2011年10月5日水曜日

アナク・クラカタウの噴火切迫 ― インドネシア


アナク・クラカタウ(「クラカタウの息子」の意、地図)は、インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間のスンダ海峡にある火山島で、首都ジャカルタの西約130km に位置しています。この火山周辺で地震が急激に増え、週末から月曜日(10月3日)にかけて 1日あたり 6000~7000回(通常は 100~300回)に達したため、インドネシア当局は火口から 2km の範囲を立ち入り禁止にしました:

映像情報が少ないのではっきりしたことはわかりませんが、通常よりも噴煙の量が増え高くまで上がっているものの、比較的低い高さ(2000~3000m程度?)にとどまっているようです。なお、この火山の通常の噴火様式はブルカノ式やストロンボリ式です。

先月末、アナク・クラカタウから南に約 60km のところ(地図)で、イルカの集団座礁が発生しています。詳しくは、このブログの 10月2日付記事「ジャワ島でイルカの集団座礁 ― インドネシア」をご覧ください。


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