2025年2月11日火曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-321)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田嘉男氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 2月10日21:30 付けで「続報 No.389」(PDF形式)を出しています ——
 
「CH32 特異変動断続的に弱く再出現 ⇒ 推定発生時期修正
2/10.7~10.8 静穏化の場合は 2/16±2 発生の可能性
今後の観測で修正の可能性も有」
 
CH32 観測装置に断続的に再出現した弱い特異変動は、2月10日21時現在、正常基線近似。若干微弱な変動あり。今後さらに静穏になる可能性がある。地殻内大型地震のため、完全な静穏基線にはならない可能性もある。
  • 2月10.7日に静穏化 → 2月16.4日±2日 地震発生
  • 2月11.4日に静穏化 → 2月17.4日±2日 地震発生
  • 2月12.2日に静穏化 → 2月18.4日±2日 地震発生
  「完全静穏確認後情報を出すべきですが早い段階でお知らせすべきと(判断し)配信させて頂きました。」
 
[注]特異変動については『FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日2月16日±2日
2月10.7日に静穏化した場合の推定
特異変動再出現または今後さらに静穏化の場合は 2月17日以降
続報で修正
推定時間帯 09:00±2時間 または 18:00±3時間
前者の可能性が若干高い
推定震央領域

続報 No.389」所載の図4参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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