小惑星〝2012 DA14〟の記録的大接近まであと12時間ほどになりました(2月6日付「小惑星〝2012 DA14〟が記録的大接近」を参照してください)。
それとは無関係でしょうが、ロシアに大隕石が落下し、負傷者や建物への被害が出ているとの情報が伝えられています。まだ情報が錯綜していてはっきりしたことはわかりませんが、落下があったのは現地時間の15日朝で、場所はウラル山脈南部のチェリャビンスク(地図)周辺のようです:
- Central Russia hit by meteor shower in Ural region (BBC)
- 100 injured by meteorite falls in Russian Urals
- Injuries reported after meteorite falls in Russia's Ural mountains
- What happened over the Urals region was not a meteor shower, it was a meteorite - spokesperson (VIDEO) (動画1本あり、1分18秒目あたりで空が真っ白になり、その後、車が左に曲がると空に長大な流星痕が残っている様子が見えます。)
- A Huge Meteor Just Exploded Over Russia (動画2本あり、1本目は9秒目あたりで画面中央に白い点が現れ、徐々に大きく明るくなっていき、地表近くで爆発を起こします。2本目は、隕石の残した流星痕を捉えています。そして、27秒目あたりで爆発音と激しい衝撃が伝わってきます。)
〝meteor shower〟という表現を使った報道もありますが、実際は単一の隕石が空中で爆発を起こし、その衝撃波で被害が出たということのようです。