「2/16.8 中心に CH26・20 に PBF 特異出現を観測
『対応地震 2/21±2 発生の可能性有』に修正」
2月16日から 2月17日にかけて、八ヶ岳の CH26 観測装置と CH20 観測装置に、同期して PBF 特異変動が出現した。
CH32 観測装置の基線変動も、時間軸圧縮すると 2月14.4日から現在まで断続的に変動が現れ、CH26 観測装置に PBF 特異が集中出現した時間帯から明確に基線幅増大変動がみられる。
CH32 観測装置の変動初現 2月14.4日、極大 2月16.8日に経験則[初現〜地震発生]:[極大〜地震発生]= 20:13 を適用すると、対応地震発生は 2月21日±2日 と算出される。
1月25.0日極大に対し、2月16.8日極大を直前特異として計算した場合も、2月21日±2日発生の可能性となる。「たまたまかもしれません。」
[注]特異変動については『FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料』(PDF形式)の 9ページを参照してください。
推定日 | 2月21日 ±2日 2月21日または 2月22日の可能性が考えやすい。 上記期間に発生がない場合、あるいは 2月21日±2日に極大出現の場合は再考する。 |
推定時間帯 | 09:00±2時間 または 18:00±3時間 前者の可能性が若干高い |
推定震央領域 |
「続報 No.393」所載の図4参照 太線領域内=大枠推定領域 斜線領域=可能性が考えやすい推定領域 震央が火山近傍領域である可能性が高い 弧線A~B以南の可能性は極めて低い 直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。 |
推定規模 | 主震:M8.0 ± 0.3 複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など 余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性 群発的な活動の可能性もあり |
推定地震種 | 震源が浅い陸域地殻内地震 |
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
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