2025年3月1日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-329)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 3月1日17時00分付けで「続報 No.397」(PDF形式)を出しています ——
 
「 Stage-31が示した 3/1.0 PBF特異極大観測 Stage-32へ
PBF特異初現 2/26.8 が正しい場合 3/5(~3/7)を示す
← 対応地震発生の可能性有 」
 
前回の更新情報 
 
Stage-31 が 2月27日~3月2日を示す。この期間に対応地震発生か次の極大出現の可能性。

現況 
 
Stage-31 が示した期間内の 3月1.0日を中心として CH26 観測装置と CH20 観測装置に同期してPBF特異の極大が現れた。CH32 観測装置にも同じ時間帯に変動が集中。
 
推定 
 
初現  2月26.8日、極大 3月1.0日に経験則[初現~地震発生]:[極大~地震発生]= 20:13 を適用すると 3月5日±2日が算出される。3月4日以前の可能性は考えにくい
ため、3月5日(~3月7日)に対応地震発生(または新たな極大出現)の可能性となる。

3月5日(~3月7日)に新たな極大変動が観測されない限り、この時期が 16年8ヶ月継続した №1778 前兆の対応地震発生推定時期となる。
 
3月5日(~3月7日)地震発生が正しい場合は、CH32 観測装置の特異変動と CH26 観測装置のPBF特異 は 3月4日朝まで断続的にでも継続する可能性あり。
 
「30年の観測で初めて体験する長期継続変動のため推定が間違っている可能性も否定困難」
  
 
 [注]特異変動については『 FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料 』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日 3月5日(誤差 3月7日まで)
3月5日以降も変動継続の場合や 3月5日~3月7日に極大出現の場合は上記を否定、 続報予定。
推定時間帯 09:00±2時間 または 18:00±3時間
前者の可能性が若干高い
推定震央領域

続報 No.397 」所載の図4参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は極めて低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
群発的な活動の可能性もあり
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
関連記事