ニュージーランドの火山学者のツイートから。ESA(欧州宇宙機関)の衛星が捉えたフンガ・トンガ−フンガ・ハアパイ(Hunga Tonga-Hunga Ha'apai、地図)のレーダー画像です(拡大画像)。
上段左は二つの既存の島を繋ぐようにして新島が形成されている状態、上段右は昨年12月20日に今回の一連の噴火が始まって数日後の様子です。下段左は火山活動が小康状態になっていた1月4日の状態。そして、下段右は今回の大規模噴火のあとの様子です。新島が消滅し、既存の二つの島も小さくなっています。ひょっとしたら、カルデラ陥没のような事象が起きたのかも知れません。だとすると、津波の予想外の大きさも納得できるのですが・・・
Initial radar images showing the destruction to the island portion of Hunga Tonga-Hunga Ha'apai (light grey) on 11 Dec and 23 Dec 2021, 4 and 16 Jan 2022. Scenes acquired around 6 am local time.
— Dr Janine Krippner (@janinekrippner) January 16, 2022
You can see them yourself here: https://t.co/GiK1XmVyUE pic.twitter.com/Xf5jzkmD9y
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