ラベル 気象 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 気象 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年9月11日木曜日

「9度ハロ」出現 — 高知県高知市

 
9月11日午前、高知県高知市(地図)の上空に、通常の日暈(22°ハロ)に加えて珍しい「9°ハロ」が出現しました。
 
「通常のハロは六角柱型の氷晶によって出現し、視野半径角22度のところに見えるのに対し、9度ハロはピラミッド型氷晶によって出現し、視野半径角9度のところに見えます」:
 

2025年9月6日土曜日

幻日出現 — 青森県八戸市


9月5日夕方、青森県八戸市(地図)で幻日が目撃・撮影されました。太陽の横(片側または両側)に明るく輝く光が見える現象です:
 
【9月7日追記: 八戸市周辺では 9月6日午前に有感地震が 3回発生しました(以下、マグニチュード、震源の深さ、震央座標は速報値):
  • 02時51分 青森県東方沖 M3.3 深さ 20km 最大震度 1(震央地図
  • 11時56分 青森県三八上北地方 M2.0 ごく浅い 最大震度 1(震央地図
  • 12時48分 青森県東方沖 M4.0 深さ 60km 最大震度 2 (震央地図
  】 
 

2025年8月29日金曜日

黒潮大蛇行が終息

 
5月9日付「黒潮大蛇行が終息する兆し」の続報です。
 
8月29日、気象庁と海上保安庁は「黒潮大蛇行」が 2025年4月に終息したと発表しました。気象庁は 4月中旬、大蛇行が解消していることを確認したが、その後、復活する可能性も考慮して観測を続けていた、とのことです。2017年8月から続いた大蛇行の継続期間は、1965年以降では過去最長で 7年9か月でした:
 

2025年8月28日木曜日

急速に衰える尾流雲

 
8月24日午前、沖永良部島(地図)東側海域を航行中の貨物船から撮影された尾流雲の変化です。2枚の写真(写真1写真2)の撮影間隔は 4分間とのことです:
 
 
 
関連記事

2025年8月27日水曜日

空が黄色く染まる — 岩手県一関市

 
8月26日夕方、岩手県一関市(地図)で、降雨後の 18時ごろから日没まで、空が黄色く染まる現象が目撃・撮影されました。
 
「時期が異なることや直前に雨が降っていることから黄砂の影響は考えにくいが、原因は分からない」(盛岡地方気象台):
 

2025年8月26日火曜日

虹色の「頭巾雲」出現 — 岐阜県、大分県

 
8月25日、岐阜県の広い範囲で虹色の頭巾雲が目撃・撮影されました。
 
「『頭巾雲』とは『ベール雲』とも呼ばれ、入道雲の上部にかかるベールのような薄い雲を指します」:
 
同日、大分県津久見市でも入道雲の上部に虹色の雲が目撃・撮影されました。こちらも頭巾雲だと思われます:
 
関連記事

2025年7月23日水曜日

2025年7月12日土曜日

虹色の棒のような雲 — 岡山県

 
7月10日夕方、岡山県南東部の上空に「虹色の棒のような雲」が現れました。10分ほど見えていたとのことです。
 
「『ひこうき雲』で起きた『環水平アーク』ということで、とても珍しいもの」(気象予報士):
 

2025年7月6日日曜日

球電現象か? 謎の発光現象 — カナダ・アルバータ州

 
現地時間7月2日19時ごろ、カナダ・アルバータ州(地図)で撮影された球状の発光体です。撮影者から 1km弱離れた場所で落雷の直後に発生、直径は1〜2mで地面から約7m上空を漂い、1分間ほど見えていた、とのことです。撮影者は球電だと確信していますが、動画を見た専門家は、発生場所の近くに送電線があることから "persistent slow-moving arcing power line"(持続的にゆっくりと移動するアークを発する送電線)と呼ばれる現象の可能性があるとしています:
 
関連記事

2025年7月4日金曜日

煙霧を観測 — 熊本県、愛媛県

 
7月2日、熊本県と愛媛県で煙霧が観測されました。愛媛県では3日も煙霧の状態が続いたようです。 
 
「春がすみはよく見られるが、夏は珍しい」(熊本地方気象台)、「桜島や新燃岳などの火山ガスが、強い紫外線で変質して停滞している可能性も考えられる」(県環境保全課)、「煙霧は夏の暑い時に発生しやすい現象です」(南海放送):

2025年6月26日木曜日

路面膨張

 
6月22日(日曜日)にミズーリ州を襲った熱波によって道路の舗装が膨張・座屈し、ちょうど通りかかった車が跳ね飛ぶ瞬間を捉えた動画: 

Video captured the moment a road buckled and sent a car flying as a heatwave impacted Missouri on Sunday.

[image or embed]

— AccuWeather (@accuweather.com) 2025年6月23日 22:02
 

2025年6月18日水曜日

UFO のような雲

 
6月15日朝、宮崎県宮崎市で UFO のような雲(吊るし雲)が複数、列をなしているのが目撃・撮影されました。
 
「単体だと年に1回ぐらい宮崎市内でも見えることがあります」「『吊るし雲』が綺麗に並ぶのはなかなかに珍しいこと」(気象予報士):
 
関連記事

2025年6月11日水曜日

「梅雨入り」と「入梅」

 
6月11日00時24分、入梅となりました。これは、暦の上での話で、太陽の黄経が 80°になる瞬間と定義されています。
 
一般には「梅雨入り」と「入梅」は同義語として扱われていますが、NHKでは使い分けているそうです:

2025年5月14日水曜日

オーロラのような夕焼け、真っ赤な虹 — 沖縄県浦添市、沖縄市、中城村

 
5月12日、沖縄県浦添市(地図)で赤いオーロラのような夕焼けが目撃・撮影されました。また、同県沖縄市(地図)や中城村(地図)では赤い虹が見られました。複数の気象条件が重なったことで、このような光景が見られたということです:
 

2025年5月9日金曜日

黒潮大蛇行が終息する兆し

 
7年9ヶ月続いた黒潮大蛇行が終息する兆し、と気象庁が発表しました。
 
「2017年8月から続いていた紀伊半島から東海沖の黒潮大蛇行は、5月8日現在みられなくなり、この状態が持続して大蛇行が終息する兆しがあります」: 
 

2025年4月29日火曜日

谷が虹色に染まる

 
中国で撮影されたもののようです:
 
 
 
太陽の高度が高いほど虹は低い位置に現れますが、太陽が高過ぎると見えなくなります:
 
過去の類似事例です:

2025年3月20日木曜日

ヒマラヤ上空のレッド・スプライト

 
2022年5月19日の夜、中国の天体写真家がヒマラヤ山脈上空に現れた 100個を超えるレッド・スプライトの壮大な光景を撮影しました。撮影場所はチベット高原南部のプモヨンクオ湖(地図)付近:
 
関連記事

2025年3月16日日曜日

ブライトバンド

 
「円が小さくなると0℃の高さが低くなってきていると読めます」— たぶんレーダーの電波が斜め上方に向かって発射されているから。
 

関東のレーダー観測に「ブライトバンド」が現れています。 これはレーダー設置場所を中心に円状にエコーが強まるもので、気温が0℃の高さ(融解層)で融けはじめた雪が電波を強く返すことが原因です。円状に雨が強いわけではありません。 円が小さくなると0℃の高さが低くなってきていると読めます。

[image or embed]

— 荒木健太郎 (@arakencloud.bsky.social) 2025年3月16日 9:58
 
 

2025年3月8日土曜日

落雷の瞬間

 
特に、川か水路のようなところに落ちた結果がすごいです:
 
 
 

2025年2月27日木曜日

宇宙から見た超高層雷放電 Gigantic Jet

 
国際宇宙ステーションから撮影された超高層雷放電(巨大ジェット、Gigantic Jet)。2024年11月19日、メキシコ湾上空。普通の雷は、雷雲間や雷雲と地表の間の放電現象ですが、Gigantic Jet は雷雲から宇宙空間に向かう放電です。この現象は 2001年から 2002年にかけて台湾とプエルトリコの近くで発見されましたが、それ以来、撮影された写真は数十枚しかないそうです:
 
関連記事