2015年12月30日水曜日

大地震が生物進化を促進


海に棲む threespine stickleback というトゲウオの仲間の魚が、1964年に発生したアラスカ地震(Mw9.2)で急激に隆起した陸地にできた複数の淡水の池に取り残された後、わずか数十年で遺伝子レベルではもちろんのこと、その外観上の形質(目、体形、色、骨のサイズなど)まで大きく変貌していたことが明らかになりました:

同じ研究者による2010年の論文では、氷河の後退が生じていた1万3000年前にも  stickleback の仲間が淡水環境に適応するために遺伝子レベルの進化を遂げていたことが明らかにされています。


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