2011年2月28日月曜日

次は阿蘇山? (その 1)


友人と食事をしながら話していたとき、霧島山・新燃岳や桜島の噴火が話題になりました。友人曰く 「南から北に噴火が移動しているから、新燃岳の次は阿蘇山あたりが噴火するんじゃない?」 本当でしょうか。

たしかに、伊豆諸島ではベヨネーズ列岩(地図地図)付近で始まった噴火が島づたいに徐々に北上して伊豆大島・三原山の噴火につながる傾向があるという話は本で読んだことがあります。ベヨネーズ列岩から伊豆大島までの一連の噴火が一つのサイクルをなしているのだそうです。このサイクルが繰り返されているうちに、噴火の北上が伊豆大島では止まらずに伊東沖の海底火山、さらに本土に上陸して箱根山や富士山の噴火に至るということです。

九州南部の火山でも噴火の北上傾向があるのでしょうか。それを調べるために、気象庁の 「九州の活火山」 に掲載されている明治以降の噴火の記録をグラフにプロットしてみました:

(クリックすると拡大します)

グラフの縦軸は、明治以降に何らかの火山活動の記録がある以下の火山を南(1)から北(7)に並べたものです。各火山の実際の位置については、気象庁のサイトにある「九州の活火山」所載の地図を参照してください:
  1. 諏訪之瀬島
  2. 中之島
  3. 口之永良部島
  4. 薩摩硫黄島
  5. 開聞岳
  6. 桜島
  7. 霧島山

横軸は西暦です。赤丸は 「噴火」。青丸は「噴火以外」で、噴気・鳴動・地震・火口湖の変色・山体の膨張などです。

(2)の中之島から(5)の開聞岳については、時間の経過とともに火山活動を示すプロットが右上方に遷っており、火山活動が北上しているように見えます。先月から始まった霧島山・新燃岳の噴火も、グラフを見る人の受け止め方次第ですが、北上傾向の一環に見えなくもありません。しかし、頻繁に噴火を繰り返している諏訪之瀬島や桜島を加えると何とも言えなくなります。

開聞岳は完全に静まっている火山だと思っていたので、2000年に噴気が上がった記録があるのを知って少し驚きました。

阿蘇山は地図を見ると桜島や霧島山とは別のグループに属しているように見えます。次回以降で別途検討したいと思います。


(続く)


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2011年2月26日土曜日

サケガシラ漂着 ― 兵庫県香美町


2月 23日、兵庫県香美町(地図)の今子浦海岸の岩場で体長 1.5m のサケガシラが泳いでいるのが見つかりました:

香美町では、今月中旬にシャチブリも網にかかっています:

「最近、山陰海岸ではリュウグウノツカイなど珍しい魚介類が見つかることも多く、『海の中で異変が起きているのでは』と話す漁業者もいる」 とのことです。

もう一つ、書き漏らしていた深海魚系の話題。2月 13日には、静岡県沼津市の海岸でチョウチンアンコウが見つかっています:

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2011年2月25日金曜日

阿蘇中岳の湯だまり減少 ― 熊本県


阿蘇山・中岳第一火口の湯だまりの量が 2割に減少しています:

ここまで少なくなったのは 6年ぶりで、原因は記録的な雨不足。噴火につながるような兆候はまったくないとのことです。


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大地震の前兆が地震計に記録されていた


1999年にトルコで発生したイズミット地震(M7.6)の地震計記録を詳細に調べた結果、地震の 44分前から前兆が現れていたことが判明しました:
  1. Earthquake Prediction A Quake May Have Hinted That It Was on the Way
  2. Tiny energy bursts may foretell massive earthquakes
  3. Izmit earthquake (Turkey) : early warning signals detected for the first time

イズミット地震は、震源断層の直近に地震計が設置されていたため、“best-recorded large earthquakes”(もっとも良く記録された大地震)とされています。この記録をフランスとトルコの研究者が詳細に分析した結果、これまで実験や理論によって予測されていた「前兆」が記録されていたことがわかったとのことです。上記 3 の記事から主要部分を意訳します:

科学者たちはイズミット地震の震央近くで得られた地震記録を分析し、これまでに観測されたことのない非常に特徴的な地震シグナルが、断層の破壊が始まる直前に現れていることを見いだした。より具体的には、よく似た振動の繰り返しが、地震発生前の 44分間にわたって継続して記録されていることが明らかになった。この記録が示す大地の動きはほとんど連続していたが、人が感じることができないほど微かなものであった。この振動は、徐々に強度を増しながら地震の直前まで続いた。

この地震シグナルを分析した結果、この振動は地震が起きた断層のゆっくりとした不連続な滑り(スロースリップ)によって発生していることが判明した。このシグナルは、断層の破壊が始まる 44分前から深いところで断層が滑り始めていたことを示している。この滑りはその後も継続し、徐々に加速して本震に至っていた。

イズミット地震は、深さ 15km 前後で、地殻の脆弱な部分の基盤にある断層のスロースリップによって始まった。研究者たちによって見いだされたスロースリップの明瞭な形跡は、地震の予備段階の兆候である。

(このように地震直前にスロースリップが発生することは)これまでにも理論や研究室での実験によって予測されていたが、実際に立証されたのは初めてのことである。断層の近くに設けられていた GPS観測点(複数)の観測装置は、このようなスロースリップの過程をとらえられるほど鋭敏ではなかったので、当時はこのような前兆シグナルが見逃されていたと考えられる。地震波の記録の非常に詳細な分析だけが、今回の発見を可能にしたのである。さらに加えて、地震発生の予備段階を検出するのに理想的な発震メカニズムをもつ地震の、非常に良く記録された観測データを研究者たちが使うことができた点も今回の発見に寄与している。

研究者たちによれば、今回イズミット地震で見いだされた地震の予備段階は、他の地震にも存在する可能性があるが、特にイズミット地震と同じタイプ(横ずれ断層タイプ)の地震にその可能性が高いとのことである。

地震の予備段階の長い継続時間(44分間)と非常に特徴的なシグナルは(地震予知にとって)有望な要素である。新たな観測によって、今回見いだされたような地震の予備段階の存在が他の地震でも確認されれば、地震のタイプによっては、断層の破壊が始まる数十分前に予知することがついに可能になることであろう。

報道によっては、今回見いだされた地震予備段階のシグナルに対して “foreshock”(前震)という言葉を使っていますが、記事の内容を見る限り 「前震」 という言葉を使うのは適切ではないと思います。

イズミット地震は陸上の横ずれ断層(strike-slip fault)が動くことによって発生しました。日本付近で起きるプレート境界型の大地震は逆断層の運動によるものなので、今回の発見がそのまま当てはまるかははっきりしません。しかし、日本でもこのブログの 2010年 3月 6日付 「豊後水道周辺でスロースリップ (補足)」 で紹介したように、スロースリップが加速度的に拡大して大地震に至るシナリオが研究されています。もし、今回見いだされたような前兆が他の大地震にもあるのであれば、大地震に襲われる数十分前に警報を出すことも夢ではありません。


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ディスカバリーのファイナル・フライト


アメリカ東部標準時 2月 24日午後 5時前、スペース・シャトル 「ディスカバリー」 が打ち上げられ、無事に軌道にのりました:

今回の飛行はディスカバリーにとって 39回目で、これを最後に同機は退役することになっています。

同機は、1984年に処女飛行。90年にハッブル宇宙望遠鏡を軌道に投入、94年にアメリカとしては初めてのロシア人宇宙飛行士が搭乗、95年に初の女性パイロットが操縦して、アメリカの宇宙船としては初めてロシアの宇宙ステーション 「ミール」 にドッキング。これまでの 38回のフライトを通算すると、地球を 5628周、飛行距離は 2億 3000万km、宇宙滞在は 352日。延べ 246人を宇宙に運んでいます。

4月 19日には、スペース・シャトル 「エンデバー」 の最後の打ち上げが予定されています。また、「アトランティス」 の最後の打ち上げは今年の夏になる見込みです。

30年間にわたるスペース・シャトル計画は、本来はもっと早く終わるはずでした。NASA の責任者 Charles Bolden 氏はインタビューに答えて次のように語っています:
受け入れがたいのは、世界でもっとも強力な国家であるアメリカ合衆国が、最後のシャトルが地上に降り立つときまでにその後継となる宇宙機を用意する適切な計画を遂行できていない状況におかれているという事実だ。

なお、このブログの 1月 17日付記事 「宇宙飛行士が自転車事故」 で書いたティム・コプラ飛行士に替わって、スティーブ・ボーウェン飛行士が今回のシャトルに搭乗しています。同飛行士は、1つ前のミッションで打ち上げられたアトランティスにも搭乗していて、2つの連続したミッションに搭乗する初めての飛行士となります。


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2011年2月24日木曜日

ニュージーランドでクジラの集団座礁


2月 20日、ニュージーランド南島の南端部にあるスチュワート島(地図)で、107頭のゴンドウクジラが海岸に乗りあげ動けなくなっているのをハイカーが見つけました。クライストチャーチで地震が起きる 2日前のことです:

獣医が駆けつけたときには半数以上のクジラがすでに死んでおり、生き残っていた 48頭も救助隊が到着するまで生かしておくことは困難だとして安楽死の処置がとられたとのことです。

今回の集団座礁の 2日後にクライストチャーチで大きな地震があったため、地震との関連が取り沙汰されています。しかし、ゴンドウクジラの集団座礁はしばしば見られる現象なので、座礁と地震が偶然同じ時期に発生したということも大いにありえます。

ゴンドウクジラの英語名は「パイロット・ホエール」。しばしば自分から浜に乗り上げるのでこの名が付いたのだそうです。

クジラやイルカの集団座礁は珍しい現象ではなく、ニュージーランドでは 1月に 24頭が北島最北端のケープ・レインガ(地図)に、 2月の初めに南島のネルソン市(地図)の海岸に 14頭が乗り上げています。また、2009年 12月には 120頭以上がゴールデン湾や北島の東海岸で座礁しています。


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2011年2月23日水曜日

ニュージーランドの地震


日本時間 2月 22日午前 8時 51分にニュージーランドで発生した M6.3 の被害地震については、日本人が被災したこともあってすでに多くの報道がなされています。ここでは、シカゴ大学の地質学者 Chris Rowan 氏のブログに載っている詳しい解説を紹介します。同氏のブログ記事は、2009年のイタリア・ラクイラ地震や昨年のニュージーランド・カンタベリー地震のときにも紹介しています:

上記ブログ記事の主要部分を以下にテキトー訳します。文中で 「ダーフィールド地震」 とあるのは、昨年 9月 4日にクライストチャーチ近郊で発生した M7.0 の地震(2010年カンタベリー地震)を指しています。

今から数時間前、ニュージーランド・南島最大の都市クライストチャーチが大地震に再び襲われた。USGS のページは、この地震のマグニチュードが 6.3 で、クライストチャーチから南に数キロメートルのところにあるリトルトン港の地下 5km が震源であると記載している。これは、昨年 9月に起きた M7.0 の震央がクライストチャーチの西 45km であったのに比べて、(クライストチャーチの市街地に)きわめて近い。


図 1】 クライストチャーチ近傍で 2011年 2月 21日に発生した M6.3 地震の震央と発震メカニズム。2010年 9月に発生した M7.0 の地震の震央と発震メカニズムも描かれている。オレンジ色のドットは、今回の地震にともなう余震のうち、M5.5 より大きいものの震央。

上の図は USGS による今回の地震の発震メカニズムである。これによると、今回の地震は「トランスプレッショナル(transpressional)」、すなわち、ほぼ東西方向の圧縮に幾分かの右横ずれ成分が加わった運動が、南北方向の走向を持つ断層で起きたものである。

[追記: ここで私が言いたかったのは、(昨年の大地震を起こした)ダーフィールド断層よりも南北寄りの走向だということである。上の図に対する私の解釈が正しければ、実際の断層面は北東-南西方向である。]

昨年 9月の地震が、東西方向の走向を持つ断層で右横ずれの運動を主成分として起きたのとは大きく違っている。しかし、東西方向の断層での横ずれと南北方向の断層での圧縮は、地殻変動の観点からはほとんど同じ意味を持っている ― どちらも、ほとんど同じ地殻変動の力によって生じうる。今回の地震で生じたトランスプレッショナルな地殻の変形は、ニュージーランドを二分するプレート境界に沿う動きの全体的な傾向と整合的であると言ってよい。


図 2】 ニュージーランドを貫くプレート境界に対する今回のクライストチャーチ地震の位置。

もう一つ注目すべき点は、今回の地震は、昨年 9月の地震によって大きな応力の変化が生じた場所で発生したという点である。これは偶然とは考えられない。今回の地震は、昨年 9月のダーフィールド地震の余震であるのか、それともダーフィールド地震によって誘発された新たな地震であるのか。我々は前者と後者の間のグレーなエリアを見ている。おそらく、昨年のダーフィールド地震が今回の地震を起こした断層の圧力を臨界点以上に高めたであろうが、今回の地震で解放された地殻の歪みのほとんどは、(ダーフィールド地震がおきた) 6ヶ月前よりもはるかに前から蓄積されていたものであろう。


図 3】 2010年 9月のダーフィールド地震の余震と、地殻の歪みの変化。

今後数日から数ヶ月にわたってクライストチャーチ市民が直面する地震のリスクにとって、この図はどのような意味があるのだろうか。これまで(昨年 9月の地震以降)よりも余震が増えるだろうが、それ以上のことを推測するのはためらわれる。私は、カンタベリー平野の地下にさらに大きな地震の種が潜んでいないように、そして、クライストチャーチ市民とニュージーランド国民が今回の災厄に直面しても彼らの特質である快活さと回復力を発揮するようにと祈るばかりである。


《2011年 2月 22日付更新》

以下は、北島の南部・ウェリントン近郊で記録された地震波形である:

図 4

この図から、揺れが数分間にわたって継続し、揺れが始まってから 1~2 分後に最大の震幅に達したことがわかる。


Geonet から 「報告された震度分布図」。色分けは改正メルカリ震度階による:

図 5】 2月 21日(訳注: 22日の間違い?)の地震で報告された揺れの強さ。メルカリ震度階による。震度 8-オレンジ、7-薄いオレンジ、6-黄色、5-緑色、4-青色。

最大震度が震源に近いクライストチャーチに集中している点と、そこから離れると急速に減衰している点に注目してほしい。昨年 9月の地震ではもっと広い範囲で強い揺れが感じられたのとは対照的である。これは、今回の M6.3 の地震が昨年 9月の地震に比べてはるかに少ないエネルギーしか放出しなかったものの、震源の位置が近かったためにエネルギーが市街地に集中したことを示している。


図 6】 20101年 9月 に発生した M7.0 の地震の震度分布。色分けは図 5 と同じ。


多くの写真がクライストチャーチの被害を伝えているが、ヘリコプターから撮影したこのビデオ映像は全体的な被災状況をよく伝えている。いくつかのビルディングが完全に崩壊しているのは明白だが、それよりもはるかに多くの構築物が無事に残っていることに注目すべきである(おそらく、それらの多くは大規模な補修が必要かもしれないが)。建物の中に閉じこめられたり負傷したりした人や、数百名に上る負傷者の友人や家族にとっては大した慰めにはならないかも知れないが、ニュージーランドの厳格な建築規制がまたもや多くの人命を救ったと言えるのではないだろうか。

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2011年2月22日火曜日

ハイチで火山噴火?


昨年 1月 12日に M7.0 の大地震に襲われたハイチで火山噴火パニックがおきています。現場は首都ポルトープランスから西に数キロメートル離れたカルフール(地図)という街。大地震を起こした断層に沿っており、震央にきわめて近いところです。この街の一角で地面の温度が上昇し、2月 17日から周期的に水蒸気や煙が立ちのぼる現象がおきているとのこと:

当局は現場一帯を封鎖しています。現場を調査した鉱業・エネルギー局は、火山噴火にしては地温が低く、地中に溜まった汚泥などが分解して発生したメタンガスが燃焼しているのではないか、と推測しています。

調査をおこなった専門家の一人は、現場近くでは墓地の上に調理施設が建てられていた(現存するのかは不明)、と語っています。そこから排出された廃棄物が腐敗してメタンガスが発生しているとも考えられます。ハイチは、ヴードゥー教に由来する「生ける死体」ゾンビの本場ですので、なんだか気味の悪い話です。


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2011年2月21日月曜日

3年連続 御神渡りなし ― 長野県・諏訪湖


諏訪湖が全面結氷し湖面の亀裂が盛り上がる 「御神渡(おみわた)り」 現象が、この冬も見られませんでした:

「御神渡り」現象がなかったのは、平成に入ってから 17回目ということなのでさほど珍しいことではないようです。一方、長野地方気象台によると 「1月の諏訪市の平均気温は氷点下 2.7度で、平年より 1.2度低く、過去 20 年間で 2番目に低かった」とのこと。寒い冬ではあったものの、「氷点下 10度以下の冷え込みが続か」なかったことが一因のようです。

今年の結氷・解氷のしかたは異例のものだったようです。上記各紙から引用します:
中日新聞』 神社関係者によると、今年1月の平均気温は氷点下2・7度。平年より1・2度低く、御神渡り出現の環境は整っていた。同月11日にほぼ全面結氷を確認したが、北西の岸で一方的に解氷が進むという近年にない現象が起きた。

信濃毎日新聞』 1月11日にほぼ全面結氷。諏訪市渋崎周辺では氷が御神渡りに十分な24センチ前後まで厚くなったが、岡谷市や下諏訪町側で氷の張りが悪く、「異例の凍り方」になったという。

読売新聞』 式には、同神社の宮坂清宮司や氏子総代ら約40人が参加。拝殿で宮坂宮司が「1月11日にほぼ全面結氷し南岸辺り(諏訪市豊田の舟渡川河口付近)は8寸(約24センチ)の氷厚となりそうらえども北西岸(下諏訪町赤砂地域)は氷申さぬ(結氷せず)異例にて御渡(御神渡り)ござなく候」と述べた。注進状に「異例」という文字を入れたのは江戸時代に1度あったきりだという。

神社の宮司は 「自然(の営み)は計り知れないと感じた。3季連続の明けの海には少し不安を覚え、災害のない年でありますようにとお祈りした」 と話しているとのことです。

なお、諏訪湖についてはウィキペディアに次のような記述があります:
糸魚川静岡構造線の断層運動によって、地殻が引き裂かれて生じた構造湖(断層湖)である。また糸魚川静岡構造線と中央構造線が交差する地でもある。

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2011年2月18日金曜日

キラウエア山で群発地震、マグマ上昇 ― ハワイ


ハワイ島のキラウエア山(地図)で群発地震やマグマの上昇、火口壁の崩落が観測されました:

キラウエア山は 1983年以来 28年間にわたってほとんど途切れることなく溶岩の流出を続けている火山ですので、何を今さらという気もしますが、活動レベルが上昇する兆しなのでしょうか。

群発地震は先週あたりからキラウエア山東部の地溝帯で起きています。マグマの上昇は、山頂のハレマウマウ・クレーター(写真)に開いたピット(縦坑あるいは噴気孔)の内部で観測されました。以下はそれを撮影した GIF動画です:

キラウエア山にはもう一つ プウ・オオ・クレーターと呼ばれる火口がありますが、こちらも活発です。以下の動画は同クレーター内部を写したものですが、一見の価値ありです。まるでアメーバか粘菌が這い回っているように溶岩が移動しています:

以下は米国地質調査所(USGS)傘下のハワイ火山観測所(HVO)が出している最新の状況報告書です。2月 17日付の記述によると、16日に山頂部の大きな収縮が傾斜計で観測されたが、GPS 観測網では 昨年 11月初めに始まったハレマウマウ・クレーター周辺の膨張が継続していることが捉えられている、とのことです:

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