「 PBF特異 同日 より短い間隔で出現
極大を 3/13.0 → 3/13.7 に修正
極大修正により→ 3/18±1
(極大が出現しない限り) 対応地震発生の可能性有 」
前回の更新情報
前回の更新は、3月13日午前07時までのデータで作成。同日の夕刻17時の時間帯の PBF特異の方が出現間隔が短いことを観測(図2参照) → 極大を 3月13.0日から 3月13.7日に修正。(図2 は両時間帯で一番間隔が短い 3つの変動の出現間隔を示す。)
現況
CH20 観測装置と CH26 観測装置の明確な同期 PBF 特異は、3月14日朝06時30分の変動を最後に終息。
今後さらに出現間隔の短い PBF 変動が現れる可能性は低く、ステージ 33 の極大は 3月13.7日と認識される。したがって、3月18日±1日(極大から地震発生までの日数が短いため誤差は小さい)が示唆される。この時期に次の極大が出現しない限り、対応地震発生の可能性となる。
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
[注]特異変動については『
FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料
』(PDF形式)の 9ページを参照してください。
推定日 | 3月18日±1日の可能性(最大誤差:±2日) 上記時期に極大が出現しない場合に限る。 極大出現等の場合は上記否定、続報予定。 |
推定時間帯 |
09:00±2時間 または 18:00±3時間
前者の可能性が若干高い
|
推定震央領域
|
「
続報 No.401
」所載の図3参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域 震央が火山近傍領域である可能性が高い 弧線A~B以南の可能性は極めて低い
直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
|
推定規模 |
主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり |
推定地震種 |
震源が浅い陸域地殻内地震
|
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
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