八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田嘉男氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 2月7日21:40 付けで「続報 No.387」(PDF形式)、2月8日21:10 付けで「続報 No.388」(PDF形式)を出しています。CH32 観測装置(八ヶ岳)に現れていた特異変動が、7日午後には「ほぼ静穏化」、8日17時ごろに「静穏化し、正常基線に戻」ったとのこと。
No.387 では
「CH32 特異変動 2/7.8 現在ほぼ静穏基線化 対応地震 現状 2月13日±2 発生の可能性考えやすいが 完全静穏化待ち」となっていましたが、
No.388 では
「CH32 特異変動 2/8.7 静穏化観測 対応地震発生推定 2月13日(2/13 or 2/14 の可能性高い)」とされています。
「30年の観測歴の中で 16年7ヶ月継続した前兆変動は最長です。初めての体験です。従って推定が正しいか否かは不明な点もあります。実際と推定が異なる場合はどうかお許しください。」
[注]特異変動については『FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料』(PDF形式)の 9ページを参照してください。
推定日 | 2月13日 2月13日 または 2月14日の可能性が高い 誤差:2月13日~2月15日 今後の観測で修正が必要な場合は続報で修正 |
推定時間帯 | 09:00±2時間 または 18:00±3時間 前者の可能性が若干高い |
推定震央領域 |
「続報 No.388」所載の図3参照 太線領域内=大枠推定領域 斜線領域=可能性が考えやすい推定領域 震央が火山近傍領域である可能性が高い 弧線A~B以南の可能性は低い 直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。 |
推定規模 | 主震:M8.0 ± 0.3 複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など 余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性 |
推定地震種 | 震源が浅い陸域地殻内地震 |
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
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