2009年6月5日金曜日

アースクエイク・フィッシュを捕獲 ― 台湾

5月 31日から 6月 1日にかけての深夜、台湾・台東市の沖合でアースクエイク・フィッシュ(地震魚)が捕獲されたそうです:
捕獲されたアースクエイク・フィッシュとは、日本ではリュウグウノツカイと呼ばれる魚です。海面近くを泳いでいる(漂っている)ところを漁船に引き上げられ、全長 5m、重さ 100kg 超。台湾でも日本と同じく、この魚が現れると地震があるとの言い伝えがあり、地元の人たちが心配しているとのことです。捕獲された場所は、たびたび大きな地震が起きている海域で、昨年 10月にも今回よりやや小型のリュウグウノツカイが水揚げされているそうです。

記事では、リュウグウノツカイの英語名「キング・オブ・へリング」(ニシンの王)という言葉が使われていますが、“oarfish”(oar は櫂やオールの意)とも呼ばれます。ちなみに、リュウグウノツカイと同じく地震と関連づけられる魚に、サケガシラやテンガイハタがあります。前者は英語では「キング・オブ・サーモン」(鮭の王)と呼ばれます。見分け方などについては、以下のページを参照してください: