木村政昭・琉球大学名誉教授の説によると、大地震の前には震源に近い火山が噴火し、その後、震源から遠い火山の噴火があり、最終的に地震発生に至るということです。『北海道新聞』(2007年2月10日 夕刊)の記事の左上に説明のための模式図があります。記事から引用すると ——
長期間地震が起きていない「空白域」の断層に圧力がかかると、歪みが蓄えられる。歪みは徐々に拡大し、まず近くの火山の噴火を引き起こす。さらに歪みが拡大し、やや離れた火山が噴火したあと、断層の歪みが限界を超えて大地震が起きる。従って、空白域周辺の火山活動を調べれば地震を予測できる—とする。特に数百キロ離れた火山の噴火が重要という。
以下は最近の雌阿寒岳と十勝岳の噴火があった日です。海溝に近い雌阿寒岳が噴火し、それが収まってから十勝岳の噴火が始まっています。十勝岳の活発な状態は現在も続いています:
- 雌阿寒岳 2025年9月15日、10月25日、2026年3月15日
- 十勝岳 2026年7月22日、8月5日、8月6日
関連記事
- 十勝岳の噴火警戒レベル引き上げ (26年9月12日)