2025年2月15日土曜日

近畿圏中心領域大型地震 (続報-323)

 
八ヶ岳南麓天文台(地図)の串田嘉男氏が「No.1778 長期継続大型地震前兆」について 2月14日12時30分付けで「続報 No.391」(PDF形式)を出しています ——
 
「2/13.5 CH32 微弱だが直前変動の可能性観測
対応地震 2/17(誤差: 2/17~20)
発生の可能性有」
 
2月13日昼ごろを中心に、静穏基線だった CH32 観測装置(八ヶ岳)に極めて微弱な変動を観測。明確な変動ではないため、確度は高くないが直前変動の可能性。直前変動認識が正しい場合は、2月17日に対応地震発生の可能性が高い。
 
2月11.6日以前のような特異変動は一切再出現していない。
 
「30年の観測の中で初めて体験する 16年7ヶ月に及ぶ長期継続前兆変動であるため、現在までの変動関係認識や、変動の解析、経験則との整合が正しいか否か自信はありません」「念のため、最大限の注意をお願いします」「推定に近い活動が生じた場合でも被害が少ないことを祈ります」
 
 
[注]特異変動については『FM(VHF帯域)電波電離層モニター観測による「地震・火山の予報」解説資料』(PDF形式)の 9ページを参照してください。


推定日2月17日(誤差: 2月17日~20日)
2月17日~20日に発生がない場合は 3月18日±3日の可能性。その場合は続報。
推定時間帯 09:00±2時間 または 18:00±3時間
前者の可能性が若干高い
推定震央領域

続報 No.391」所載の図6参照
太線領域内=大枠推定領域
斜線領域=可能性が考えやすい推定領域
震央が火山近傍領域である可能性が高い
弧線A~B以南の可能性は極めて低い

直近で噴火の可能性が考えられる前兆変動はないので、現状では震央近傍火山の噴火の可能性は考えにくい。
推定規模 主震:M8.0 ± 0.3
複合の場合:M7.3±0.3 + M7.1±0.3 など
余震を含まない大型地震の断層長が合計で約110〜150km 程度となるような複合地震活動の可能性
推定地震種 震源が浅い陸域地殻内地震
 
 
このブログ記事のタイトルが「近畿圏・・・」となっているのは、当初の推定震央領域が近畿圏とされていたためです。その後、推定領域は徐々に東にずれ、現在は長野県や群馬県を中心とした地域とされています。推定領域が変化するにしたがってタイトルを変えると、過去の記事の検索が不便になると考え、当初のタイトルのままとしています。
 
 
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