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2025年9月7日日曜日

ササが開花 — 福井県勝山市

 
福井県勝山市平泉寺町平泉寺(地図)でササが花を咲かせた、とのことです。『福井新聞』の 9月6日付報道ですが、開花しているのが見つかったのは 6月初旬で、花は 7月下旬まで順次開いたとのこと。
 
「ササの花が見つかるのは珍しく、咲く周期は解明されていない(中略)花をつけた翌年には枯れる」(福井県県総合グリーン・センター):
 

2025年9月4日木曜日

街路樹が「涙」を流す — 熊本県熊本市

 
熊本県熊本市の中心部にある市街地(地図)で、街路樹のイチョウが路面を濡らすほどの樹液を流しています。市に通報があったのは 8月20日。原因は不明です。
 
「樹液が出ているのは、高さ 8m ほどの枝。高い場所にあるため、誰かが傷つけたり、偶然何かがぶつかったりしたことは考えにくい」、「専門の人に意見を聞いたところ非常に珍しい状況で、原因も判定しづらい」: 
 
この報道を採りあげたのは、過去に以下のような事例があったからです:
 

2025年8月30日土曜日

湧き水の水面が金色に染まる — 福島県本宮市

 
8月27日、福島県本宮市の岩角山岩角寺(地図)で、境内にある湧き水の水面が金色に染まっているのが見つかりました。「金花水」と呼ばれる現象で、湧き水や付近の岩の表面に不定期に発生しており、水面に出現したのは 2004年以来、21年ぶりとのことです。
 
「金粉をまいたように見えるが、原因はよく分かっていない」:
 
本宮市のウェブサイトには、2021年の日付で金花水に黄金の花が出現した、との情報が掲載されています。この時は水面ではなく、地面か岩肌のようなところが金色になっているようです:

 

2025年8月14日木曜日

アニマル・アラート

 
24年4月27日付「犬の首輪で地震予知」の続報です。その後の「アニマル・アラート(Animal Alerts)」の進展を伝える記事です:
 
以下は記事からの抜粋です ——

2024年3月、ペルーのリマ市はペットの健康データを活用した世界初の地震早期警報システム「アニマル・アラート」を導入しました。アイデアはシンプルながらも素晴らしいものでした。犬は人間よりも早く地震を感知できる。ならば、そのスーパー・パワーを人の命を救うことに活用してみてはどうだろうか?
 
ハイテク・センサーでさえ地震を確実に予測することはできませんが、動物は予測できるという科学的証拠は以前から存在していました。この現象を追跡しようとする過去の試みは、主に技術が扱いにくかったり、侵襲的だったり、あるいは過去10年間で停滞していたりしたため、失敗に終わりました。
 
そこで登場するのが、犬の健康、快適性、そして気分をモニタリングすることで知られるスマート首輪ブランド、PetPace です。
 
地元当局と提携し、チームは非侵襲性で電極を使用しないセンサーを地震探知機へと進化させました。リマ中のボランティアの飼い主が愛犬を登録し、生理学的および行動学的データがリアルタイムでモニタリングされました。

複数の犬が同時に不安を募らせた場合、地震警報を発令する前に天候などの環境要因を除外しました。

警報システムはアプリの小さな通知にとどまりませんでした。地域をターゲットにしたモバイル・アラート、デジタル看板、さらにはラジオ・スポットまでも配信し、人々に必需品を手に入れて避難するための貴重な時間を与えました。

そのリーチは目覚ましく、世界で最も地震の多い首都の一つであるこの都市の住民 900万人以上が対象となりました。
 
開始からわずか 1ヶ月後の 2024年4月までに、アニマル・アラートは 18回の地震を検知し、そのたびに住民に重要な情報を提供しました。 
 
——
 
1ヶ月で 18回の警報というのは多すぎる気がしますが、リマ市の地震頻度はそれほど高いということなんでしょうか。 
 
 
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2025年8月13日水曜日

コビレゴンドウが座礁 — 北海道厚真町

 
8月10日、北海道勇払郡厚真町の海岸(地図)にコビレゴンドウが打ち上げられているのが見つかりました。生きており、サーファーにより海に返されました:
 

2025年7月30日水曜日

港にイルカ 4頭が入り込む — 沖縄県竹富町

 
7月27日、沖縄県竹富町の西表島にある大原港(地図)で、4頭のイルカが泳いでいるのが見つかりました。マイルカの仲間とみられています。
 
「通常、外洋で群れで暮らしているため、西表島の港で確認されるのは珍しく、何らかの原因ではぐれた可能性がある」、「港に入ってくるのは珍しい」、「何十年も大原で暮らしていますが、初めて見ました」: 
 

マッコウクジラ 4頭が座礁 — 千葉県館山市

 
7月29日夕方、千葉県館山市の平砂浦海岸(地図)で、4頭のマッコウクジラが座礁しているのが見つかりました。体長 7~8m ほどで生きていました。
 
以下は『朝日新聞』と『毎日新聞』の記事ですが、両紙とも翌30日に発生したカムチャツカ半島沖 M8.8 の地震との関連について言及しています。
 
「この付近で4頭もの座礁は初のケースだろう」「地震の前に海底でいつもと違う音が聞こえるといった状況があったとしたら、どのような影響があるかはわからない」(国立科学博物館)、「クジラが打ち上げられたことと津波との因果関係は『分からない』」(県安房土木事務所)、「迷いやすい海底地形や、海中に音波を出す船舶のソナーの影響などが指摘される」: 
 

2025年7月25日金曜日

海岸近くにクジラ — 富山県朝日町

 
7月21日、富山県朝日町のヒスイ海岸(地図)で、岸近くをクジラが泳いでいるのが目撃・撮影されました。体長 5〜6m。
 
「ヒゲクジラの一種とみられ、海岸近くに現れるのは珍しい」(富山市科学博物館):
 
 
 

双頭蓮が開花 — 長崎県諫早市

 
長崎県諫早市の唐比ハス園(地図)で、1本の茎に2輪の花がつく双頭蓮が開花しています。同園で双頭蓮が咲くのは5年ぶりですが、今年はすでに6本も見つかっているとのこと。
 
「現在は1本が開花していて、2本がつぼみでこの週末にも咲きそうだということです」、「突然変異とされる双頭蓮は、50年から100年に一度しか発見されないとも言われています」:
 
7月25日11時17分、「長崎県南西部」を震源とする M4.7、深さ 10km、最大震度 4 の地震が発生しました(以上は気象庁の速報値; 防災科学技術研究所は M4.6、深さ 5km、北緯32.8°、東経130.1° としています、震央地図)。この地震の震央は双頭蓮が6本も見つかった唐比ハス園に極めて近く、約3.5km しか離れていません。(右図は防災科学技術研究所 AQUAシステム メカニズム解カタログより)
 
 
 

2025年7月24日木曜日

双頭蓮が開花 — 新潟県上越市

 
新潟県上越市の高田城址公園(地図)で、1本の茎に2輪の花がつく双頭蓮が開花しました。
 
「辺り一面にたくさんのハスの花が咲いているので、この中から双頭蓮を探すのはとても難しい」、「かなり珍しいものではある。見つけられたらかなりラッキー」(上越市都市整備課):
 
 
 

2025年7月12日土曜日

大量のイワシ漂着 — 北海道函館市

 
7月9日から10日にかけて、北海道函館市の釜谷漁港(地図)に大量のイワシが漂着しました。回収されたイワシは20トン以上で、海底にはまだ多くのイワシが沈んでいるとみられています。漁港内の海水の酸素濃度が極端に低下していることが確認されています:
 

2025年7月11日金曜日

トンボの大群出現 — 福島県郡山市

 
福島県郡山市(地図)の住宅街でトンボの大群が目撃・撮影されました。アキアカネとみられています。記事には日時が書かれていませんが最近のことと思われます。
 
「初めて。10年住んでいて、こんなにトンボを見たのは」(撮影者)、「田んぼで生まれ、飛び立ったいくつもの集団が気流の流れで、たまたま撮影された場所の上空で合流し、集団で阿武隈高原を目指している」(研究者):
 
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2025年7月10日木曜日

クロダイの大群が川を遡る — 広島県広島市

 
7月8日、広島県広島市中区基町(地図)の本川で、数百匹のクロダイ(チヌ)の群れが上流に向かって泳いでいるのが目撃・撮影されました。各個体は体長40cmほど。現場は河口から約4~5kmの地点。 

「カニや二枚貝などの餌を求め押し寄せているのだろう」「寄生虫を落とす『淡水浴行動』の目的もある」(水産研究・教育機構):
 

2025年7月6日日曜日

双頭蓮が開花 — 静岡県袋井市

 
7月5日、静岡県袋井市久能の可睡斎地図)で、1本の茎に2輪の花がつく双頭蓮が開花しました。 
 
「50年から100年に一度と言われる現象で、良いことが起こる前兆とされている」、「10年以上にわたって管理しているが、双頭のハスが咲くのは初めて」: 
 

2025年7月4日金曜日

双頭蓮が開花 — 茨城県桜川市、坂東市

 
7月2日、茨城県桜川市真壁町亀熊(地図)の民家で、1本の茎に2つの花がつく双頭蓮が開花しました。
 
「双頭蓮は50~100年に1度咲く」(水戸市植物公園):
 
6月下旬には茨城県坂東市の八坂公園(地図)でも双頭蓮が開花しています:
 

2025年7月3日木曜日

双頭蓮のつぼみ見つかる — 鹿児島県いちき串木野市

 
鹿児島県いちき串木野市(地図)で、一つの茎に二つの花がつく「双頭蓮」が見つかりました。記事には日時が明記されていませんが、6月下旬のことと思われます。
 
「双頭蓮は50年から100年に一度咲くといわれ『良いことが起こる前兆』と伝えられています」: 
 

2025年7月2日水曜日

ヘビが原因の停電 — 福岡県、大分県

 
7月1日夕方、JR日豊線の新田原駅(地図、福岡県行橋市)- 柳ケ浦駅(地図、大分県宇佐市)間で停電があり、約1時間20分にわたって列車の運行が止まりました。架線に一部が焼け焦げたヘビ(長さ約1m、太さ約4cm)がかかっているのが見つかり、ヘビの感電が停電の原因とみられています:
 
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2025年6月29日日曜日

海岸近くにマグロの大群 — 島根県隠岐の島町

 
島根県隠岐諸島で、海岸近くにまでクロマグロの大群が現れました。6月20日には隠岐の島町五箇地区(地図)の沖合で、イルカの群れと見紛うほどの大群が一帯の水面を激しく波立たせながら泳ぎ回る様子が動画に撮影されました:
 

2025年6月28日土曜日

スジイルカが座礁を繰り返す — 北海道白糠町

 
6月22日、北海道白糠町の海岸(地図)でスジイルカが座礁しているのが見つかりました。自力で海に戻ったとみられますが、翌23日に再び座礁しているのが見つかりました。この時も自力で海に戻ったとみられています。体長 1.6m。
 
「発見者が浜を歩いている時に発見し,SNHに通報。SNHより釧路建設管理部に通報し,釧路建設管理部が委託している海岸パトロール業者に現地確認させたところ,イルカが発見できなかったことから,自力で海に帰ったものと判断した。
6/23 11:30再漂着の通報。同日満潮時に沖に出た模様。体長は再漂着通報者が計測。」: 
 

2025年6月21日土曜日

ヘビが原因の停電 — 広島県広島市

 
6月20日夜、広島県広島市東区で約1500戸が停電しました。原因は同区馬木(地図)でヘビが電線に引っかかったため: