2011年10月12日水曜日

反スーパームーン


今夜の満月はふだんより小さく見えます。月までの距離が遠いためです。

月が、その楕円軌道上の近地点(Perigee、地球に最も近づく点)付近で満月や新月になるとスーパームーンと呼ばれます。今夜の満月は、遠地点(Apogee、地球から最も遠ざかる点) の近くにあるので、さしずめ「反スーパームーン」というところでしょうか。

正確には、月が満月になるのは午前11時6分、遠地点を通過するのは午後8時43分です(『天文年鑑』 誠文堂新光社)。

以下は、遠地点と近地点での満月の大きさを比較した写真です。意外に大きな差があります:

以下は私が気に入っている満月の写真です。悠久の時の流れを感じさせてくれます:

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