2025年2月25日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-328)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 2月24日21時00分付けで「続報 No.396」(PDF形式)を出しています ——
 
「 CH32 特異変動継続で初現再検討
→ 2/27±3を示す可能性
Stage-31 の CH32 特異変動 本日 20時継続
→ 2/28 以降を示す 静穏化確認必要 」
 
前回の更新情報 
 
CH32 観測装置の特異変動が 2月22.5日に静穏化の場合は 2月24日~27日に地震発生の可能性。

現況 
 
CH32 観測装置の特異変動は断続的に継続 → 2月26日以前の地震発生の可能性は否定。特異変動は本日(24日)午後も継続中。
 
推定 
 
CH32 観測装置に弱い特異変動現れた 2月11.7日を初現、2月17.2日を極大として経験則[初現~地震発生]:[極大~地震発生]= 20:13 を適用すると 2月27日±3日(2/24~3/2)を得る。CH32 の特異変動は 2月24日午後も継続中のため 2月26日以前の発生は考え難い → 2月27日~3月2日に地震発生の可能性。
 
CH32 観測装置の特異変動静穏化時期と地震発生時期の関係は以下のとおり:
  • 2月24.8日ごろ静穏化 → 2月27.4日地震発生
  • 2月25.5日ごろ静穏化 → 2月28.4日地震発生
  • 2月26.3日ごろ静穏化 → 3月01.4日地震発生
  • 2月27.0日ごろ静穏化 → 3月02.4日地震発生
  
[注]特異変動については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料 』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日 2月28日~3月2日の可能性
CH32の特異変動の静穏化待ち、静穏化後修正
CH32の変動が 2月28日以降も継続の場合や
2月27日~3月2日に極大出現の場合は再考予定
推定時間帯 09:00±2時間 または 18:00±3時間
前者の可能性が若干高い
推定震央領域

続報 No.396 」所載の図4参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は極めて低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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