八ヶ岳南麓天文台の串田氏が11月30日17:30付で更新情報を出しています ―― 八ヶ岳CH02とCH17に特異前兆出現、直前特異である場合は12月2日に対応地震発生の可能性:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.187 (PDF形式)
【ここから追記】 以下は今回の更新情報のまとめです ――
推定時期 | 12月2日~4日(限定条件: 12月1日に前兆終息の場合) (12月1日午後時点で前兆継続の場合は再考し続報) |
推定時刻 | 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間) |
推定震央領域 | 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域) |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅 |
▼ 現状
- CH02(八ヶ岳) ― 11月30日10時過ぎから14時過ぎまで糸状特異出現。中心は12時。
- CH17(八ヶ岳) ― 11月30日午前4時20分頃から糸状特異が継続中。
- CH20(八ヶ岳) ― わずかに変動が残り、完全静穏状態ではない。
▼ 考察
- 現在は第21ステージ。最終極大は11月27日。この極大に対する前兆が終息することが、第21ステージが示す時期(11月末~12月初)に対応地震が発生するか、新たな初現または極大が出現するかの判断材料。
- 最後まで残っていたCH20には依然として微弱な変動が残り完全静穏状態ではない。また、CH02とCH17に糸状特異が出現。直前特異の可能性がある。直前特異の中心(小極大)は11月30.5日。
- CH02とCH17が極大を形成したのは11月21.5日。
- 極大21.5日、小極大30.5日に対して前兆終息後に再び直前特異(小極大)が出現した場合の経験則 [極大~地震発生]:[直前特異~地震発生]=6:1 を適用すると12月2日が算出される。
- 12月2日に地震発生の場合は、12月1日午前中までにCH17の特異は終息するはず。また、CH20に残存している微弱な前兆も12月1日午前中に終息する可能性。
- 12月1日午後の時点でCH17特異が継続し、CH02に糸状特異が再出現するなどの場合には、次ステージ(第22ステージ)が始まったとの認識になる。
串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
「地震に関する地下水観測データベース "Well Web"」の「19:跡津川」に11月中頃から変化が出ています。
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