2013年2月24日日曜日

小惑星〝2012 DA14〟が記録的大接近 (続報-2)


2月17日付「小惑星〝2012 DA14〟が記録的大接近 (続報)」の続報です。

NASAが小惑星〝2012 DA14〟のレーダー画像を公開しました。最接近時のものではなく、DA14が地球から12万km~31万4000kmのところを遠ざかりつつある姿を捉えたものです:

解像度が低く、ちょっと期待はずれの画像です。しかし、これらの画像をつなぎ合わせて動画にすると、DA14の形や自転する様子がよくわかるようになります:

以下はオーストラリア西部で2月16日に撮影された動画です。開始後すぐに画面左上から下に向かって移動していく小さな光点が DA14 です。右上に出現する流星とそれが残した流星痕に目を奪われていると見逃してしまいそうです。DA14以外にも移動している光点がいくつも見えますが、ほとんどは人工衛星だそうです。速く移動しているために線状に見えるものもあれば、DA14と同じように点状のまま移動しているものもあります。撮影はカメラに50mmのレンズを装着し、感度はISO8000、絞りはF2.2に設定して、9秒間隔で8秒間の露出をおこなったとのことです:

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