の挙動をどの程度反映しているかを評価します。
 
衝突の様子は、衝突前にDART探査機本体から分離された LICIACube(Light Italian CubeSat for Imaging of Asteroids)によって撮影されます。また、ディモルフォスの軌道の変化は地上から観測されます。
 
ディモルフォスは、人為的に軌道を変化させられた最初の天体となります。