2月1日付「箱根山が山体膨張 ― 神奈川県 (続報)」の続報です。
気象庁が2月7日に発表した「箱根山の火山活動解説資料(平成 25 年1月)」(PDF形式)によると、「駒ヶ岳付近の浅い所を震源とする地震が増加しています」、「山体の膨張を示すわずかな変化がみられています」、「国土地理院の地殻変動観測結果では、2012 年末頃から、箱根山周辺の一部の基線にわずかな伸びの傾向がみられています」とのことです。
以下は、地震について上記文書からの引用です:
11 日頃から、駒ヶ岳付近の浅い所を震源とする地震が増加しています。地震回数は増減を繰り返しながら推移しており、日回数の最大は25 日の19 回でした。なお、2月1日(期間外)には日回数26 回を観測しています。地震の規模の最大は25 日15 時52 分に発生したマグニチュード(M)1.4で、震度1以上を観測する地震はありませんでした。
火山性微動は観測されませんでした。
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