この地域は地震の観測態勢が整っておらず、また USGS や Geoscience Australia などの地震観測網にも十分にカバーされているわけではないので、現地からの散発的な地震報道に頼らざるを得ません。
▼7月 6日 ― タイとの国境沿いのミャンマー領で M4.5。タイ北部でも揺れを感じた。
▼7月 21日 ― タイとの国境沿いのミャンマー領で地震(規模不明)、タイ北部で震度 3。
▼7月 26日 ― タイ北部で連続地震 6回。規模は M2.0 ~ M3.2。さらに、ミャンマー東北部で M3.6。
▼7月 27日 ― インド東部アッサム州とメーガーラヤ州で連続地震 3回。規模は M3.4、M2.4、M4.1。
▼7月 28日 ― タイ北部で M3.8。
記事では 「震度3.8」 となっていますが、マグニチュード 3.8 の誤りと思われます。海外の報道では、震度とマグニチュードを混同した記事がときおり現れます。
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