八ヶ岳南麓天文台の串田氏が 9月19日16:30 付けで更新情報を出しています ―― 前兆継続中、地震発生は11月初旬?:
- 「長期前兆No.1778」 続報 No.230 (PDF形式)
以下は今回の更新情報のまとめです ――
推定時期 | 前兆が完全に終息するまで確定できない。 現段階では 11月3日± の可能性が示唆される。 |
推定時刻 | 午前9時±1時間 または 午後6時±3時間 |
推定震央領域 | 岐阜県、愛知県、長野県西部、静岡県西部、福井県、滋賀県、富山県西部、石川県南部、京都府北部など 更新情報の地図参照 (点線: 大枠推定領域、太線: 可能性が考えやすい領域) ある程度、火山に近い領域の可能性がある。 |
推定規模 | M7.8 ± 0.5 |
推定地震種 | 震源の深さ30km以浅の陸域地殻内地震 |
▼ 現状
- これまで継続していた前兆が引き続き継続出現している。
▼ 考察
- 2008年7月初旬から9年2ヵ月以上にわたって前兆が継続。これまで最長の前兆継続期間は3年3ヵ月。
- 現在は第24ステージと認識。
- 前回の更新情報では「9月21日±2日(9月16日± に前兆が終息することが条件)」としていたが、現時点でも前兆が継続出現しているため、少なくとも 9月22日± の可能性はなくなった → これまでの前兆関係(初現~極大、極大~終息、など)の認識に誤りがあった。
- あらためて前兆関係を見直した結果、11月3日± の可能性が示唆される。
- 9月29日± の可能性も若干あるが、8月10日極大に対する前兆終息が認められないため、11月3日± の方が考えやすい。
- 9月末近くに前兆が終息した場合には今月末(9月29日±)地震発生の可能性が出てくる。10月上旬以降まで前兆が継続した場合には、10月以降に地震発生となる可能性が高くなる。
串田氏の地震予測手法については、同氏の著書(『地震予報』、PHP新書 833)か以下の資料をご覧ください:
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