2018年2月3日土曜日

大量のイワシ漂着 — 青森県むつ市など


1月30日から2月1日にかけて、青森県むつ市、横浜町、野辺地町の海岸に大量のイワシ(マイワシ)が打ち上げられました。陸奥湾に面する約40kmの範囲にイワシが散らばっているとのこと。原因は寒波による海水温の急激な低下とみられています。

「この辺一帯、全部が銀色に(イワシが)敷き詰められていた」「これだけの量が打ち上がったのは初めてではないか」(横浜町漁業協同組合)、「断定はできないが、この時期、本来はもう少し南の暖かい海域にいるイワシが何らかの理由で陸奥湾に迷い込み、このところの寒さで海水温が急激に低下して大量に死んだ可能性がある」(東北区水産研究所):

なお、『ツリホウ』の記事によれば、「最近ではロシアのサハリンでも似たような大量打ち上げの事例が報告されている」とのことです。


2018年2月2日金曜日

次は弥陀ヶ原?


草津白根山が噴火し、蔵王山も不穏な動きを見せていますが、その次は弥陀ヶ原なのでしょうか。「立山連峰の常時観測火山『弥陀ケ原(みだがはら)』(富山県)は白根山に比べ噴気活動が盛んで、地盤の隆起も観測されるなど、火山活動が活発だ」、「地盤の隆起は地下のガスだまりの膨張を示唆している。膨張に地盤が耐えられなくなれば噴火する」:

上記の記事では地盤の隆起が観測されていると書かれていますが、気象庁の「弥陀ヶ原の火山活動解説資料」の最新版(1月12日発表、PDF形式)には、弥陀ヶ原の地殻変動の状況について「火山活動によるとみられる変動は認められません」と書かれています。


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定置網にクジラ — 長崎県五島市


2月1日朝、長崎県五島市の崎山漁港沖に設けられている定置網に、クジラが入っているのが見つかりました。ミンククジラで、体長4.4m。「冬場の水揚げは珍しく、この水産会社が2、3年前に同じ型のミンククジラを水揚げしたのは春先だった」:

天宮1号が落ちてくる (続報-10)


2月1日、中国の宇宙ステーション「天宮1号」の平均軌道高度が 270km を割り込みました:

昨年8月中旬から軌道の低下率が大きくなり、9月上旬からさらに加速しています。300kmの大台を下回るようになったのが11月10日です。ここ数ヶ月は1ヵ月あたり約10kmの低下率でしたが、280kmから270kmへの低下には23日しかかかっていません。

落下予測時期などについては前回の「続報-9」をご覧ください。


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