2022年1月16日日曜日

大規模噴火で津波 — トンガ王国 (続報)

 
日本では「若干の海面変動」だったはずが、警報レベルの津波の到来となりました。激しい火山爆発にともなう気圧の変動や音波(インフラサウンド)が世界各地で観測されています(噴火をおこした新島はこの爆発で消滅したようです)。以下は日本で観測された気圧の変動です:
 
噴火地点から 9400km離れた米国アラスカ州や北欧フィンランドの首都ヘルシンキ、南北アメリカ大陸で隔てられたカリブ海などでも気圧の変動やインフラサウンドが観測されています:
 
トンガから400〜800km離れたところに散在するフィジー共和国の島々では砲弾が炸裂したような大きな音が聞こえたようです。数百km離れた場所でこの大きさですから、地元トンガの人たちの中には聴覚障害を起こす人もいるのではないでしょうか(音量注意):