2016年11月5日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-125)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が11月2日15:20付と11月4日17:00付で更新情報を出しています ―― 11月7日に前兆終息の場合は11月9日に地震発生の可能性:

以下は最新の更新情報 No.177とNo.178 のまとめです ――

推定時期 CH02(八ヶ岳)の特異状態終息を確認後に推定
可能性[1] 11月9日(または11月16日±2日)
可能性[2] 今後さらに極大が出現した場合は、再度推定
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 更新情報の地図参照
(点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅


▼ 現状
  • 11月2.1日に明確な極大出現

    • 11月1日昼ごろからCH02(八ヶ岳)に糸状特異
    • 11月1日20時~11月2日10時ごろまで、CH21(八ヶ岳)に完全糸状特異
    • その他、CH17(八ヶ岳)に糸状特異、CH20(八ヶ岳)に変動の大きな特異状態、K10(K1? 高知観測点)に特異状態が出現

  • 11月4日夕刻現在、CH02にのみ弱い前兆が残る

    • CH02(八ヶ岳) 11月4日13時ごろ、完全糸状特異が終息、ただし弱い不規則変動あり、正常基線ではない
    • CH17(八ヶ岳)、CH20(八ヶ岳)、K10(高知観測点)は正常基線、静穏化
    • CH21(八ヶ岳) ほぼ正常基線

▼ 考察
  • 第19ステージから推定された日付(新たな極大出現または地震発生の日)は11月2日± であったが、11月2.1日に明確な極大が出現した

  • 第18ステージも第19ステージも複数の極大が出現した。現行の第20ステージも、11月2.1日だけでなく複数の極大が出現する可能性がある。その場合、現在の前兆状況だけでは第20ステージの指し示す日(極大または地震発生)を推定できない。今後の観測が必要

  • 11月4日夕刻現在、新たな前兆の出現がなく、今後さらに極大が出現するとは考え難い

  • 現行ステージの初現候補は(1)10月29.3日と(2)10月25.5日

  • 極大が11月2.1日だけと仮定して経験則を適用すると、(1)に対しては11月9日±、(2)に対しては11月16日± が算出される(いずれも新たな極大出現または対応地震発生の日)

  • (1)の場合、現在残っているCH02(八ヶ岳)の弱い特異状態などは11月7日午後に静穏化する見込み

  • 11月8日時点で前兆が継続している場合は、(2)の11月16日±の可能性

串田氏の地震予測手法についてお知りになりたい方は、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:


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