12月22日早朝、韓国西部の益山市(地図)でM3.9の地震が発生しました。「今年韓国国内で発生した地震の中では最大規模で、韓国で1978年に地震の観測が始まって以来、韓半島(朝鮮半島)の内陸で発生した地震では13番目の規模」とのことです。「窓が10秒ほど強く揺れ、ドンドンという音が聞こえ、大きな爆発事故が発生したのかと思った」(益山市の住民):
韓国気象庁は当初M3.5としていましたが、その後、M3.9に変更したと報道されています。以下は同庁のウェブサイトに掲載されている地震情報ですが、震央地図は現時点でもM3.5になっています:
余震が3回起きており、少なくともそのうちの1回は有感だったようです:
韓国気象庁が「韓国での地震は特定の地域に集中せず全域でまんべんなく発生し、規模も大きくないため、相対的に安全だ」と説明しているのに対して、韓国地質資源研究院の室長は「研究者たちの間では、韓半島でも最大でマグニチュード6.5規模の地震が発生する可能性も十分にあるとされている」、「ここ数十年の記録だけを根拠に、韓半島を地震の安全地帯と考えるのは非常に危険だ」と指摘しています。
韓国気象庁、そんなこと言って大丈夫なんでしょうか。被害地震が発生したら「謝罪と賠償」を求める訴訟の嵐が吹き荒れるんじゃないでしょうか。
M3.9の地震は九州北部などでも観測されています。以下は防災科学技術研究所の高感度地震観測網が佐賀県の鎮西観測点で記録した波形です:
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