2025年3月18日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-334)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 3月18日14時00分付けで「続報 No.402」(PDF形式)を出しています ——
 
「 PBF特異 3/17 23時を最後に14時間再出現なし
変動完全終息の可能性
→ 明日 3/19(or 20)対応地震発生の可能性有 」
 
前回の更新情報 
 
Stage-33 の初現 3月11.2日、極大 3月13.7日から、3月18日±1日に対応地震発生の可能性。
 
現況 
 
CH26 観測装置と CH20 観測装置に出現していた PBF 特異変動は 3月17日23時まで出現、以降は再出現なし。
 
CH32 観測装置の特異変動も 3月18.0日以降は静穏基線が継続。
 
16年8ヶ月継続した前兆変動は全て終息。
 
推定
 
経験則[初現~地震発生]:[終息~地震発生]= 6:1 から 3月19日発生の可能性が算出される(最大誤差は 3月21日まで)。

 
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
  
 
 [注]特異変動については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料 』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日 3月19日 または 20日の可能性 誤差 3月21日まで
この時期に次の極大出現がない場合に限る
極大出現等の場合は上記は否定
上記時期に対応地震発生がない場合は再考し続報予定
推定時間帯 09:00±2時間 または 18:00±3時間
前者の可能性が若干高い
推定震央領域

続報 No.402 」所載の図3参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は極めて低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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