「天宮1号が落ちてくる (続報-2)」の続報です。
制御不能となっている中国初の宇宙ステーション(軌道上実験モジュール、宇宙実験室)「天宮1号」(重さ約8.5トン)の軌道高度が、予想よりも早く 320kmを割り込みました。8月半ばごろから高度の低下率が大きくなり、ここ数日はさら大きくなっています。太陽風の影響があるのかも知れません:
天宮1号の現在の位置は以下で見ることができます:
国際宇宙ステーション(ISS)の軌道高度は 405km前後です。必要に応じてロケットを噴射して高度を維持しています。
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