9月16日朝、アポロ型小惑星〝2017 RJ2〟が地球に接近・通過しました。
この小惑星は9月12日に発見されたもので、直径は 9~19m と推定されています。直径の小さい小惑星ほど発見が遅れ、地球接近(最悪の場合は衝突)の直前、あるいは接近・通過後になる傾向があります。
小惑星 | 推定直径 (m) |
接近日時 (日本時間) |
接近距離 (LD) |
---|---|---|---|
2017 RJ2 | 9~19 | (地球)9月16日 07:29 (月)9月16日 13:05 |
1.43 2.01 |
(1LD=地球から月までの平均距離)
この小惑星が最接近した時の地球との相対速度は秒速15.9km(時速約5万7000km)と計算されています。
このブログでは、原則として地球から2LD以内に近づく小惑星を記事にしています。2LDよりも離れたところを通過する小惑星まで含めると、毎日数個は地球に接近しています。直径が1kmを上まわる大きな小惑星は、概ね30LDよりも遠いところを通りすぎて行きます。白亜紀末に恐竜を絶滅に追いやったとされる小惑星(あるいは彗星)の直径は少なくとも10kmはあったと推定されています。
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