2016年11月9日水曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-127)


八ヶ岳南麓天文台の串田氏が11月9日14:30付で更新情報を出しています。前兆再出現、11月9日および10日の地震発生は否定:

以下は最新の更新情報 No.180 のまとめです ――

推定時期 前兆の完全終息を観測後に推定予定
現状で考えやすいのは11月13日~16日
(11月12日以前の発生は否定)
推定時刻 午前9時±1時間 (または午後6時±3時間)
推定震央領域 岐阜県、福井県、石川県南部、滋賀県北部
更新情報の地図参照
(点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域)
推定規模 M7.8 ± 0.5 陸域の地震、震源の深さ30km以浅


▼ 現状
  • 11月8日夕刻、すべての前兆が数時間にわたって終息

  • 11月8日夜、再び前兆が出現

  • 11月9日昼過ぎになっても前兆終息が認められない → 11月10日地震発生の可能性否定

▼ 考察
  • 現状で第20ステージの示す時期(地震発生または次の極大)は11月13日~16日

    • 初現11月3.3日、極大11月6.7日に経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 を適用 → 11月13日±

    • 初現10月25.5日、極大11月2.1日に経験則 [初現~地震発生]:[極大~地震発生]=20:13 を適用 → 11月16日±

  • 前兆終息時期

    • 11月13日地震発生の場合 → 11月11日夜

    • 11月16日地震発生の場合 → 11月14日未明

  • 実際の前兆終息を確認の上で第20ステージの示す時期を確定させたい。第20ステージが示す時期が地震発生日である場合は、前兆が完全終息すると考えている


串田氏の地震予測手法についてお知りになりたい方は、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:


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