2016年11月20日日曜日

太陽で地震を予知する男性


米国ニューメキシコ州アルバカーキ(ニューメキシコ州最大の都市、地図)のテレビ局 KOAT のウェブサイトに掲載されている11月16日付のインタビュー記事です:

記者と男性の会話はおおよそ以下のとおりです。「R」は記者、「D」は男性です:
R: 今週、ニュージーランドで最大級の地震があり、広い範囲に被害をもたらしました。

D: 私たちは地震発生の3日前に今回の被災地を警戒地域に指定していました。

R: 今回のニュージーランドの地震はここにいらっしゃるニューメキシコの男性・ダビッドソンさんによって予知されていました。彼は自分のRV(レジャー・ビークル)の中で仕事をします。ダビッドソンさんは日本の地震の4日前、チリの地震の1日前に(地震発生を)ツイートしました。ダビットソンさんは、最近地球上で発生した10の地震のうち8件を予知していた、その中には最新の4件の地震も入っている、とおっしゃっています。ダビッドソンさんは今日、どうやって地震を予知しているのかを私たちに語ってくれました。

D: 大地震が最も発生しやすい時を太陽が教えてくれるのです。次に地球のエネルギーがどこを流れているのかを検討します。地面より上と、地下深くの両方です。

R: ダビッドソンさんのRVの中を拝見すると、特に変わったところのない普通の居住スペースです。誰でも自分のリビングルームでくつろぎながら地震予知ができるとおっしゃるわけです。

D: 私が地震を予知するのに使う道具は、皆さんが使うものと同じで一般に売られているものです。

R: 次の大地震を予知するにあたっては太陽が重要な要素ですので、ニューメキシコは予知の作業をするにはもってこいの場所だ、とダビッドソンさんはおっしゃっています。

D: 第1の研究対象は太陽で、ここは西部の Big Sky Country (本来はモンタナ州のニックネーム)ですから。

R: ここで大事な質問を1つ。ニューメキシコで大地震は起きるでしょうか。

D: ここで大地震ですか? ニューメキシコで(大)地震が起きる可能性はものすごく低いですよ。

R: それをうかがって安心しました。アルバカーキからサンドラ・ラミレスがお伝えしました。

なんだか要領を得ない会話で、予知の手法の具体的なことは何もわかりません。画面から推察すると、太陽面爆発などで高速の太陽風が地球に到達するときに地球のどの地域が太陽の方を向いているかに着目しているのかも知れません。「地球のエネルギーがどこを流れているのか」というのは、地磁気の磁力線のことで伏角や偏角から推定しているのでしょうか。


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