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2025年5月30日金曜日

十戒

 
「つまり、技術面から見ると、モーゼはタブレット(石板)を使ってクラウド(天)からファイル(十戒)をダウンロードした最初の人間ということになる」 
 



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— PoliticalOdor (@politicalodor.bsky.social) 2025年5月29日 7:29
 

2025年5月9日金曜日

新ローマ法王の副大統領批判

 
米国シカゴ出身で、新しいローマ法王に選出されたロバート・フランシス・プレヴォスト氏の、今年 2月の X へのポスト(ツイート)です。名指しで米国副大統領のヴァンス氏を批判しています。
 
「JD・ヴァンスは間違っている:イエスは私たちに他者への愛を順位付けするよう求めてはいない」:
 
 

2025年5月3日土曜日

ローマ法王におれはなる (続報)

 
5月1日付「ローマ法王におれはなる」の続報です。
 
本人の "Truth Social" への投稿です:
 
 
 
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2025年5月1日木曜日

ローマ法王におれはなる

 
サウス・カロライナ州選出の連邦上院議員のツイートから。
 
「トランプ大統領が次期ローマ法王になることに前向きだと聞いて、私は興奮しました。まさにダーク・ホース候補と言えるでしょうが、法王選出コンクラーベとカトリック信者の皆様には、この可能性について前向きな姿勢で臨んでいただきたいと思います!」
 
「史上初のローマ法王と米国大統領の組み合わせには、多くのプラス面があります。(新法王が決まったことを知らせる)白煙が上がるのを期待しています … トランプ MMXXVIII(=2028)!」
 
 
 
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2025年3月31日月曜日

不吉? 土星とラーフの合

 
インドの占星術の話題です:
 
以下は Google 翻訳の結果を手直ししたものです ——
 
ミャンマーとタイを最近襲った地震は、占星術上の出来事、特に今後の土星とラーフの合との関連について関心を呼び起こしている。占星術師は、3月29日から 51日間続くと予想されるこの 2 つの凶星の配置が、地震、洪水、その他の壊滅的な出来事を含む重大な自然災害につながる可能性があると考えている。

占星術では、土星とラーフは「邪悪な」惑星とみなされており、この 2つが並ぶと、その影響は凶であると考えられている。一部の専門家は、特に水に支配される魚座など、水の要素に関連する地域で地震活動が増加する可能性があると警告している。これらの予測によると、現在の状況は、今後数週間に発生する可能性のあるより深刻な難題の「予告編」にすぎない。

占星術が一つの視点を提供する一方で、科学者たちは地震を説明するためにプレート運動などの地質学的要因に依拠し続けている。それでも、これらの出来事(ミャンマー大地震と土星・ラーフの合)の同時発生は、科学界と占星術界の両方で関心を呼び起こしている。
 
——
 
ラーフはインド神話上の魔物の名前ですが、占星術では、天球上の月の通り道(白道)と太陽の通り道(黄道)の 2つの交点のうち、白道が南から北に黄道を横切る点(昇交点)を指し、惑星として扱われます。
 

2025年3月8日土曜日

地震祭

 
陰陽道には数十種類の祭祀があったそうです。中でもよく知られているのは健康や長寿を祈願する「泰山府君祭」ですが、地震を避けるための「地震祭」というのもありました。平安時代後期の関白・藤原忠実は日記に次のように記しています:
 
今日戌の剋許り、地震祭を行う。三条亭において此の事あり。陰陽師家栄。今日より余精進す。但魚は服す。籠祭なり。
 
前の月に京都で大きな地震が 2度あったので、さらなる地震の災厄を防ぐために自邸において陰陽師・賀茂家栄(かものいえよし)に地震祭を行わせたということです。「戌の剋」は午後8時±1時間。陰陽道の祭祀は暗い時間帯に行なわれることが多かったのだそうです。
 
参考書籍: 『陰陽道の発見』 山下克明著、NHKブックス、2010
 

2025年1月16日木曜日

日本に地震が起きることぐらい赤ん坊でも予言できる

 
ガーナの話題です。記事中の地震は、1月13日に日向灘を震源として発生した最大震度 5弱の地震を指しているようです:

記事の概略です ——

ガーナの「神の人(man of God)」・預言者エリック・ボアヘン(Eric Boahen)は、最近おこなった予言の 1つが実現したことをソーシャル・メディアで自慢した。

レイン・ハウス・チャペル(Reign House Chapel)の総監督(General Overseer)であるボアヘンは、徹夜の礼拝中に、日本が地震に襲われて多くの人が亡くなるだろうと予言した。

日本に地震が発生した後、ボアヘンと彼のチームは、予言と地震のニュースを並べて、予言が実現したことを示す動画を投稿した。

[動画]
 
ソーシャル・メディアのユーザーたちはボアヘンの予言に感心するどころか、(災害という)悲劇を利用して利益を得ようとしたとしてこの説教師を非難した。

ほとんどの反応は、(日本では地震が頻繁に起きるので)日本の地震を予言するのは世界で最も簡単なことの 1つだというものだ。多くのネット・ユーザーは、赤ん坊でもそれができるのだから、この説教師の「予言」は信用できないと言っている。
 

2025年1月11日土曜日

ニュー・マドリッド大地震を予言

 
ドナルド・トランプ暗殺未遂事件をかなり正確に予言していた牧師が、アメリカ内陸部のニュー・マドリッド断層帯地図)で、1811年から 1812年にかけて発生したニュー・マドリッド地震を上回る規模の大地震が起きると予言しています:
 
記事の概要です ——

オクラホマ州の牧師、ブランドン・デール・ビッグス氏は、神がこの春にアメリカの心を揺るがすもう一つのビジョンを彼に見せてくれたと主張している。

同氏は、ミズーリ州、アーカンソー州、テネシー州、ケンタッキー州、イリノイ州にまたがるニュー・マドリッド断層帯で「マグニチュード 10」の地震が起きたのを見たという。

同氏は、ニュー・マドリッドを襲った大地震が「連鎖反応」を引き起こし、「テキサス州テクサーカナ(Texarkana)からオクラホマ州まで影響を及ぼすマグニチュード 6.5 の余震」を引き起こすだろうと説明した。

ビッグス氏のビジョンでは、地震は春に起きると示唆されている。彼は「木の上のプラタナスの葉が、芽を出そうとしている」のを見たのだ。
 
ドナルド・トランプ暗殺未遂事件についてのビッグス氏の予言については、次のように書かれています ——

ビッグス氏は、2024年4月に投稿した動画でこの不気味な予言を語った。これは、7月13日にペンシルベニア州バトラーで行われた集会でトランプ氏が暗殺されそうになった事件の 3か月前のことだ。

「弾丸は耳の横を通り過ぎ、頭に非常に近かったため鼓膜が破れた」と彼は語った。

3か月後、(狙撃犯の)マシュー・クルックス(20歳)はトランプ氏に数発発砲し、そのうち 1発は耳をかすめた。しかし、弾丸は鼓膜を破らなかった。
 

2024年12月24日火曜日

ベツレヘムの星

 
クリスマス・ツリーの天辺に飾り付けられる「星」は、ユダヤのベツレヘムの空に出現して、東方の三博士(三賢者)に救世主(ユダヤの王、キリスト)の誕生を知らせ、その誕生場所を指し示したとされる「ベツレヘムの星」を表しています。
 
この星が何であったのかについては、超新星や新星、惑星の会合(接近)、彗星、UFO、などなど諸説あります。彗星は古来、洋の東西を問わず不吉の前兆と見なされることが多かったので可能性は低いと思いますが、他の説も難点があり万人を納得させるには至っていません。
 
わたしは最近、地球の近くを低速で通過した小惑星の可能性があるのではないか、と思うようになりました。というのは、2029年4月に直径 300m 超の小惑星アポフィスが地球と月の間の距離の約 10分の1 のところを通過する際には 3.3等級の明るさになり、天体望遠鏡や双眼鏡がなくても肉眼で確認できると予想されているからです。もう少し大きいか、反射率の高い小惑星が地球のそばを通過すれば、ベツレヘムの星のように見える可能性があるのではないでしょうか。

東方の三博士による礼拝の物語では、星は移動していたとされています ——

キリストがベツレヘムで誕生した直後、東の国で誰も見たことがない星が西の空に見えた。東方の三博士(カスパール、メルヒオール(メルキオールとも)、バルタザール)は、ユダヤ人の王が生まれた事を知り、その星に向かって旅を始めた。[中略]博士たちは星に導かれてさらにベツレヘムへの道を進み、星が止まった真下に、母マリアに抱かれたイエスを見出して、彼に敬意を払って礼拝し、高価な珍しい贈り物を捧げた。(Wikipedia より)
 
以下は映画『ベン・ハー』に描かれた三博士礼拝のシーンです。上記の物語を忠実に映像化しています。背後に流れるミクロス・ローザ作曲の美しいメロディは、わたしが好きな映画音楽の一つです:
 
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2024年5月26日日曜日

神社と断層 (補足)


5月21日付「神社と断層」の補足です。
 
以下の論文の 5ページ目に「国内の旧官幣大社と付近の断層一覧」という表があります。境内直近に断層があるか、断層まで 1km 未満である神社は白地で示されています。興味深いのは、それらの神社が近畿地方と長野県に限られていることです:
< 神社に安全な土地のイメージを求めていた事例のみならず、「軟弱地盤」上に立つ神社のように、人間にとって注意すべき土地のイメージを喚起した神社もあったと考えられるのである。>


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2024年5月21日火曜日

神社と断層

 
「日本列島を貫く最大の活断層帯である中央構造線に沿って、諏訪大社、伊勢神宮など歴史ある神社が鎮座している不思議な事実があります」:
 
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地震石 (続報)

 
2021年1月21日付「地震石」の続報です。

石川県羽咋市の気多大社に隣接する大穴持像石神社(地図)には地震石が祭られていますが、能登半島地震後、参拝者が相次いでいるとのことです:
 
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2022年3月7日月曜日

殺生石 真っ二つ — 栃木県那須町

 
3月5日、栃木県那須町にある殺生石(国指定名勝史跡、地図) が真っ二つに割れているのが確認されました。石の割れ目に入った水が凍結して体積が膨張し、楔のように作用して割れた(凍結破砕作用)可能性があるとのことです:

殺生石と九尾の狐にまつわる伝承にはいろいろなバリエーションがあるようです。九尾の狐は古くは瑞獣や神獣とされていたようです。上の記事にあるように、鳥羽上皇を殺害しようとしたものの 陰陽師 に見破られ、石に封じ込められたのだとすると、石が割れたことによって封印が解かれたことになり、皇室にとっては凶事の前兆と言えるかも知れません。殺生石の南東約2.7kmには那須御用邸(地図)があります。
 
 
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2022年2月13日日曜日

ポエが立つ — 台湾・基隆市

 
2月6日、台湾北部の基隆市にある廟所(地図)で、占いのために投げられたポエが立つという珍しいことがおこりました。
 
ポエは三日月形(あるいは餃子のような形)をした占い具で、 片面は平面に、反対側は丸みを帯びた形状に作られており、それぞれが「陽」と「陰」に対応。これを落とすように投げて陽と陰の組み合わせで吉凶を判断するのだそうです。
 
以下の記事の写真で、ガラスケース内の2つのポエのうち、手前が立った状態だと思われます:

記事中に「7日に台湾広域で揺れが観測される地震があったが、ポエは倒れなかった」とありますが、 台湾東部の海域では昨年11月ごろから地震が続いています。1月3日には M6.3、2月12日には M5.8が発生し、沖縄県石垣市などで震度2を観測しています。
 
ポエについては以下を参照してください:

2022年1月4日火曜日

大地震の前に汗をかいたお地蔵さん (補足)

 
1月3日付「大地震の前に汗をかいたお地蔵さん」の補足です。

『地震前兆現象 予知のためのデータ・ベース』(力武常次、東京大学出版会、1986)には以下のような話が収録されています:

安政東海地震(1854年、M8.4)
  • [伊豆箱根、震央から170km、地震の数日前] 安政元年(一八五四)十一月四日の大地震のとき、地蔵堂から「ここに集まれ」と子供を呼ぶ声がきこえたので、本堂にいた子供達が、地蔵堂の前の広場に集まったところ、突如大地震が起こり、・・・。

  • [和歌山県日高郡南部町、震央から230km、地震の数日前] ある時このお地蔵さんが、まっ赤な血にそまっていた。村人たちはこれは只ごとではない何かの異変があると避難した。そのあとへ大津浪がきたが・・・。
 
関東大地震(1923年、M7.9)
  • [東京神田、震央から68km] ・・・自警團長佐久間耕逸代議士は語る。「実は此町の鎮守には由緒深い草分稲荷があっていつでも事変があると神霊を見せると傅えられて居るが大震前に白狐の姿が現はれたと、町民が盛んに噂して居たが我々は打ち消して居た、処が此災厄で免れたのは全く神助であると肝銘して居る。」
 
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2022年1月3日月曜日

大地震の前に汗をかいたお地蔵さん

 
福井県坂井市に鎮座し、不吉な出来事を予見するとの言い伝えがある「汗かき地蔵」(地図)を紹介する記事です。1948年の福井地震の前にも汗をかいたそうです:

福井地震は、1948年(昭和23)年6月28日16時13分に福井平野の浅い所で発生した左横ずれ断層による大地震(震央地図)で、M7.1、最大震度は当時の震度階で最高の震度6(烈震)。甚大な人的・物的被害がありました。

地震の前に石像の表面が濡れたのは結露だと思われますが、地震の前兆として気温や湿度の急な上昇があったのでしょうか。福井地震の震央から「汗かき地蔵」までは約 8km です。
 
「汗かき地蔵」とされるものは各地にあり(分布地図)、同じような伝承が残っているものが多いようです。
 

2021年7月28日水曜日

鹿島社の奇瑞

 
源平の争乱が終盤に近づきつつあった寿永2年(1183年)、平氏一族は天皇・神器を奉じて西海に逃亡し、 源頼朝は木曽義仲追討のために弟の範頼と義経を上洛させました。その翌年早々の出来事です:
鹿島社では 1184年(元暦元年)正月23日、禰宜らが使者を鎌倉に送り、去る19日社僧に鹿島の神が義仲ならびに平氏追討のために京都へ赴くという夢想があったが、20日の戌の刻[午後8時 ±1時間]に黒雲が社殿を覆い、四方ことごとく暗くなり、御殿は大振動し、鹿・鶏など多く群がり集まった。しばらくしてその黒雲は西の方へと渡っていったが、その雲の中に鶏が 1羽いるのを人が見た。これは希代の奇瑞であると報じてきた。これを聞いた頼朝は、斎戒して庭上に降り、はるかに鹿島社の方を遙拝し、いよいよ崇仰の思いを強くした。ちょうどその奇瑞の時刻には鎌倉・京都とも、雷や地震があったという。

(『頼朝の精神史』 山本幸司著、講談社選書メチエ、1998 から引用)
鹿島社の報告したことが実際に起きたのであれば、宏観異常の可能性があると思うのですが、どうでしょうか。
 
時期的には少し離れていますが、1185年8月6日(ユリウス暦; グレゴリオ暦では 8月13日)(元暦2年7月9日)に文治地震(元暦大地震)が発生しています。Wikipedia の「地震の年表 (日本)」によると:
M7.4、死者多数。法勝寺や宇治川の橋など損壊。余震が2か月ほど続く。琵琶湖の水が北流したという記録がある。鴨長明が『方丈記』で詳述。南海トラフ巨大地震説もあるが、記録は内陸地震の様相であり琵琶湖西岸断層帯南部の活動による説がある。
 

2021年6月20日日曜日

川に流された赤ちゃん

 
箱に入れてガンジス川に流された赤ちゃん。まるで旧約聖書のモーゼ(モーセ)の物語のようです:

箱には宗教的な装飾が施されていたようです。発見された場所はインド北部のウッタル・プラデシュ州 (地図)。
 
モーゼの物語とは次のようなものです(Wikipediaから引用):
モーセが生まれた当時、ヘブライ人が増えすぎることを懸念したファラオはヘブライ人の男児を殺すよう命令した。出生後しばらく隠して育てられたが、やがて隠し切れなくなり、パピルスのかごに乗せてナイル川に流された。たまたま水浴びしていたファラオの王女が彼を拾い、水からひきあげたのでマーシャー(ヘブライ語で「引き上げる」の意味)にちなんで「モーセ」と名づけた。
 

2021年3月2日火曜日

神鹿殺傷と強震

 
奈良のシカ」は古代から「神鹿」や「神の使い」として手厚く保護され、現在は国の天然記念物に指定されています。過失であってもシカを死なせた者は死罪とされて来た歴史があり、10歳の女の子が興福寺の周りを引き回された後に斬首されたり、興福寺の小僧が石子詰めの刑に処せられたりした、という悲劇も伝わっています。
 
 2月7日未明に「おのでシカの頭を力いっぱい切り付け」て殺害した鳶職の男(23歳)が、今日 3月2日に逮捕されました:

奈良のシカを殺傷した事件は過去にも起きています。2010年3月13日午前にはボーガンの矢が腹部に刺さったシカが見つかり、その後、死亡しています。また、2018年6月13日午前には吹き矢のようなものが刺さったシカが見つかっています:

気になるのは、今回も含めてこれらの殺傷事件の直後と 1年後に強い地震が発生していることです。偶然とは思いますが、以下にまとめてみました:
 
▼ 2010年3月13日午前、ボーガンの矢が刺さったシカが見つかり、その後死亡。
  • 2010年3月14日 福島県沖 M6.7 最大震度5弱
  • 2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震 M9.0 最大震度7 津波あり
 
▼ 2018年6月13日午前、吹き矢のようなものが刺さったシカが見つかる。
  • 2018年6月17日 群馬県南部 M4.6 最大震度5弱
  • 2018年6月18日 大阪府北部 M6.1 最大震度6弱
  • 2019年5月25日 千葉県北東部 M5.1 最大震度5弱
  • 2019年6月18日 山形県沖 M6.7 最大震度6強 津波あり
 
▼ 2021年2月7日未明、鳶職の男が斧でシカの頭部に切りつけ殺害。
  • 2021年2月13日 福島県沖 M7.3(暫定) 最大震度6強
  • (1年後? 津波あり?)
 

2021年1月21日木曜日

地震石

 
石川県羽咋市にある気多大社(地図)で 1月11日におこなわれた「門出(かどいで)式」という神事についての記事をたまたま見かけたのですが、この神事では「早朝に宮司らが境内入り口の地震石に拝礼して巡拝を始め」るのだそうです: 
 
地震石は「神の降臨の際に出現した自然石」で、「“地震おさえの石”であり、能登地方に地震が少ないのはこの石のおかげであると言われている」とのこと:
 
気多大社は北東-南西に延びる邑知潟断層帯(地図)の南西端近くにあります。北東端には気多本宮(能登生国玉比古神社、地図)があり、断層帯を両側から挟む配置になっています。政府地震調査研究推進本部の資料によると、この断層帯では M7.6 程度の地震が 30年以内に発生する確率が 2% とされています。
 
鹿島神宮(地図)と香取神宮(地図)にある要石も地震の発生を抑えている(地震を起こす大ナマズの頭と尾を押さえつけている)と言われています:

気多大社(地図)は能登半島の根元付近の外海側、鹿島神宮は房総半島の根本付近の外海側にあり、能登半島と房総半島は本州の中央付近を中心として点対称の位置関係にあります。地震石と要石も同様の位置関係にあるわけで、なんだか不思議な感じがします。
 
 
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