2022年1月15日土曜日

大規模噴火で津波 — トンガ王国

 
日本時間1月15日13時10分ごろ、南太平洋のトンガ王国で大規模な火山噴火があり、津波が発生しました。噴火を起こしたのはフンガ・トンガ−フンガ・ハアパイ(Hunga Tonga-Hunga Ha'apai、地図)という「名」の(海底)火山です。この火山では昨年12月20日に噴火が始まり、激しい噴火を繰り返していましたが、1月3日以降は小康状態となっていました。
 
“Hunga Tonga-Hunga Ha'apai” という長い呼称は、Hunga Tonga島とHunga Ha’apai島の間の海底で始まった噴火によって誕生した新島であるから、あるいは新島によって元の二つの島がつながってしまったからだと思われます。 詳しくは関連記事の「新島誕生 ― トンガ王国」を参照してください。

以下のGIF動画は日本の気象衛星の画像から作成されたものです:
 
 
 
以下のYouTube動画には、津波と噴火の様子が写っています。津波の怖さを知らない若者が津波にのみ込まれるシーンから始まっています: