2025年3月23日日曜日

「日本最古の地震」

 
 
 
「日本最古の地震」として天武天皇七年(678年)の筑紫国地震を紹介している記事です。福岡県久留米市の味水御井神社(地図)に断層の段差が残っています:
 
『日本書紀』の天武天皇七年十二月の条には次のように記録されています:
 
是月。筑紫国大地動之。地裂広二丈。長三千余丈。百姓舍屋。毎村多仆壌。是時百姓一家有岡上。当于地動夕。以岡崩処遷。然家既全、而無破壌。家人不知岡崩家避。但会明後。知以大驚焉。 

この地震を「日本最古」とするのは疑問です。『日本書紀』には允恭天皇五年(416年)に地震があったとの記述があります(允恭地震)。また、被害の記録を伴う地震としては推古天皇七年(599年)に以下のような記述があります:
 
夏四月乙未朔辛酉。地動。舎屋悉破。則令四方、俾祭地震神。
 
(『日本書紀』の文言は荒山慶一氏入力の『六国史』から引用) 


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