2026年6月21日日曜日

阿蘇山の噴火警戒レベル引き上げ


6月21日16時00分、阿蘇山(地図)の噴火警戒レベルが「1(活火山であることに留意)」から「2(火口周辺規制)」に引き上げられました。主な理由は、火山性微動の振幅が大きくなっていることと、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が多い状態となっていることです。
 
「本日(21 日)09 時頃から火山性微動の振幅が増大し、中岳西山腹観測点南北動成分の 1分間平均振幅が 1.5μm/s を超え、やや大きな状態となりました」、「気象庁機動調査班(JMA-MOT)が本日実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が1日あたり 1,700 トンと増加し、やや多い状態でした」:

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2026年6月19日金曜日

小惑星 2026 MH が地球と月に接近

 
6月21日、小惑星〝2026 MH〟が 地球と月の近くを通過します。非常に低速な小惑星です。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.012%(8300分の1)とされています。 
 
2026 MH (2026年6月18日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)6月21日 20:12
 (月)6月21日 22:19
接近日時 誤差
(地球)± 12 分
(月)± 11 分
接近距離 (地球)0.47 LD
(月)0.54 LD
推定直径
5 ~ 11 m
対地球相対速度
4.4 km/s ≅ 1万6000 km/h
初観測から地球接近まで4 日
次の地球接近2027年2月17日ごろ
公転周期354 日 ≅ 0.97 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年6月18日木曜日

下鴨神社のご神木 倒れる — 京都府京都市


6月16日、京都市左京区の世界遺産・下鴨神社(地図)で、神木のシイの木が根元から折れて南側に倒れているのが見つかりました。樹齢は推定 450年、高さ 30m、幹回り約 3m で、老木化が原因とみられています:

神木が倒れる事例で思い出されるのは、2010年3月10日、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮(地図)で、樹齢 1000年とされる大銀杏が根元から倒れているのが見つかった件です。この大銀杏は、鎌倉幕府の3代将軍・源実朝暗殺事件の「隠れ銀杏」として知られていました。前日からの強風が原因とされています。この大銀杏が倒れてから 1年と1日後の 2011年3月11日、鶴岡八幡宮から鬼門の方角で東北地方太平洋沖地震が発生しました。「11年」、「11日」、「1年と1日」という「1」の並びが不思議です。
 
2010年10月13日には、茨城県笠間市の笠間稲荷神社(地図)の大鳥居(一の鳥居)の中貫(なかぬき)が突然落下しました:
 
鶴岡八幡宮とこの笠間稲荷神社を結ぶ直線を北東方向に延長すると、ほぼ正確に東北地方太平洋沖地震の震源域を通ります。


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十勝岳に噴火警報、警戒レベル引きあげ ― 北海道

 
6月18日11時00分、十勝岳(地図)の噴火警戒レベルが「1(活火山であることに留意)」から「2(火口周辺規制)」に引上げられました。 
 
「62-2 火口及び振子沢噴気孔群付近では、噴煙・噴気の高さの増大、火山ガス(二酸化硫黄)放出量の増加、発光現象の多発、振子沢噴気孔群の高温化など熱活動のさらなる高まりが認められており、16日から 17日に実施した現地調査でも熱活動が活発な状態を確認しました」、「3月以降、GNSS 連続観測で山体付近のやや深部の膨張を示唆する基線の伸びが継続しています」:
 
道東の雌阿寒岳(地図観測データ)に続いて道央の十勝岳が活発化したとなると、震源に近い火山から活発化するという琉球大学の木村政昭名誉教授の理論にしたがえば、北海道東方沖の千島海溝や日本海溝での地震の前兆ということになりますが、どうでしょうか。 


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2026年6月16日火曜日

溶岩噴泉と竜巻 — ハワイ


断続的に噴火を続けているハワイのキラウエア山の山頂火口で 6月14日に撮影された溶岩噴泉と竜巻(whirlwind、塵旋風)の動画です:
 

Episode 49 producing an impressive volnado.

[image or embed]

— @ztresearch.bsky.social (@ztresearch.bsky.social) 2026年6月15日 10:11
 
 
こちらは、竜巻に巻き込まれたカメラの映像です。巻き上げられた火山灰や火山礫が画面を横ぎります:
 
 
 

近畿圏中心領域大型地震 (続報-387)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  6月15日17時00分付けで「続報 No.456」(PDF形式)を出しています ——
 
 Stage-34 が示した 本日 6/15 =
地震発生ではなく CH26 に極大 or 初現出現
極大では Stgae-35 → 7/3±3 対応地震発生の可能性を示す 
  
  
CH26 観測装置(八ヶ岳) 6月15日の 08時12分(6月15.3日)から顕著特異変動が出現 → ステージ-34 が示した 6月15日±2日が対応地震発生日ではなく、ステージ-35 の極大または初現と認識。

極大の場合:
  • 初現 6月5.5日、極大 6月15.3日 → 地震発生 7月3日±3日
  • 初現 6月6.0日、極大 6月15.3日 → 地震発生 7月2日±3日
初現の場合:
  • 可能性は低いが、今後出現が予想される極大から推定することになる。
 
CH26の変動以外に関連する前兆変動はない → ステージ-35 が示す時期が対応地震発生日である可能性が極めて高いと考えられる。

 
噴火型前兆変動 4日間も出現したので、対応地震発生に伴い震源に近い火山で噴火活動発生の可能性が高まった。5月28日~30日(極大は 5月28日)出現の噴火型変動は秋田観測点で強かったが、今回は高知観測点で強く出現。今回の極大は 6月14日の可能性。
 
 
 ▪️disclaimer▪️ 「18年継続する観測歴上最長の変動は観測例がない初めての体験で、解析が極めて難しいため推定に誤りがある可能性は否めません。お許しください。対応地震が推定に近い内容で発生した場合でも被害が少ないことを祈ります。」
 
   
推定日 7月3日 ±3日 または 今後の観測で修正
6月15.3日がステージ-35 の極大の場合の推定; 極大ではない場合は再考し修正
推定時間帯 08時30分(または 09時)±2時間 または 18時 ±3時間
(BT変動出現終息時間帯から推定、解説資料 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらないことがある
推定震央領域

更新情報「続報 No.456」所載の図5参照
太線内領域=大枠推定領域
斜線領域=火山近傍で考えやすい領域
推定規模 M8.0 ± 0.3(M7.7~M8.0 の可能性が高い) 
または複合地震
複合地震の場合(例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等)は、M7以上の地震の断層長の合計が 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震
火山活動 地震発生に伴い震源に近い火山で弱い噴火の可能性
№1778 前兆群では噴火型変動が近年出現していたため、今回の出現で絶対に噴火すると断定することは困難; ただし、噴火の可能性は高いと言える(噴火型変動については解説資料の 24〜27 ページを参照してください)


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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2026年6月15日月曜日

ヤング、ヤング、ヤング


一塁手、一塁走者、一塁コーチ、3人ともヤング(Young)。
 
「皮肉なことに、この写真に写っているヤングの中で、ヤング・ジュニア(Young Jr.)が最年長だ」:

Ironically, Young Jr is the oldest Young in this photo.

[image or embed]

— silverwuffamute (@wuffaf.at) 2026年6月3日 0:38


八代海 特産タチウオ漁獲量ゼロ、イルカ 100頭以上 — 熊本県芦北町


5月の初めごろから報道され始めた事態です。熊本県芦北町(地図)沖の八代海(地図)で名物のタチウオが全くと言ってよいほど獲れなくなっており、それに代わって、これまで目撃例の少なかったイルカの目撃例が増えているとのことです。
 
「タチウオの不漁とイルカとの関係は分かっていない」(熊本県水産振興課)、「イルカの群れが昨年夏ごろから八代海に頻繁に現れるようになり、昨秋以降、タチウオの水揚げが激減した」(芦北町漁協)、「タチウオが捕食するシラスも深刻な不漁だ」、「周辺海域にミナミバンドウイルカ 200頭が生息し、頭数に変化はない(中略)広く回遊するハセイルカが外海などから入ってきたのではないか」、「なぜイルカが移動したのか、ルートも含め、分かっていないことが多い」:

下のグラフは 2000年以降に震央地名「熊本県天草・芦北地方」で発生した有感地震の数を示しています(気象庁の「震度データベース検索」を使用)。2026年はまだ半年弱しか経過していませんが、すでに熊本地震(前震 M6.5、本震 M7.3、ともに最大震度 7)のあった 2016年に匹敵する数の有感地震が発生しています。イルカの群れの移動やタチウオの不漁と関係があるかもしれません。

 

2026年6月14日日曜日

試合観戦 オバマ vs. トランプ


スタンディング・オベーションで歓迎される大統領とブーイングの嵐に曝される大統領。後者は、政権崩壊に瀕したルーマニアの故チャウシェスク大統領の最後の演説姿を彷彿とさせます:

In case you forgot what it looks like when a real president gets the love at a game. You know, when the crowd actually wants the president there.

[image or embed]

— Christopher Webb (@cwebbonline.com) 2026年6月9日 10:49

President Trump was booed by the crowd at Madison Square Garden when he appeared on the jumbotron during the national anthem at Game 3 of the NBA Finals. Trump is watching the game with Knicks owner James Dolan.

[image or embed]

— NBC News (@nbcnews.com) 2026年6月9日 19:40


数週間後の地震を予測


研究施設内の岩石摩擦試験機と人工知能(AI)を組み合わせることによって数週間後の大地震を予測できるかもしれない ・・・ 防災科学技術研究所の研究を紹介する記事です:
 
 
 
岩石破壊実験や岩石摩擦実験と人工知能を組み合わせて地震を予測しようとする研究は国の内外の研究機関でずいぶん前から行われています。以下はその例です:

「地球シミュレータ」が今夏の “異常気象” を予測


海洋研究開発機構(JAMSTEC)が「地球シミュレータ」を使った予測として、今夏に日本の南にあたる北西太平洋で台風の活動が活発化する可能性がある、と公表しました。別の予測システムでも同様の結果が出ているとのことです。
 
「地球シミュレータは 1月の時点でエルニーニョ現象の発生を予測していた」、「今年は 5月末時点ですでに台風発生数が 5と平年の約 2倍(平年は 2.5)。今回の予測は、夏にかけてさらに台風の活動が活発になる可能性を示唆している」:

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海岸近くにイルカが迷い込む — 沖縄県うるま市


6月10日、沖縄県うるま市の海岸(地図)近くにイルカが迷い込んでいるのが見つかり、翌11日に保護されました。体長約 1.5m のマダライルカの子どもで、衰弱しており、群れや親とはぐれて海岸に迷い込み、沖に戻れなくなったとみられています。
 
「マダライルカは沖縄近海に生息していますが、2年に1回ほど、弱ったイルカが浅瀬に迷い込むことがあるということです」:

2026年6月13日土曜日

大形の小惑星 2026 LS1 が地球と月に接近

 
6月13日から 14日にかけて、推定直径 12〜27m の小惑星〝2026 LS1〟が 地球と月の近くを通過します。この小惑星が将来地球に衝突する確率は 0.0095%(1万1000分の!)とされています。
 
2026 LS1 (2026年6月12日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)6月13日 15:48
 (月)6月14日 04:05
接近日時 誤差
(地球)± 2 分
(月)± 4 分
接近距離 (地球)0.47 LD
(月)0.40 LD
推定直径
12 ~ 27 m
対地球相対速度
8.3 km/s ≅ 3万 km/h
初観測から地球接近まで1 日
次の地球接近2078年10月2日ごろ
公転周期571 日 ≅ 1.56 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

近畿圏中心領域大型地震 (続報-386)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  6月12日19時00分付けで「続報 No.455」(PDF形式)を出しています ——
 
 18年継続長期前兆変動
6/14 or 6/15(6/15±2)対応地震発生の可能性高い 
  
  
CH26 観測装置(八ヶ岳) 顕著特異変動は、6月14日±2日に地震発生の可能性を示す。静穏化した後は噴火型前兆変動のみで、基線の激しい変動の再出現は認められない:
  • 初現 6月5.5日、極大 6月8.6日 → 地震発生 6月14日±2日
CH17 観測装置 (八ヶ岳) 6月11日03時から出現した糸状特異変動(無振動基線)は 12日昼前に静穏化、再出現なし。出現の中心は 6月11.8日。
 
CH12、CH14、CH21 観測装置(八ヶ岳) 5月30日、6月2日、6月4日に特異変動が同期して出現、出現時期の中心は 6月2.0日。


考察/分析
 CH17 観測装置の糸状特異変動は、CH12・14・21 に出現した同期特異変動に対する直前変動の可能性:
  • 出現期間の中心 6月2日を極大とした場合 → 6月13.8日±2日を示す
  • 一番大きな変動値の5月30.5日を極大とした場合. → 6月14.3日±2日を示す
ステージ-34 の A5 観測装置(秋田観測点)の変動からは 6月13日±3日、ステージ-34 の CH26 観測装置の変動からは 6月15日±3日が示されている。

今回の更新情報で考察した変動からは、6月13日または 6月14日±2日が示される。No.1778 前兆群がステージ-35 に移行しない限りは、6月14日 または 6月15日(6月15日±2日)に対応地震発生の可能性が高い。
 
 
噴火型前兆変動 6月11日と 12日に噴火型前兆変動が出現。複数日出現 → 地震発生に伴い(または発生後に)震源に近い火山が噴火する可能性。
 
 
 ▪️disclaimer▪️ 「17年以上継続する観測歴上最長の変動は観測例がない初めての体験で、解析が極めて難しいため推定に誤りがある可能性は否めません。お許しください。対応地震が推定に近い内容で発生した場合でも被害が少ないことを祈ります。」
 
   
推定日 6月14日 または 15日(6月15日 ±2日)
6月17日までに発生がなく、CH26 に顕著特異が再出現した場合は続報予定
推定時間帯 08時30分 ±2時間 または 18時 ±3時間
(BT変動出現終息時間帯から推定、解説資料 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらないことがある
推定震央領域

更新情報「続報 No.455」所載の図5参照
太線内領域=大枠推定領域
斜線領域=火山近傍で考えやすい領域
推定規模 M8.0 ± 0.3(M7.7~M8.0 の可能性考えやすい) 
または複合地震
複合地震の場合(例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等)は、M7以上の地震の断層長の合計が 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震
火山活動 地震発生に伴い震源に近い火山で弱い噴火の可能性
必ず噴火すると断定することは困難だが、弱い噴火活動が生じる可能性は否定できない(噴火型変動については解説資料の 24〜27 ページを参照してください)


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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2026年6月12日金曜日

ビスマルク海で海底噴火 (続報-2)


5月23日付「ビスマルク海で海底噴火 (続報)」の続報です。
 
ビスマルク海での海底噴火が続いています。これまで噴火地点には名前がありませんでしたが、地元部族の名前から「ティータン・リッジ(Titan Ridge、pronounced Tee-Tahn)」と名付けられました。近隣の島では、漂着した大量の軽石によってボートが使えなくなり、食料の調達などに支障が出ているようです:
 
以下は、スミソニアン協会/米国地質調査所による火山活動週間報告と、その抜粋です:
ラバウル火山観測所(RVO)の報告によると、ティータン・リッジでは 6月4日から 9日にかけて噴火が続いた。6月4日から 8日にかけて 1日あたりの水音響信号の回数は減少したが、6月9日にはわずかに増加した。強風の影響により、幅は狭いものの濃密な水蒸気噴煙が、低高度で北西方向に約 50km 流れた。主噴煙のすぐ南西の海域からは、断続的に小規模な噴煙が立ち上った可能性がある。1日あたりの音響イベント数は減少したものの、噴煙周辺の熱異常は強まった。
 
厚く広範囲に広がる浮遊軽石が、アドミラルティ諸島(地図)の海岸に引き続き打ち上げられた。ある報道記事によると、大量の軽石がマヌス島(地図)の南海岸に漂着し、ボートでのアクセスが困難または不可能になったという。ある観測者によると、浮遊する軽石の集団の一つは、幅約 3km、長さ 5km、厚さ約 5m であったという。これらの軽石はサンゴ礁や海藻を覆い、魚の死をもたらした。

マナス島の南岸はティータン族の主要な居住地とのことです。


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近畿圏中心領域大型地震 (続報-385)

 
八ヶ岳南麓天文台地図)の 串田嘉男 氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について  6月11日19時00分付けで「続報 No.454」(PDF形式)を出しています ——
 
 CH26 静穏化 極大 6/8.6 の場合=
6/14 or 6/15 (6/15±2) 発生の可能性
または CH26 が 6/13 以降も継続し、6/15±2 に極大の場合=
7/2±3 発生の可能性 
  
  
CH26 観測装置(八ヶ岳) いちど静穏化、6月8.6日が極大である可能性。前回の更新情報でスポラディックE層の影響とした 6月5.5日からの変動も特異変動である可能性:
  • 初現 6月5.5日、極大 6月8.6日 → 地震発生 6月14日±2日
CH26 に特異変動が再出現し、6月15日±2日に極大がとなる場合は、7月2日±3日に地震発生の可能性
 
そのほかの観測装置 (八ヶ岳) CH17 観測装置に 6月11日03時から糸状特異変動(無振動基線)、CH32 観測装置に同日17時前からゆらぎのある糸状特異変動。現在も継続。
 
CH12・14・21等の観測装置に 5月30.5日、6月2.5日、6月4.5日に同期特異変動、出現時期の中心は 6月2.0日。 
 
「仮にこの6/2.0が極大で、現在出現しているCH17・32の無振動基線特異が直前変動である場合は、その中心は6/11.7以降になる可能性が高いと思われ、仮に6/14.4に発生の場合は、特異変動の中心が明日の6/12.4となる可能性もあります。この無振動基線糸状特異が、6/14~15極大によって出現したとすると出現が早すぎると考えます。今の時期に出現するのは、直前変動である可能性の方が高い見解です。以上から、Stage-34 が示す 6/14 or 15 (6/15±2)が対応地震発生時期である可能性が否定できません。」 
 
噴火型前兆変動 6月11日、噴火型前兆変動が出現。12日以降も出現の場合は地震発生に伴う噴火の可能性が高まる。
 
 
 「17年以上継続する観測歴上最長の変動は観測例がない初めての体験で、解析が極めて難しいため推定に誤りがある可能性は否めません。お許しください。対応地震が推定に近い内容で発生した場合でも被害が少ないことを祈ります。」
 
   
推定日 (1) 6月14日 または 15日(6月15日 ±2日)
(2) 7月2日 ±3日(極大観測後に修正)
推定時間帯 08時30分 ±2時間 または 18時 ±3時間
(BT変動出現終息時間帯から推定、解説資料 23ページ)
複合地震の場合は当てはまらないことがある
推定震央領域

更新情報「続報 No.454」所載の図4参照
太線内領域=大枠推定領域
斜線領域=火山近傍で考えやすい領域
推定規模 M8.0 ± 0.3(M7.7~M8.0 の可能性考えやすい) 
または複合地震
複合地震の場合(例:M7.1±0.3+M7.3±0.3 等)は、M7以上の地震の断層長の合計が 110~150km 程度
推定地震種 日本列島陸域の震源が浅い地殻内地震
火山活動 地震発生に伴い震源に近い火山で弱い噴火の可能性
必ず噴火すると断定することは困難だが、弱い噴火活動が生じる可能性は否定できない;浅間山では変動極大~5日±2日 または19日、2018年1月23日、草津白根山が変動極大から 34日で小規模噴火、過去例の中では最長;今回は 5月28日と 6月11日に噴火型変動を観測(噴火型変動については解説資料の 24〜27 ページを参照してください)


このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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2026年6月10日水曜日

三陸沖 スロー・スリップが続く


5月21日付「三陸沖 『微動』が活発化」の続報です。
 
政府の地震調査委員会が 6月9日に発表したところによると、三陸沖のスロー・スリップは続いているが、先月からは活動が次第に減速しているとみられるとのことです。
 
「過去にもゆっくりすべりが継続した後に大きな地震が起きたという報告があり心構えを持ってほしい」、「(スロー・スリップが)周辺のプレート境界に力を加える可能性もあり、相対的に地震が発生する可能性が高くなっていると考えられる」:

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小惑星 2026 LB1 が地球と月に接近

 
6月10日から 11日にかけて、小惑星〝2026 LB1〟が 地球と月の近くを通過します。非常に低速な小惑星です。
 
2026 LB1 (2026年6月9日付予報)
接近日時(日本時間)
(地球)6月10日 19:01
 (月)6月11日 11:36
接近日時 誤差
(地球)± < 1 分
(月)± < 1 分
接近距離 (地球)0.73 LD
(月)0.87 LD
推定直径
3 ~ 6 m
対地球相対速度
3.7 km/s ≅ 1万3000 km/h
初観測から地球接近まで2 日
次の地球接近2042年6月22日ごろ
公転周期487 日 ≅ 1.33 年
分類
アポロ群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

中国の探査機が小惑星に到着 (続報)


中国の探査機「天问2号(Tianwen-2)」が小惑星 "469219 カモオアレワ(Kamoʻoalewa)" への接近に成功したようです;
 
「予定通り 6月7日に天问2号の軌道修正が行われたと考えられます。ボーフム望遠鏡(@amsatdl)とドウィンゲロー望遠鏡による観測で、(a) 天问2号が天球上で小惑星に接近していること、(b) 視線方向の速度変化(ドップラー効果)が小惑星の速度変化とほぼ一致していることが確認されました」:


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2026年6月9日火曜日

さらば、ジョイデス・リゾリューション号


「本日(6月1日)、伝説の深海掘削船ジョイデス・リゾリューション号は、解体場へと向かう最後の航海に出航します。多くの人にとって故郷のような存在だったジョイデス・リゾリューション号は、プレート・テクトニクス、気候、深海生物圏、地震・火山活動の解明に貢献し、国際的な科学研究と協力において不可欠な役割を果たしてきました」:

Today, the legendary JR begins her last journey to the shipwrecking yard. Home to many of us, she helped to understand plate tectonics, climate, deep biosphere, earthquakes/volcanoes, and was an integral part in international science and collaboration 🫡 www.marinetraffic.com/en/ais/home/...

[image or embed]

— Dr. Thomas Ronge (@thomasronge.bsky.social) 2026年6月1日 13:50


海洋観測網解体


「トランプ政権下の米国科学財団(NSF)は、海洋生態系、地球規模の海流、海洋熱波などを監視する上で重要な、3億6800万ドル規模の深海観測プログラムのインフラ解体に着手したと、5月21日に発表した」:

NSF has begun to dismantle ocean observation infrastructure as part of an announced descoping of the Ocean Observatories Initiative. eos.org/research-and...

[image or embed]

— Eos (@eos.org) 2026年6月4日 1:54


今年のエル・ニーニョは観測史上最強になる


"Live Science" の記事です。欧州中期予報センター(ECMWF)が 6月に発表した最新予測によると、今後発生するエル・ニーニョ現象は観測史上最強となる見込みです:

以下は上記記事からの抜粋です —— 
 
今年発生するエル・ニーニョ現象は、史上最強となる可能性が高いと、新たな予測が警告している。
 
地球上で最後に発生したエル・ニーニョ現象は、2023年6月から 2024年4月まで続き、既に温暖化が進んでいた世界に熱波をもたらした。その結果、2024年は観測史上最も暑い年となり、パリ協定で定められた 1.5℃ の温暖化限界を初めて超えた年となった。この限界を超えると、気候変動の影響はますます深刻化する。
 
過去のエル・ニーニョ現象は世界の農業に甚大な影響を与えており、ヨーロッパにおける飢饉との関連性を示す研究も存在する。熱帯地域における内戦の引き金、そして世界各地での干ばつ、洪水、森林火災などを引き起こす可能性がある。今年のエル・ニーニョ現象は、イラン戦争によって世界的な食糧不安が高まっている時期に発生することになる。 

世界気象機関(WMO)は 6月2日の最新情報で、エル・ニーニョが 9月までに発生する確率は 80%、11月までに発生する確率は 90%であり、世界は潜在的に強いエル・ニーニョ現象に備えるべきだと警告した。

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エル・ニーニョ現象が日本の天候にもたらす影響についての気象庁の解説です:

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小惑星 2026 LX が月と地球に接近・通過

 
小惑星〝2026 LX〟が 6月7日に月と地球の近くを通過していたことが、NASA/JPL によるデータベース更新で明らかになりました。
 
2026 LX (2026年6月8日付予報)
接近日時(日本時間)
(月)6月7日 16:32
 (地球)6月7日 18:38
接近日時 誤差
(月)± < 1 分
(地球)± < 1 分
接近距離 (月)1.15 LD
(地球)0.22 LD
推定直径
5 ~ 10 m
対地球相対速度
8.1 km/s ≅ 2万9000 km/h
初観測から地球接近まで−1 日
次の地球接近2027年9月26日
公転周期320 日 ≅ 0.88 年
分類
アテン群
 (1LD=地球から月までの平均距離)
 
このブログでは、原則として地球から 1LD 以内に近づく小惑星を記事にしています。
 
 

2026年6月8日月曜日

ハシボソミズナギドリの死骸が大量漂着 — 千葉県館山市、九十九里町


 
5月末以降、千葉県館山市(地図)や九十九里町(地図)など太平洋に面した海岸でハシボソミズナギドリの死骸の漂着が確認されています。

「ハシボソミズナギドリは豪州南部で繁殖し(中略)5~6月に日本の太平洋側を大群で通過する」、「自然現象で、数の増減はあるものの毎年確認されている」:
 

ミンダナオ島の南で M7.8 — フィリピン (続報)


6月8日付「ミンダナオ島の南で M7.8 — フィリピン」の続報です。

日本も揺れました。防災科学技術研究所の「100トレース連続波形画像」で見ると、震源に近い南の観測点から揺れ始めていることがわかります。地震発生から約5分で鹿児島、約8分で北海道まで震動が伝わって来ました:
 
最も北の観測点:8時43分10秒ごろから揺れ始めています。
 
富士山の麓の観測点:マグマ溜まりも揺さぶられました。 
 
最も南の観測点:8時45分35秒ごろから揺れ始めています。

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中国の探査機が小惑星に到着


6月6日付「中国の探査機が小惑星に接近」の続報です。
 
中国の探査機「天问2号(Tianwen-2)」の電波をモニターしているドイツの団体によると、同探査機は小惑星 "469219 カモオアレワ(Kamoʻoalewa)" に到着し何らかの軌道変更を行なったもようです。

天问2号が自撮りした写真を見るとかなり大きな探査機のようで、日本の「はやぶさ 2」が 600kg なのに対して、天问2号は打ち上げ時の重量が約 2.1 トンあります。英語版の Wikipedia によると solar electric propulsion(太陽光発電推進)を採用しているとのことで、これは「はやぶさ 2」や米国の小惑星探査機 OSIRIS-REx と同様のイオン・エンジンを採用しているのだと思われます。

以下は英語版 Wikipedia からの抜粋です ——

天问2号はカモオアレワとランデブーし、軌道上でリモート・センシング観測を行った後、小惑星に着陸して 100g のレゴリスのサンプルを採取する予定である。天问2号は、小惑星の表面から 20km、3km、600m、そして 300m まで徐々に接近して、低い高度で調査を行う予定である。爆発物を用いて、地表下の揮発性物質を露出させ、検出を試みる予定である。

天问2号は、アンカー・アンド・アタッチ方式とタッチ・アンド・ゴー方式の両方を用いて、小惑星からのサンプル採取を試みる。アンカー・アンド・アタッチ方式が小惑星で用いられるのは今回が初めてで、OSIRIS-REx とハヤブサ 2 はタッチ・アンド・ゴー方式を採用していた。

その後、天问2号は地球に帰還し、サンプルを収容したカプセルを投下した後、重力アシスト・マニューバを実施して 311P/PanSTARRS 彗星へと向かう。同彗星では少なくとも 1年間の探査が予定されている。

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