2025年2月9日日曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-320)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田嘉男氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 2月7日21:40 付けで「続報 No.387」(PDF形式)、2月8日21:10 付けで「続報 No.388」(PDF形式)を出しています。CH32 観測装置(八ヶ岳)に現れていた特異変動が、7日午後には「ほぼ静穏化」、8日17時ごろに「静穏化し、正常基線に戻」ったとのこと。
 
No.387 では
 
「CH32 特異変動 2/7.8 現在ほぼ静穏基線化 対応地震 現状 2月13日±2 発生の可能性考えやすいが 完全静穏化待ち」となっていましたが、
 
No.388 では
 
「CH32 特異変動 2/8.7 静穏化観測 対応地震発生推定 2月13日(2/13 or 2/14 の可能性高い)」とされています。
 
 「30年の観測歴の中で 16年7ヶ月継続した前兆変動は最長です。初めての体験です。従って推定が正しいか否かは不明な点もあります。実際と推定が異なる場合はどうかお許しください。」
 
[注]特異変動については『FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日2月13日
2月13日 または 2月14日の可能性が高い
誤差:2月13日~2月15日
今後の観測で修正が必要な場合は続報で修正
推定時間帯 09:00±2時間 または 18:00±3時間
前者の可能性が若干高い
推定震央領域

続報 No.388」所載の図3参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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