5月21日付「神社と断層」の補足です。
以下の論文の 5ページ目に「国内の旧官幣大社と付近の断層一覧」という表があります。境内直近に断層があるか、断層まで 1km 未満である神社は白地で示されています。興味深いのは、それらの神社が近畿地方と長野県に限られていることです:
- 断層沿いに立地する神社とその周辺環境に関する研究 (PDF形式)
< 神社に安全な土地のイメージを求めていた事例のみならず、「軟弱地盤」上に立つ神社のように、人間にとって注意すべき土地のイメージを喚起した神社もあったと考えられるのである。>
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